神様のいない日本シリーズ

神様のいない日本シリーズ
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神様のいない日本シリーズの感想・レビュー(77)

今まで読んできた田中氏の作品の中では、一番好きじゃないです。他の作品が好きなのかと言われると、はっきり「好きだ」と答えられはしないが・・・ どこに食いついて読んだらいいのか私なりのかぶりつきポイントがなかった。単なる、好みの問題ですね。あと、子供に麻疹の予防注射は打ったげて欲しい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/15

おっさんの独りよがりの独り語り。凹んでいる小四の息子にあんな話をしても伝わらんと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/14

扉に向かって話し続ける父。表紙に描かれた父親は立っているけど、私の頭の中には扉に寄りかかって座り、ボソボソと話す父親の姿が終始浮かんでいました。息子に話してるんだか、自分に話してるんだかわからない感じもするけど、普段話さない父子ってこんなものかもしれないな。父が一方的に話し、息子は聞いてるんだかいないんだか…でも話を遮らないのは聞いているという事なのでしょう。豚殺しだとか、野球への強い執着だとかからちょっと尋常じゃない印象を受けますが、時々テレや自戒も込めながら語るところも、よくいる日本のお父さんって感じ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/10

ある事が原因で部屋に引きこもってしまった小学生の息子へ、その部屋の扉越しに語りかける父親のモノローグ。野球を諦めた祖父、その意志を拒んだ息子、そして自らバットを持った孫。不思議と引き込まれる物語でした。父の話が終わって息子がどう思ったのか、いろいろと考えをめぐらせてしまう。思い入れがあったとしても、男の子にカオリってのはどうかなぁw
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/09

没頭。青春。血。屈託。恋。幸運。家。忖度。独白。成長。邂逅。芯の無い状態。待つという経過。演劇。ヒーローのいない試合。祭。時代空気の共有。。。。主人公は、結局最後まで「待って」いる。扉の前で息子が出てくるのを。きらきらした青春というフェーズが文化祭と日本シリーズでまとまるのを。成長により父親を超克してしまうことを。辞めたり殺したり別れたりする人間が強烈な父親の残したバットを、メロスが戻るように、川へ流すという些細な行為で納得して。それで人生が幸福に転がってきたから。意味を持たせることができたから。傑作。

02/06:tbtmtk
01/31:amy
01/30:神島竜
01/29:梟木
【読了】ただただひたすら扉の向こうの部屋に籠っている息子へ話しかける「父さん」。図書準備室に似た手法かなとも思ったけど、本作は読んだ中で最も理解しやすかった。タイトルの日本シリーズは、あの1986年のそれ。作中の「父さん」が中3の時というからこの「父さん」と同世代か…

部屋に籠った息子へ語りかける父親。自分を捨てて居なくなった父親への思い、西武ー広島の奇跡の日本シリーズの再現を重ね合わせる願い、そして好きな人と過ごした演劇「ゴドーは帰ってくる」。それらが父親の息子への伝えたい思いを上手く読者に伝えている。芥川賞受賞時のインタビューが気になり読んだが、もう一冊読みたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

01/27:GBR
全編父親から息子へのモノローグ。父親・自分・息子に野球と母系が絡まるちょっとした年代記のような話。「あの田中さん」が中三男子の物語を描くとは意外だった。終盤が良し。1986年日本シリーズ、西武が広島に三連敗の後の逆転劇、家を出た父親の消息、文化祭に向けた三人劇「ゴドーを待ちながら」の三つ巴に、いやでもラストに向けて気持ちが高まる。が、扉越しに息子に話しかけているという状況が恐ろしくナルシストな気もするし、「直接語りかけない」のは自分に流れる母の血の投影か?とも思う。おまけ:「ゴドー〜」は読んでおいて正解。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/26

連想ゲームのようなお話。野球・親子・夫婦・『ゴドーを待ちながら』を色々なネタで連想させてつなげていく。作者の企みに乗っかるのもよし、己の連想で遊ぶのもまたよし。一人芝居を観劇している気分になった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/25

芥川賞受賞ご、同作者がきになっって読んでみました。 父親が息子に語りかけるんですが、一切息子の発言がないのがこの作品の異様さだと思います。某アマのレビューにあるとおり、不気味さ、不自然さが魚の小骨のように引っかかり続ける、不思議な作品でした。 もう一作、何か読んでみようかな。

作家もろくに知らず、野球ものと思って手に取って失敗。 結局なに? 息子への独白はフリか? 話の本質がちょっと見えにくいか。それぞれの解釈ができるような筋ではあるが、たぶん自分には読み取れなかったかな。

08/13:Hajime Sugimura
結局誰も出てこない小説。ゴドーはゴッド、ゴッドは神様。神様のいない日本シリーズは、ゴドーを待ちながらにシームレスに接続している。語りのスキルは抜群、小説的構成は著者の『図書準備室』の方が成功している気もするが。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/21

広島対西武の日本シリーズと『ゴドーを待ちながら』の組み合わせに興味を持った。時折言い訳の混じる、気持ち悪いんだか情けないんだかわからない語り口が印象的。ゴドーを待つ二人の男、あと一勝を待つ広島カープ、失踪した父を待つ少年時代の語り手。この三者が中々見事に重ね合わせられている。待っている相手は来ない、でも奇跡はあるかもしれない、って感じか。息子は本当に存在するのか、この男の語りをまともに聞いてもいいのか、という疑いも僅かに残った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/20

06/27:31monks
ドア越しに語る…心を開いて打ち明けようとしているようでいてやはり自分の中で自分と語り合っているような不思議に感じる作品。黙っている息子へ父親の長年抱えてきた思いを伝えてはいるが…。せめて、空き地で夕日でも眺めながら同じ景色を感じながら話してほしかった。息子香折(かおり)がイメージできない。親子って、隔てた空間で心を通わすことができるんだろうか?もしかしたら、いつも忙しくしていて家族を振り向かない父親がたまに父親らしくするパフォーマンスのように思えてしまったのは私がひねくれているのか?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/21

父子三代にわたる壮大な物語ですが、父親の独白が長すぎやしまいか?とか、よくよく考えるとなんだかキモチワルイ作品。でもそこが好き。

03/19:akakiaomidori
03/09:多聞
11/09:たつ
ずっと誰か(父)を待ち続け、今も誰か(息子)を待ち続ける。そういうモノローグ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/19

09/02:Aqurax
笑ったところを60頁より引用。「可愛い女の子にぶたれるほどの幸せは、そうそうあるもんじゃない!」
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/08

ふつうに読むといい話。1ミリでも疑えば妙な話。父がいじめを受けた息子にドア一枚隔てて語るというスタイルですが、これ、見方によれば前作と違って話し相手すらおらんのですね。またも戦後日本と俺、という主題はあるようで、今回の戦後史は〈野球〉。野球でつながる父子三代という話ですが、野球が日本の精神を代表していた時代は《祖父ー父ー息子》ラインでは二代目で終わってるのですから、個人と歴史を重ねる手法を使ってるとすると、歴史としての野球が終わった世代、つまり息子・香折の存在は怪しむに足るのでは?などと。あと母さん萌え。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/24

練られた作品だけれど、その練ったことは出せてもそこから逸脱はしていない感じ。

うーんと、ちょっと観念的過ぎたような。もうちょっと下世話な感じにシフトしてた方が好みかな。いやそれも行き過ぎるとやなんだけど。などと勝手なことを言ってすみません。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/24

oz
初読。祖父、父、孫の男子三代と野球を巡る物語で父が息子(孫)へ向けて独白し続ける異様な、しかし田中慎弥的な構成。豚殺しと呼ばれたやくざ者の祖父は西武逆転優勝の五八年に祖母と父を捨て出奔。中学時代の父は母と「ゴドーを待ちながら」の演劇を通じて知り合い、その年は折しも西武が二度目の逆転優勝を果たした八六年だった。決して現れぬゴドーは中学生の父の中で何時からか帰らぬ祖父にすり変わる。父の不在=神の不在、題がそのまま。芥川賞は逃したものの追いかけたいと思える実力を持つ作家。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

01/16:turekuke
ゴドーを待ちながら、が観たくなる本。「豚を殺した男」という響きに惹かれたから読み進めて、ここらへんのやり方はうまいと思うんだけど、度々入ってきてた野球実況?がラスト付近ぐわっと増えて野球フリークではない自分としてはうへぇ。野球実況は時代の空気を表すためなんだろなーと思いつつも、世代が違うため理解できなかった。野球をそれなりに見てきた人は楽しめる、はず。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(1) - 01/09
かい
でもなあ、野球が年表的役割を負うのなら、もうちょっと読みやすい書き方があったはずなんだ。
ナイス!ナイス! - 01/12 23:57


12/06:ユウ
12/04:みずえ
11/30:ゆきだるま
10/06:りっちー
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神様のいない日本シリーズの 評価:94 感想・レビュー:36
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