泥(こひ)ぞつもりて

泥(こひ)ぞつもりて
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泥ぞつもりての感想・レビュー(200)

主要登場人物たちは皆、誰もが羨むようなものを持っている。地位とか栄華とか美貌とか愛とか。でも本当に欲しい物を手に入れることができず、満たされずに足掻いている。とても贅沢。だけど腹が立たないのはなぜだろう。自分を幸せだと思っていないから?喧子が一貫して佳い女で、彼女の存在だけでも読んだ価値はあった。他は…特に時代考証等が微妙。清和とか陽成とか諡号だから、回想シーンでもないのに「●●天皇として即位」とか書かれると興が削がれて残念。女性名も音か訓かに統合して欲しかったな。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/06

陽成院の母藤原高子を主軸に置いた短編3つ。題材がユニークだと思う。ストーリーはまあまあ。奇をてらうところが無く落ち着いて読める。結構面白いはずだと思うのに登場人物たちの印象が薄い感じがしてあまり面白いとは思えなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/06

宮木さんの中では印象の薄い本です。

描写も綺麗で、読みやすい文章だったのにすごく時間がかかってしまった…。やはり相関図希望。藤原基経と高子をレギュラーに、陽成・清和・宇多時代を3編。なんかどの人も政に振り回されてて不憫。暄子さんがお気に入り。妄想織り混ぜつつ、結構調べて書かれてる気がしたので、細かいとこまで気にならなければ読めると思う。私の中ではマイナーな時代設定なので、調べつつ読むと面白い。善祐の正体は東風=春=皇太子で、○○の子とか?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/04

文章を読んでいるだけで楽しめる作家なので、その魅力は今作もあった。歴史にあまり詳しくないので、理解しながら読む楽しみが味わえて良かった。

【※長文※】お好みすぎて困ってしまう、「雅」で「艶」な物語。しかしながら、数頁読んだ時点で「これはマズイ、平安時代の時代背景を完全に忘れとる!これでは楽しめんぞ!?」と確信し、高校時代に使用した山川の日本史の教科書を急遽引っ張り出してきて、平安時代を一通りおさらいしてから改めて読み始める。すると、文章がようやくするりと頭の中に入ってきた。このお話を堪能するには、事前に平安時代に関するある程度の知識が必須かもしれぬ。そうでないと、まず名前が多すぎて頭パーンと破裂状態に陥るかも。(続コメ欄)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(3) - 10/31
あき
そして、おそれおおくも主上を年若きうちからはぐくみ、慈しみ申し上げるこの魅力はまさしくマイ・フェア・ジェントルマン。と言いつつ、私が一番萌えたのは、高子さんと業平様の悲恋だったわけだが。従って、「凍れる涙」が最もじんと来た。高子さん素敵。ツンデレが炸裂している。彼女の発言「切り落としてくれようか」は、男性にとっては本当におお、恐い。恐すぎる。基経・高子兄妹にちょくちょくちょっかいを出して、相手にしてほしそうに絡んでくる暄子さんが可愛い。特に、お菓子だけ食べて去っていくところがたまらない。
ナイス!ナイス! - 11/01 06:59

あき
こうなってくると、宮木さんの書く大奥ものが断然読みたくなってくるなぁ…。いつか書いてくりゃれ。お願いいたしまする。
ナイス!ナイス! - 11/01 07:01


…なかなか文章に慣れるのに時間がかかって、読むのが大変だった印象。歴史苦手なため余計にだろうか。一人の人の呼び名が二通りあるし。白蝶花の誰かの感想でちらりとあったけれど、この本を読んで改めて女同士のやりとりが良いと思った。最後の高子と喧子の場面が好き。多美子が一番好きかもしれない。結局、善祐は何者だったのか…?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/25

ひとを想う気持ちに、なにか狂気のようなものを感じた。もしかしたら恋は狂気であるのかもしれない。では、愛は一体なんなのだろう。

こういう感じのお話は好きです。登場人物を頭で整理しないといけないのがちょっと…在原業平の本を読みたくなりました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/06

ちょっと期待が大きすぎたのかな。私はあんまり平安時代に浸れなかったなぁ…。

あ、あう~、名前の個別認識が出来なくて、「この人だれだっけ?」とか右往左往しているうちに物語に乗り逃した感が…。残念です。家と地位に縛られて、恋を燃やすしかなかった女性達の強靭さと悲しみ。高子と喧子の複雑な友情が、温かくもあり寂しくもあり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/23

伊勢物語が好きな私としてはこれがあの白玉のところか…とか考えたりして楽しめました。高子がメインなのかな?激しい女ばかりのなかどちらかいえば大人しい部類の多美子が好きです。後宮で生き残るのはホント大変なんだなと。晩年高子と喧子に友情めいたものが生まれるなんて女の友情は複雑と感じたり。それにしても善祐は一体誰の子だったんだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/18

平安時代の生活習慣のしきたりを知らないと、これは設定について行くのが大変です。受験生時代に得た知識を思い出しながら、古文のような感覚で読んでいました。せめて家系図のフォローぐらいは欲しい。登場人物は、なかなかマニアック。藤原北家だって色々あったんですよね。菅原道真だって歴史の授業では可哀想に語られるけれど、あの時代を生きた人にとっては、こういう物語だったのかもしれない・・・。平安時代好きとしては楽しい一冊でしたが、人に薦められるかと聞かれると、なんとも言えない・・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/26

(自分の勉強不足なのですが)時代背景がよくわかってなかったので、なかなか読みにくかった。特に1作目に主として出てくる人物達の魅力が全然感じられなかったのがとっつきにくさの原因かも。後の2作は結構好きだったのですが。少しずつ代替わりしての短編集。共通するのは、どの時代もうまくいかないものだなぁと。男も女もどの人も時代の波や人の思惑に流されて、思い通りにいかない。華やかそうな背景とは裏腹に何だか哀しい時代だなぁと思ってしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/04

平安時代の宮廷も物語。政治に利用される女も男も悲しい。自由はほとんど無く、権力の駒になるだけの人生。美しさもあり知性もありながらままならぬのはさぞ口惜しいものだろうな。しかし、古き時代の名前の難しいこと。一人の人にいろいろな名前があるし、建物の名前で呼び合うし、男か女かもわからないし、読む側の技量を試されるお話だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/30

http://job-books.at.webry.info/201101/article_1.html

道長よりも前の世代の平安物語。宮本さんの文章は美しいし、よく平安時代を調べて書いたんだな~と思いました。男も女も権力はあるのに思い通りに生きられない苦しみ・切なさがちりばめられていて、切ない一冊でした。短編集ですが、高子(二条后・常寧殿の方・皇后)の周りで起こった世代交代と恋の行方を多方向から視点を変えて書いてみたというところだろうか?一貫してその物語のどこかに高子がいるというのも彼女の切なさ・孤独を一層深いものにしていたように思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/29

平安時代の王朝恋愛物語・・・というよりは、女の情と怨念の物語だと思った。平安時代の風俗や事柄が、ほとんど説明のないまま進んでいくので、ある程度知識がないと面白くない・・・というか、読むのが苦痛だと思う(^_^;) この著者の作品にしては、人物があまり魅力的に描かれていなかったような・・・。残念な一冊。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/09

藤原高子に関する人についての3つの短篇。陽成が求めたものは何なのか…最初の短篇は読みにくかったけれど、清和や高子視点になってからはさらさらよめました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/29

★★★☆☆ ちょっと時代背景とかがわからないと難しいのかな?という印象。呼び名も途中で変わったりしてだれだかわからなくなったり。家系図みたいなのがほしかった。陽成と益の話。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/28

平安時代の藤原高子周辺の色々な恋物語。この時代に中途半端に詳しいので、登場人物に確たるイメージ像があるから、イメージとかなり違って勝手に違和感を。突っ込み所も多かったです。歴史小説ではなく、歴史上の人物を扱った宮木先生の小説、と捕らえたほうがいいかも…。杉本先生の『山河寂寥』のイメージが強いのかも、私(笑)
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/03

平安時代の貴族社会についての知識がないと、すべてを理解するのは難しいのではないかと思う。かといって、知識があればあったでツッコミどころを見つけてしまうので、悩みどころ。人名が一貫していないので、だれがだれなのか混乱することもあり、メモに書き出しつつ読んだ。話は展開が気になったので最後まで読んだが、これは読む人を選ぶ本だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/18

同時期に読んでいた「なりひらの恋」とは間逆の作品。高子側の話なので設定的には裏返しなのだが、「なりひらの恋」の軽さとは無縁の、痛みを感じる小説でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/30

悪くはないけれど 読みにくい。時代的に官職とか背景(家系)・名前・・・とっつきにくい部分はあるけれど 何よりも 視点がいろいろと多角的なので 安定しない印象。この時代の話は興味があるし、話的には嫌いじゃないので、もったいないなぁと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(2) - 05/29
あき
うん、確かに読みにくかったです(笑)。天然水さんの感想に全て納得。せめて系図とか…フォローが色々足りないですよね、そこが惜しい。惜しいんだけど…?…大好きな世界でした〜(´∀`)でへへっ
ナイス!ナイス! - 11/01 18:15

天然水@灯れ松明の火
あきさん、私もこの世界は大好きなんですよ。ただ一人の人物にいくつも名前(呼名)があるから それをすんなり読めるかがポイントですよね。もう少しソコに配慮があったら・・・素敵な本です~って大声で言えるんですけどねぇ(笑)
ナイス!ナイス! - 11/01 18:29


説明が多く、小説を読んでいるというよりも歴史の勉強をしている気になってしまい、入り込むことが難しい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/13

益の心変わりあたりを益視点で読んでみたかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/08

流し読み。 宮木あや子さんの本でなければ最後まで読んでいなかったかも
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/08

平安を舞台にした作品は数多くあるから中途半端なものは描けない、だからこの時代のことをじっくり調べたのだなあと頭が下がる思いです。自らの意思を通すことができない時代の恋愛は読者の心をぎゅっと掴む(吉原も戦前の貴族も同じ)。男と女、それぞれが「男(女)に生まれたかった」と思い、出自を恨む。国母も帝さえも思い通りにならないという歯がゆさの描写がなんとも言えずよかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

この時代は苦手な分野だったのでとっつき辛かった…というのが正直。ところどころ、はっとするような美しい表現はあれど、はまりきれず残念。男でも女でも恋は美しいものではなく、泥のように澱のようにつもるのだ。そんな狂おしい気持ちを感じる幸せと不幸せを同時に思った一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/26

この時代のモノは、正直言って向いてないと思う。やっぱ曲りなりにもこの時代って「貴族」の時代。雅人も、心の中では燃え盛っていたとは思えども、それはそれだったのではないかしら。もうちょっと後、尊氏以後の時代ならありかもだけど。 色彩や草木などの移ろいを使った描写がとってもきれいな作家さんなので、この時代を描くなら人物の情念をもう少し抑え気味にしたらもっと違和感なく読めたと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/16

読みにくい。「花宵道中」のが読みやすかった。多角的に描かれているから、入り込みづらいのかな、と。繊細な感じなんですけどね。誰メインなのか。。。あと、これはスルーした方がよいのかしらと思った描写が幾つかあった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(2) - 10/03
あみ。
らぴさん、ナイスありがとーございました!
ナイス!ナイス! - 06/19 21:35

あみ。
月子さん、ナイスありがとーございました!
ナイス!ナイス! - 07/15 14:44


時代背景を上手につかんで、物語を紡いでいるけれど、公家天皇にまつわる人を俗っぽく描きすぎな気がする。確かに人間なんて位が高かろうと低かろうと俗っぽさは変わりないとは思うけれど、わざわざ平安時代を選んだ理由がわからない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/28

吉原ものはよかったけど、こちらは考証があまりにいい加減で、面白くなかった。なんちゃって平安モノにしても、苦しすぎるレベル。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/25

後宮の妃たちの情念、帝と呼ばれた男たちの苦悩が鮮やかに描かれている本作。史実で結末を分かっていても「東風吹かば」のラストは涙が止まらなかった…
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/08

「泥ぞつもりて」「凍れる涙」「東風吹かば」の3話。清和、陽成、宇多天皇。平安王朝を題材にした愛憎の物語。もう少し後の時代の藤原道長が権勢をほこっている時代の話ならいくつか読んだことがあるけど、この時代の話はあまり読んだことがないだけに新鮮でした。★★★★
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/30

平安時代を舞台にしたお話を読むのは『なんて素敵にジャパネスク』以来かも(笑)。せわしく生きるための労働をする必要のなかった人々の情念って、すごかったんだろうなあ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/26

平安王朝を舞台に描かれた連作短編集です。待つだけの女性たちも憐れですが、天皇として藤原北家の長として生きる男たちの辛さも心に染みました。登場人物たちがとても魅力的でした。くすりと笑ってしまうところや切なくて涙ぐんでしまうところもあり、美しい雅な世界を堪能しました。とても面白かったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/08

この時代が舞台のものはあまり読まずにきたけどとてもよかった!切ないなあ……。しかし読みやすくて◎

泥ぞつもりてがお気に入り。 ただ人間関係がちょっとわかりにくいので系図が欲しいところ。 この人は歴史物なら江戸後期〜昭和が似合うような気がする。 花宵道中の印象が強いせいだろうか?
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/31

この時代の本を読みたくなりました。現代とは異なる、男女の気持ちが複雑に入り乱れる話です。

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泥ぞつもりての 評価:69 感想・レビュー:69
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