ドンナ・マサヨの悪魔
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ドンナ・マサヨの悪魔の感想・レビュー(49)
12/18:kitama
11/13:pittama
11/06:うたまる
二人きりで暮らしていた結婚30年のマサヨ夫婦の家に、ミラノに留学していた娘香奈が妊娠して帰国しイタリア人の婿パオロと一緒に同居することになる。「ばあさん」娘の腹の中から不気味な声がマサヨに話しかけてきて…
07/30:小音
自分のお腹の中の子なら、多分聞くことができなかった。母の母、偉大なるグランドマザーなればこそでしょう。生命を繋いできた「女」だからこその特権、能力。自分の娘に子ができた女は皆経験したことかもしれない・・・。私にもそんな日がいつか来るかも?楽しみです。
留学中の娘が妊娠した。相手は同じ学生のイタリア人。そして若い二人を家に迎えた母と、娘のお腹にいる謎の存在との交流が始まる……言ってしまえば出産までの他愛ない出来事なのだが、日本とイタリアの国民性の違いが、娘のお腹にいる生命体と対話する母親という構図に彩をそえている。見方によっては、娘の突然の妊娠に動揺した母親がそれを受け入れるまでの妄想ととらえることもできるが、どちらにしても出産は生と死の境にあり、人類は長い時間をかけて何度もそれをくぐり抜けてきたのだと感慨に浸ることができた。
09/18:紺
08/20:TATA
娘のお腹に宿った赤ん坊が突然話しかけてくるという奇妙なお話にもかかわらず、一度読み始めたら不思議と止められませんでした。女性への賛辞を惜しまないイタリア人の娘婿に対して、一昔前の典型的な日本人タイプの父親。その対比が面白かった。★★★★
03/08:みみず
村田喜代子さんの小説は、小説を読む楽しさを思い出させてくれるから好きです。娘のお腹に宿る胎児は悪魔?なんだか自分の妊娠出産時の喜びと不安が混じった不安定な気持ちを思い出しました。将来わが娘が妊娠したとき、私にもその「声」が聴こえるかな?
02/24:kenariASK
01/20:越佐
10/23:ポーカーフェイス
10/15:Ma♪
めっちゃ面白かった。『鍋の中』の村田喜代子さんとは、全然違う。胎児は、人類史をなぞって生まれてくるのかしらん?一番自殺の少ないイタリアでは、子どもも女性も褒められているというのが、なんとなく納得して、いい国だなあと思った。
09/30:しまえり
09/19:aizi
09/12:もにゃもにゃ
09/06:野球馬鹿の母
09/05:Ruto
08/29:koubeni
08/09:mikana
ユニークな妊娠小説だった。経験者としての祖母マサヨの、諦念と現実主義と。若い夫婦は何も持っていないのに、とても幸せそうで、なにか皮肉でもあった。家族関係が世代ごとに変化していった今、色々考えさせられる小説。
07/15:くりこ
07/11:yurayura
ドンナ(イタリア語の祖母)マサヨの娘、香奈が妊娠。腹の何者かが「老女よ」と語りかけてくる…。生まれ出ずるモノは天使なのか悪魔なのか。タイトルがドンナマサヨ“と”、でなく“の”である。女の価値は産むことか。悪魔とは役目を終えて冷えた子宮を持つ、老いたる女の心に巣くう何かか。妊娠は妊娠した本人以外にも、様々な思いををもたらすものだなぁ。読んでる私にすら。散りゆく身にはきっつい話;
産む母親目線でなく祖母目線による妊娠小説を読んだのは初めてかもしれない。最初は娘の妊娠を手放しで喜んでいなかったのに。そんなマサヨににやりしつつ、マサヨが持つ不思議な能力で進化の過程をなぞるように成長していく胎児こと悪魔と、生と死と、会話を通じて学んでいき、いつの間にか祖母としてすべてを受け入れようと変化していくさまが興味深かった。真摯なテーマを抱えた物語なのに、全体がユーモアのオブラートに包まれているところも好印象!私は大好き。
これもまた一つの妊娠小説。宗教とか芸術とかの歴史には、胎児が進化の過程を辿り成長していくかのような長く果てしない旅があったわけですな。マサヨと婿、あるいはアクマとのやり取りが面白かった。
06/22:猫のゆり
ドンナ・マサヨの悪魔の
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感想・レビュー:22件














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