楽園〈上〉
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楽園〈上〉の感想・レビュー(1254)
最後に救いがあってよかった。。 心に残ったのは誠子の「全部知っているけど分かっていない」という言葉。 誰しも自分にしか分からない感情を持って生きるしかないという孤独が切なく印象的だった。 かつ、敏子と等という深い絆を持つ親子の関係性がよかった。
幾つかの事件の断片が少しずつ見えてきて、本当に繋がっているのかいないのか。「模倣犯」の前畑滋子の、2つめの大事件。亡くなった息子には、本当に予知能力があったのか。それを調べてほしいという依頼をきっかけに、彼女が動き、事件に近付く。
模倣犯から9年後の前畑滋子の話。子供を亡くした母親からの子供のことを知りたいという依頼から始まって・・・。一気に上下巻読める感じのストーリー展開だったけど、人にお勧めするかと問われれば正直あまりね・・・。超能力ものだけど、犯罪事件もので、だからって最後に誰かが救われる感じでもないしなぁ。
超能力ものかあ…と思いつつも、あっさり引き込まれ一気読み。すぐに下巻に入ったため、どこまでが上巻か覚えていない。 ちょこちょこと顔を出す「模倣犯」、内容ほとんど忘れてる。今度読もう。
模倣犯の続編だということに、読み始めて初めて気がついた。裏書き読んだはずなのに。。。模倣犯を読んだのが昔のことすぎて全然覚えていなかったけど、徐々に思い出してもう一回読みたくなった。宮部みゆきさんの本は体力がないと読めないイメージだったけど、案外さくさく読めた。下巻も期待。
模倣犯の続編。模倣犯から9年後、また滋子が活躍します。まだ気持ちの整理がついていないまま、ライターとして仕事を続けていたが、新たな事件とぶつかり、まだ模倣犯との関わりが終わっていないことを悟る。 宮部さんらしい、能力者ものです。ただ、その存在が違和感なく溶け込んでいるのが流石です。話もどんどん引き込まれます。
地味に初の宮部みゆき。読み進めて模倣犯の続きであることを知って若干後悔。あとで読もう。ミステリとしてはやはり上位にあたると思う。おもしろい。等の第六感の内容も気になりつつ、ちょこちょこ入る断章が気になる。あれは何の伏線なのか?下巻に続く。
やっぱりの宮部みゆき。
読ませる。
模倣犯を先に読んでた方がいいのは間違いない。
ただ、扱われてる題材として、所謂「超能力」が出てくるわけだけど、昔から宮部みゆきの作品にはお馴染みといえばお馴染みなネタ。
ただ、宮部みゆきは「超能力」をけして荒唐無稽には扱わない。
だからこそ、読んでいてドラマとして成立している気がする。
下巻が楽しみ。
宮部さんは、読者を話に引き込むのが上手い。登場人物の息遣いが聞こえてくるような、作中に自分も居るような、そんな空気感がたまらない。さてさて、等君の超能力は、どう解決されるのだ!
模倣犯の続編?とは知らず読み始めました。長いけど、ずっと引き込まれて読みました。子供が側にいるのが当たり前な日常が、当たり前ではなくなることの恐怖を感じました。子供に優しくなれる。敏子かあちゃんのおかげです。
スパナチュな話なのはちょっと意外でした。模倣犯に続き読んでるのですが模倣犯の時とのスピード感の違いなのか…眠くなります(>_<) 疲れてるだけなのか?失速しないように下巻に入ります。
模倣犯に続いて読みました。終始映像を見ているようにイメージがリアルに湧いてきて、すごいな。主役が前畑滋子でないとダメな作品ですね。断章??も、本筋もまだ繋がっていないので、ワクワクしながら下巻へ続く。
模倣犯の続編?「模倣犯」の前畑滋子が主人公。模倣犯はだいぶ前に読んだので内容がかなり忘れているwしかしそれでも楽しめる。でも模倣犯の続編で超能力っていうのはどうなのかな??
随分長い間(新刊で購入したのに文庫が出ちゃってる)積読状態だった事を後悔。面白い。「模倣犯」の内容はすっかり忘れてしまっていても、きちんと思い出させてくれるようになっている。どう繋がってゆくのか気になる。特に断章で語られる女の子の事が。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 07/30
読んだことのある宮部みゆきの作品の中で一番すっきりしていて読みやすい。これまで読んだ作品は心中やしぐさがとても丁寧に書かれていて、それが登場人物を身近に感じさせてくれる反面「もういいです」というくらいくどくも感じられて、読後食傷してしまうのが残念でした。「楽園」は作者と登場人物たちの間の距離が少し空いて息苦しさがありません。けれど面白いのはそのまま!一冊読むとほとぼりが冷めるまで宮部みゆきの本は手にできなかったけれど、こんな感じなら何冊でもどんどん読めます。
上・下巻続けて、一気に読みました。なんたって、あの「模倣犯」の前畑滋子が主人公なんだから。 読まずにはいられません。内容そのものは、「模倣犯」の事件が終わって9年後・・・という設定で、事件も全く別の事件なので、模倣犯の続編とは考えないほうがいいのかも。主人公や登場人物を誠実に、丁寧に描写しているところはさすが宮部みゆき。模倣犯ほどの派手さはありませんが、それなりに満足できる内容だったのでは、と思います。すっきりしない部分もあったものの、物語には引き込まれました。
模倣犯を読んだ後なので、すごいドキドキしながら読みました。謎解きには引き込まれましたが、超能力が出てきたのにはやはりちょっとビックリした;
図書館。発刊時に立読で読了したので、実質再読。『模倣犯』を読んだ流れで図書館のお世話に。 確かに、巧いんですよ。過不足の無いコンパクトな物語だし、視点も前作と違い「前田滋子」のみ。故に、語り手の「揺れ」がそのまま伝わる作品です。 が、「超能力」とか言われるとなぁ...個人的に好きでない『龍は眠る』的なモノを感じて冷める部分がなきにしもあらず。全体の感想は下巻でまとめて。
模倣犯を読んだのがものすごーく前だったけど、この本を読み始めたら思い出した。それだけインパクトが大きかったんだよなあ。実は図書館で借りてきたんだけど、重いからって上巻だけ持ち出したのは失敗でした。だって下巻借りに行ったら、借りられてたもん。 続き気になるー
「模倣犯」から9年、自宅の床下で16年間、死体を"透視"、本の帯の文句に惹かれる。この作者によくあるように、過去の物語は分厚い。家族の暗部を手繰り出しているようで、重苦しい話が続く。それでいて題名は「楽園」、下巻が気になる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 07/05
やっぱ、面白いですよね。ぐいぐいと引っ張られて読み進めてしまいます。が、模倣犯の内容をほとんど忘れていた自分に気づき、情けな~い思いをしました。。
模倣犯のような迫力はないのだけど、やっぱり面白いですね。ただ「滋子」が模倣犯の時よりちょっとばかり図々しくなった感じがするんだよね。これも9年たったせいなのかな?
上巻を読み終えた段階では、話の着地点がどうなるのか想像できません。が、何でしょう。これが筆力というものなのでしょうか?淡々とした内容なのに、次へ次へと心と目が急き立てられます。
「模倣犯」の続編。以前、半分以上読んだところで長いこと積読状態になっていたので、また最初から読み直し。「模倣犯」を読んでからは2年は経つと思うが、それでも読める。前畑滋子が主人公。いや〜続きが気になるなぁ。さすが宮部みゆき。息子がいる立場としては、等くんの遺した絵が切なくもある。
山荘の絵を見つけるシーン、ピースの名前が出てきたときにやっと「模倣犯」のスピンオフ的な作品だと気づく。前畑滋子じゃ気づかなかった(苦笑)。「模倣犯」もーいっかい読みたい。
後輩くんからの借り本。『模倣犯』と一緒に借りる。
模倣犯から9年、フリーライタの滋子が主人公。読了評は下巻にて。
小学生の等が車にはねられ等の母敏子がルポライターの滋子に事件の真相を依頼するという話。上巻は特に進展無かったですね。淡々と流れているというか。下巻の話の進展具合が楽しみです。
下巻を期待させる話のもっていきかたは、さすが宮部みゆき!場面場面の映像がぱっと浮かび、ページを繰る手が止まらない感じ。模倣犯をもう一度読み直したくなった。
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