金魚生活

金魚生活
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金魚生活の感想・レビュー(111)

たしかに、ドンベイは気がきいた風刺ですね(嘘)。魚介類の好きな家系ということで。それにしても著者はガサツでアナーキーな中国の庶民を描くのが好き、として、日本に関して批判したいことがない筈は無し。取り敢えず、日本で中国女性が受ける目に余る蔑視や虐待をもっと集中して書かないと。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/27

話の本編よりも、中国人の経営者ってこんなに横暴なの?という点が気にかかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/09

楊逸の日本語は大分達者になったけど、まるで翻訳本を読むようだった独特の癖は消えて行くのかなぁ。

krm
中国人とはいえ、日本で長く生活している若い夫婦が、娘に「ドンベイ」って名前付けるかなあ…?なんて、どうでもいいことを思ってしまった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/16

芥川賞作家"ヤンイー"の作品。文字が大きく2時間もあれば読了できます。しかし、私の知力が低いせいか内容が理解できなかったようです。作者は在日中国人でもう20年以上日本で暮らしている。外国人から観た日本も面白いかもしれませんよ。

図書館で偶然見つけた本。中国かあ、と思いつつ読んだ。娘が王玲のことを思っているのかいないのか、、中国の人からみると日本や日本人はこんな感じなのか。一度自分のいる所を出て外から見ると、やっぱりこっちだな、と思える。最後は自分のいるべき場所に帰れたようでよかった。

日本に嫁いだ娘の出産を機に、来日した中国人女性の話。物語の最後になって、住み慣れた土地で、彼女の帰国を待ち侘びている同棲相手と、いまいち調子の悪い金魚への想いが、重なるようにして一気に溢れ出してゆく描写に胸が熱くなった。李白の詩に込められた郷愁の念に、ここまで心を動かされるのは、彼女が根本から中国人だからだろうなぁ。そう思うと、水槽の中でしか生きられない金魚のような暮らし方も、そう不幸では無いのかもしれない。総じて、短い文章の中に、はっと目を見張るような煌めきをガラス越しに見ることのできるような作品だった
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/21

あまりにも理解できない行動や思考人と、親しくなるのは難しい。 本書の玉玲は夫に先立たれ、レストランで働く。娘は結婚して、日本で働く妊婦。娘に内緒で冴えない(と玉玲が思っている)男と同棲しているが、娘の出産前後の手伝いのため、来日する。 玉玲は自分を美人と知っているが、磨きをかけるでもなく、それを武器にするでもない。なにがしたいのだか、私にはどうにもわからない鼻持ちならない女だ。絶対仲良くなれないと思う。 だが、小説となると次の行動がどうなるかまったく予想がつかず、興味深い。 結末は驚くようなも
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/01

日中関係の難しい時に読むと、また違った思いがあります。日本で働く娘の出産に立ち会うため、初めて日本に来た王玲から見た世界が、忙しなく楽しみもない殺伐とした生活に描かれています。一番美しいと思っていた金魚はもっときれいな熱帯魚の存在で色褪せるが、それは弱々しく心の交流のない裕福な日本の生活のようだ。金魚は王玲の故郷のようにいつも心の拠り所のような存在。なんかざわざわする読後感が残る物語。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/15

日本へショッピングにやってきて大金をばらまいていく中国人がいれば、日本が何処にある国なのかさえ知らない中国人もいる。中国人作家が日本語で書いた文章によって、テレビや新聞の報道では知ることのないリアリティある現代中国人の感覚に触れることが出来た。しかし日本在留目当てに寝たきりの日本人男性と結婚しようとしておきながら、先手を打たれると逆ギレとは。恐ろしい。

ところどころに、中国語そのままの単語が交ざる文章には、不思議なリズムがあって、これが妙に心地いい。孫の世話をするために、日本でお見合いしようかという発想が、玉玲のどこかのんびりした人にかかると、計算という感じが薄らいで、楽しそうに見えてきた。金魚色、いい色の名前だ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/02

働いているレストランで金魚の世話を任されている玉玲は亡夫の友人周彬と同棲しているが、日本で暮らす娘から日本人と再婚して自分の近くに住むように勧められる
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/01

日本語文学として新鮮味があるが、中国語文学にはもっと優れた小説は山ほどある。金魚生活は在日中国人の生活というより、50代の中国人の生活のではないかなと思ってる。きれいに見られているけど、気持ちは誰にも届けていない。どう言い出せばいいのか、これでもわからない一世代の人。翻弄された一世代の人の屈折の人生。

「時が滲む朝」に続いて読みました。さらに 文章がこなれて読みやすくなっていました。中国で暮らす中国人としての当たり前の感覚と 日本での戸惑い、日本で暮らす中国人の感覚、雰囲気がよくわかり 面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/24

中国の田舎でそこだけ鮮やかな色を放つ金魚。金魚色のコートを着て日本でのお見合いに振り回される中年の主人公。華やかそうでお金のかかる日本での生活。水槽の外から見る金魚はきれいだけど、中の水はたぶんドロドロして淀んでいるよ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/16

まず目を惹いたのが真っ赤で艶やかな金魚の表紙。蜷川実花さんの作品。とても艶やかで美しく、もちろん目を惹く。そう、中国の女性ってこういう艶やかな色(派手な!?)が好きだよなー。と、中国で生活していた頃を思い出した。主人公は中国の片田舎に住む玉玲。レストランで金魚の世話をして暮す玉玲だったが、娘の妊娠を機に娘の暮す日本へ行くことに。金魚のような生活からは解放されたが・・。日中の文化差、中国人から見た日本は過去の経験からかすんなり理解。また、金魚が表す主人公の心理が見事。特に最終章漢詩を使った会話は文句なし。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/23

☆5 自分の心の内が計り知れず、迷い戸惑う様をさらっとした文章で表現しているのが素晴らしい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/10

中国という文化を垣間見ながら、著者の文章力で読める。贅沢だ。価値観の違いを感じながら王玲に共感をしてしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/25

無表情な、つまり自分と関わらないあでやかな熱帯魚たち(日本人社会?)を羨んで眺める地味な金魚(日本で生きる中国人?)という対比。やっと「チューゴク、キンギョ、キンギョウ、イマス」と自分の居場所に気づいた玉玲。あの嫌がらせの店長も含めて、金魚生活に戻るのだろう。でもね、玉玲。私も、日本人社会の金魚だよ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/08

こういう現代の普通に近い中国人の様子を、翻訳ものでなく読めるのは、いいことだなあって思います。でもどうも芥川賞作家さんなので、結末がぼんやり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/07

装丁が素敵で、本棚に並べたくなる。元気一杯だった「ワンちゃん」に比べると、悩み多い主人公だけど、中国の人でも日本人とあまり感覚は違わないのかなと親近感を覚えた。私なら絶対に「金魚色のコート」は選ばないけどね。やはりその辺は違うのね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/18

Kyo
息苦しい。金魚生活とはなんと上手く言い表したものだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/12

ちょっぴり孤独で受け身な主人公が、自分の意思を見つける物語なんだと思う。よりよい生活をしたかっただけなのに、それを追っていたらいつの間にか優先すべきものがわからなくなってしまったんじゃないかな。故郷や恋人や仕事への愛着を理由にしない主人公に違和感を感じていたけど、いつも自分の意思以外のところにあるよりよい選択だけを続けていたらこんな風になってしまうものかもしれない。いい読書だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/18

言葉が通じないということは黙っているわけではなくて、でも相手に届かないというもどかしさは、ちょっと綺麗事になっていたような気もしたけれど……。勝手にもっとグログロ(それこそ、なんか騙し騙されの思惑が飛び交いそうな)しているのかも…?と思っていたので、あっさりと終わってしまって淋しい。金魚色って良いね。その色のハーフコートを、孫が生まれた玉玲が着ているというのも、洒落ている。日本に滞在中の外国人という、寄る辺の無さがまた、大きな水槽にゆらゆらと尾ひれを揺らしながら泳いでいる金魚にも重なる。絵的だな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/04

著者が中国人だという事を意識して読んだためか、なにがどうと、具体的な指摘は出来ないのですが、文章に違和感を感じつつ読了。ちょっとビックリしたのが産休1ヶ月って・・・今時そんな人がいるんでしょうか?育児休暇を3年丸々取得できる、公務員のような職場環境はまだ少ないかもしれないけれど・・・。そんなだから、おばあちゃん悩ませちゃうんだよ!食いつく所が違うか(^^ゞ
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/20

中国の人からみた日本人像が読めて、興味深かったです。金魚を縁起物として大事にし、狭い中で孤独を感じていないかと心配したりするところが好きです。余韻が残るような、あとでまた少し読み返したくなるような・・・。蜷川実花さんの金魚の表紙の写真がきれいで、印象に残る作品です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/12

中国文学といえば古典であったり、作者がパール・バックのように中国の中の外国人だったりして、ごく普通の中国人の視線による小説、というのは初めて読んだので新鮮だった。日本に来てからの話が生き生きとして面白い。金魚色のコートは、同じアジア人なのにどこかが違う中国と日本を鮮やかに印象付ける。ただ、日本語がちょいちょい変で、そこが魅力でもあり、引っかかるところでもある。(いや、これだけ他国の言葉で表現できたら素晴らしいが)でもこれ以上日本語が上手になったら、この独特で不思議な感じが損なわれるのかも。難しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/10

この人は一作度に上手くなっているなぁ〜と感じます。ちょっとイヤみな森田さんにも沢山のドラマが隠されているんだろうなと思わせるあたりも秀逸です。蜷川実花さんの装丁もイイ感じです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/18

外国の人が聞くと、日本語は「ネー」が耳につく言語なんだろうな。

中国の人か感じる日本ってこんななのかな・・・と思いながら。大宝がんばれって願いつつ、最後の終わり方が良かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/04

言葉の通じないことがそれ以上に「言えない」諸々の切なさをとても鮮やかに感じさせる。最後は胸がいっぱいになった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/02

さらっと読めてしまった。中国人が感じる日本人を垣間見れた気がする。

金魚鉢の中で泳ぐ金魚の生きる道は、うまくいっているようにみえるのだが。

作者の母国の国民性が作中に見え、平凡にも思えた所もありましたが作者の実体験が書かれているのかリアルに思われ、ヒロインの揺れ動く心情も伝わってきて面白くて一気読みしました。中国人らしい終わり方で良い。期待していた以上。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/11

日本に住む娘夫婦のもとに、娘の出産のため、世話をしにやってきた、中国人の女性。中国人の視点から見る、日本人や中国人の文化や価値観の違いが、読んでいて興味深いとともに、 彼女の人生の中で抱える、戸惑いや迷いを、丁寧に描いていて面白い本だった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/10

心の安らぎ

面白かった!中国と日本それぞれで生活する主人公の関わる人たちが良い人たちで・・・。ラストがよかった♪金魚は、中国では縁起のよい生き物なんですね~。

金魚がゆらゆら泳いでいる様子が目に浮かびました。人生も感じさせてくれ、よかったです。中国人が主人公のせいかもしれませんが、翻訳ものを読んでるような印象も受けました。

3/5

ああ、いい小説だった。

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金魚生活の 評価:85 感想・レビュー:47
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