煙霞
煙霞はどんな本ですか?
煙霞を追加
煙霞の感想・レビュー(93)
女子高、専修学校、通信制高校等七校を統括する学校法人を私物化する理事長。美術講師の熊谷と音楽教諭の菜穂子は、理事長に不正の証拠を突き付け、退任と教員の身分保障を求める計画に引き込まれる。理事長が愛人宅を出た時拉致し交渉するが、話が何故か金の要求に。振り回される二人の前に二億円を超える金塊が。さてさてこの狸の化かしあいの落としどころは?
黒川氏・疫病神シリーズ系のノンシリーズもの。私学経営を私物化している理事長がいる私立女子高が舞台、というといかにもな二時間サスペンス設定だが、中身はジェットコースター展開なコンゲームもの。変な汗だくになりそうな状況に置かれた一般人がボケとツッコミを忘れない「余裕」が妙におかしくて一気に読んでしまう。大阪弁ってなんかいいですねえ。危機的状況に追い込まれたら脳内大阪弁思考してみるか(笑)。
タイトルから重厚な心理サスペンスを想像したが、開けてびっくりのおしゃれ泥棒。展開は面白かったが、結局どの仕事にも誇りも愛着もなかった、薄い主人公像に少々がっかり。
★★★☆☆|面白かった。でもこの中で一番好きなのは普通に美術部の顧問として働いているところなので、結局そこに落ち着かなかったことが残念。
そんなに上手くいく訳ないじゃん、て話を、本当に出来ちゃうかもねと、テンポ良い会話で読ませてしまうのが黒川作品。いつも思うのだが、実社会では嫌悪されるような人物をキャラ立ち良く憎めいない人物に描き出す。高校生活のごくありふれた日常から、あらぬ方向へ舞台は展開する。無理無理に進んでいく部分もあるが、ストリーにどっぷりと使っていれば、そんなのお構いなし、読ませてしまうのだ。話が進むほどに、話はスピードアップする。ページをめくる速度も上がる。計機が多くて、制御不能の軟着陸感があるが、それはこれだけ楽しめれば、OK
美術講師の熊谷と音楽教諭の菜穂子は、教員の身分保障を求める計画から理事長の財産強奪計画へと巻き込まれていく。理事長が学校法人を私物化していた問題がおざなりで、晴峰女子高校で教員を続けたいという思いをあっさりと捨ててしまったラストには少し不満が残りました。先が読めない展開でテンポも良く、大阪弁の会話が楽しかったです。
初黒川さん。最初あたり説明的なことが多くて読みずらかったけど、だんだん面白くなっていきました。誘拐から始まって、金の延べ棒をめぐる行ったり来たりのドタバタ劇になっていましたからね(笑)大阪が舞台だから親近感があるし、キャラークターも上々、会話もコミカルで面白い^^(菜穂子、ハシシ大好きやもんね 笑)。金を盗られるというのに、横柄な態度をとる丹頂にビックリ。個人的には、小野山のあだ名がツボでした(笑)
高校講師の熊谷は、学校を私物化する理事長から金を奪う計画に巻き込まれるが…。計画の首謀者は誰なのか、奪った金塊の行方は? 黒幕は、誰なの??騙し騙されあいが、面白かった。
ライトなノワール小説。どんより心が重たくなるような展開じゃなくて、ホッとしたけど……うん。2時間ドラマのような物語。私学を舞台にしてるのが、ちょっと…個人的に複雑な気分で…アレだった。
上出来のエンターテイメント小説。ただし、伊坂幸太郎も桜庭一樹も三浦しをんも東野圭吾も角田光代も最近はそれほど手が伸びないわたしみたいなタイプの読者には、あんまり向かない作家さんのようです。とはいえ、あくまで好みのモンダイ。
黒川氏の自叙伝かと思うくらい美術教師の内幕と小犯罪をからめて最後まで読ませました。もっと、極悪が出ると弾けるように思いますが、この位の軽さが持ち味なのかも…。
金塊争奪のゆくえは…。話の核となっている、私立学校の裏事情、金がらみの腐敗も興味深いです。黒川氏の話に出てくる悪かったりずるかったり嘘つきだったりする人々は、みんなどこか可愛げがあって憎めないです。
飽きさせない展開ではあったんだけど、いまいち説得力に欠けるというか、実際はこんな行動は起こさないんじゃないかな?という感じが最後まで拭えなかった。 最後の落ち着きどころも「うーむ」と唸ってしまったし・・・。
黒川博行はもうちょっと堅い話の方が好みですわ。話が二転三転するものの、登場人物が若干ヌケテいるような行動をするもんだから、あんまり緊迫感も無い感じ。
なんで「煙霞」なのかが、わからない。最後の最後に、彼女が黒幕なんじゃないかなと思っていたら 、すんなり終わった。いや、途中は、すんなりではないけどね。
不正蓄財した学校法人の理事長の金塊を巡って悪賢いがどこか抜けている悪党と巻き込まれた教師コンビとのコン・ゲーム。テンポのいい大阪弁の会話に魅了されました。やはり、いざとなったら女は現実的です!
学校経営の裏側が暴露され、誘拐モノで巻き込まれ型。悪党たちによる騙し騙され騙しあい。そして関わってしまった主人公の教師コンビは幸運なのか不運なのか。大阪弁のしゃれた会話がテンポよく跳び、大阪の街を忙しなく車で走らせる。そして目的は金塊にあるのだが、先がまったく読めない展開になっている。面白かったです。
大阪弁が飛び交う中であれよあれよと言う間に話は進むがテンポが良いようでいまいちダラダラ感が漂う。展開が見えないわりに"この先どうなるか早く知りたい感"がないんだよなあ。この話まだ終わんないのー長いなあーと思いながら読了。コン・ゲームだから"悪党たち"に凄みや怖さがなくてもいいがユーモアがないのはどうだろう。大阪の人って拉致られてもあんなに軽口叩けるもんなんだろうか…とりあえずうるせー女は一発殴って黙らせろとか思ってしまった自分が怖いw
コン・ゲームっぽい味付けとドタバタ的な感じも楽しいのだけど、高望をしてしまったというかもう1つな感じがします。いやもちろん楽しめたし面白い作品なんだけどね。1つ突っ込みたい部分があるからかな。いや別に大したことじゃないんだけど(笑)なんかそれでいいの?とか思ってしまって…。
煙霞の
%
感想・レビュー:44件














ナイス!




























