ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?
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古川日出男

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ベルカ、吠えないのか?の感想・レビュー(313)

1943年、日本が初めて『玉砕』という言葉を使用したアッツ島の敗北から、1991年のソ連8月クーデターまでの48年間に渡る、軍用犬クロニクル。そして、並行して進む『大主教』と名乗る老人の物語。ヤクザの娘が予想外にぐっとくる。あと意外とキーパーソンのフルシチョフが色々面白くて笑える(毛沢東との心の会話とか、スプートニク2号の打ち上げの会議とかw)
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/04

前から気になっていた本を図書館で発見したので読んでみた。確かに今までにはないタイプの小説ではあると思うけど、最後まで入りこめなかった…。イヌから見る戦争の歴史が書かれているんだけど、うーん…理解し難い世界観だ。途中から斜め読みで読了。2012/052
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

犬が好きなので読んだけど、この作品のイヌは生きていない。軍用犬という「装置」として扱われたイヌをあくまでも装置として描いているように感じた。話の冗長さやテーマの曖昧さも相まって、個人的にあまり高くは評価できない作品。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/25

血筋とか血統とか血族とかそういう単語にときめくたちなのでイヌたちの血を追っていくのが、楽しかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/17

42点。大戦から冷戦、その先までの政治的駆け引きのなかで、犬たちが軍用犬として翻弄されてゆく、これを教科書的なおさらいの中に犬という装置をこしらえた退屈さ。犬の意志も感情も記号的であり、失敗作だと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/28

日本人が書いてるはずなのに、なんか翻訳本みたいな。独特のリズムを感じる文章。いったいどう繋がって最後はどうオチつけるのか?途中でダレることもなく一気に読めました。ちゅーかラストがなんか尻切れトンボっぽくて残念。もうちょい派手に盛り上がってもよかったのにー。 盛り上がると言えば文中、犬がガンガン盛ってる描写があるので通勤ラッシュの中でページをめくるのに少々ドキドキでした。いや違うんですよ、主役、犬ですから…;

この小説には血が通っている。歴史のうねりの中で、イヌもヒトも生きていた。これがフィクションに厚みを持たせる力と言うものなのだろうか。脈打つ血の熱さを感じるようだった。それが失われていく冷たさも。

頭ゴチャゴチャになったけど登場した犬の絵と家系図を描きながら読んだらちょっと楽しくなった。

ナレーションとともに、イヌからイヌへとどんどんザッピングしていくのが面白かったです。「イヌよ、イヌよ」の呼びかけを合図に時空を移動するような感覚があって…文章の力技で二十世紀を駆け抜けましたね。そしてイヌたちの叫びについ涙が…。一頭一頭にドラマがあって、濃厚でした。でもドライで皮肉な文章…かっこよかった!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/12

話がどっちへどう向かって行くのか先読みできず、読むのに疲れた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(3) - 09/10
takaG
疲れましたが、面白かったですよ。
ナイス!ナイス! - 09/11 21:55

ぼんくら
古川さんてこの本以外は苦手で、「聖家族」を読んだ時も、難しくて全然ストーリーが追えませんでした。でも、震災後はなんとなく思い出します。
ナイス!ナイス! - 09/11 22:33


誰得。子供の頃に見るフランス映画のようだ。冷戦構造からなる歴史の流れがかなり好きな性質なんで、途中のイオナズンが他のエピソードを差し置いてとても印象に残った。思うに、本書は作者に取り挑戦的な文章を多用した実験作なのではないかなと感じる一方、著者の初小説としてチョイスしたのは失敗したなーとゴローちゃん、それでも差し出されたものは最後まで頂戴した挙句抱いた感想が「ベルカ、あまり吠えなかったね」そうだわこれのねこ版とかないですかね。水が嫌いなねこが魚好きになった理由含め、ナイルから極東にいたる物語とか・・・
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/07

紙一重だけど単純に駄作と思う、無駄に長くした短編のようだ。 2011-80 ☆
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/16

評価A

犬の血筋をたどりつつなぞる現代史。すいません、当方アホなのでよく理解してないです。きちんと読めばお勉強になるかも。もう一度読み返すべきか。しかし犬のタイプの個人的好みで言うなら「T.R.Y.」のヘタレ犬(武丸君だったか)が圧勝。それと、うちの犬アホに育ってしまったので(飼い主に似たのか)、「どうやったら軍用犬のようなおりこうさんに育つのだろう」と読書中何度もため息をつく。あぁっ、今またムダ吠えしてる……
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/27

犬飼いたい……!と思った。でも去勢するけどね……。犬パートと大主教だけに絞られていた方がスケールも大きくサクサクで良かったような。他の飼い主の話は長引くほど目が滑った感。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/05

真ん中から「よーしお父さんこれから面白くしちゃうぞー」って張り切り出したところで挫折。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/27

犬目線の現代世界史、と書くと語弊があるか。戦後を生きる犬達のサーガと、その末裔を使って何かを企む老人の話。飼われ捨てられ売られ買われ躾けられ殖やされ殺され殺させられ、人間の都合に振り回され、それでも気高さと生きる強さを感じさせる犬パートの二人称での展開がとても合ってた。人パートは正直よく分からない。拡大し拡散する犬達の血脈が終盤混乱して年表作ろうかと思った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/22

地球規模で繰り広げられる、半世紀以上にも渡る犬の話。血筋があちらこちらで交錯し、どこにどうやって落ち着くのか、次が気になってサクサク読めた。壮大にも程がある。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/21

スピードがある。常に全力で死線ぎりぎり。犬だから人間よりは簡単に死んでしまう。でも、犬だから面倒な理由もなく交尾して群れ、忠誠を誓い、生きる。胸を打たれた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/17

giftと共に最初に古川日出男に触れた作品。よいです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/27

歴史がよくわからないと人の歴史と犬の歴史の狭間に取り残される・・・。自分の知識が足りないだけかもしれないがもう少し絞って話してくれた方が読みやすい気が。まぁわざとなんだろうけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/14

たかがフィクション、されどフィクション。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/07

とっても挑発的な文体だと思った。日本人が育てた四匹のイヌはとある島に残された。彼らは軍用に育てられたイヌだ。そのうちの一匹は死ぬ。そして残りの三匹はそれぞれ別の運命をたどる。アメリカへ向った2匹はつがい、もう1匹はソビエトに残る。彼らの遺伝子は様々な国をまたぎ継承されていく。イヌは国を変える。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/07

読みにくかった;なにがって、名前が覚えられないのと、感情移入が難しいのと(当たり前か、登場するのはほとんど犬だし)
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/20

想像していたよりさらによかった!いろいろな思惑で国同士が争い、犬達は世代交代しながら、それぞれの役割をはたしていく。話の規模がでかいのと、スピード感がたまらない。歴史上の事実と虚構をおりませ展開する話をどの立場からでもないあくまで冷めた視点で描写していく。同作者の「聖家族」は表現が強烈すぎて中断してしまっているのだが、こちらは大丈夫でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/29

★★★★ 8 人間はほとんど印象に残らず、犬ばかりが印象に残った。人間をここまで脇役に追いやったのは珍しい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/25

読み飛ばしまくったのにこれほど面白いと思えた本は他にない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/21

再読。直木賞候補になったときに一度読んだ。イヌ(ストレルカを含む)には名前があるけど人間には名前がないので、物語を繋げるのが難しい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/25

うぉん、うぉん。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/04

表紙は熊かと思ったよ・・・・スピード感のある壮大な「犬」物語。独特の文体がクセになる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/30

犬たちがどんどん世代交代していって、とてもスピード感があるお話でした。世界史が好きなので大丈夫だったけど、世界史が苦手な人は話がワープした時(一応年号は書いてあるけど)ちゃんと着地して、犬たちが置かれている背景というか状況が伝わるのだろうか?と思ってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/21

第2次大戦中、旧日本軍に属した4頭の軍用犬を祖とする犬たちの物語と、犬を使い何かを目論む老人とその仲間の物語が平行して語られる。人が作った歴史に翻弄される人々と犬たち。しかし犬たちは時として、人の思惑を軽々と凌駕する。各々の内なる声に従って。その場面が小気味よい。そして2つの物語が交差した時、膨大な語りをエネルギーとして全てが弾ける。個人的には、クロニクルとも言える犬たちの物語が印象強い。面白かったが、独特の文章とリズムに最後まで慣れ切る事は出来なかった。向き不向きがある。読後、肩が凝った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/18

色彩のない物語という印象だ。当初は読みづらくて閉口したが、これがイヌの系譜の物語だと解ると、20世紀史との連関によって面白みを増した。いつかヒトの時代が終わってイヌの時代がやってきたとき、この本は旧約聖書になるのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/12

スピーディーで簡潔な描写、リズミカルな文で、独特のアクの強さに慣れてくるいとノリノリで読めた。北海道犬の「北」とその子孫である「アイス」などの話が印象深い。一番強烈に印象に残ったのは、流れ流れて…な「グッドナイト」の話。少女と老人のエピソードも悪くはないのだが、人側の描写が入ってくるのはどうも違和感があった。犬の年代記だけでもっとたくさん読みたかったように思う。たっぷりとした読後感を得られる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/27

再読。「犬」ってことしか憶えていなかったので何でだろうと思って読んでたけど、やっぱり犬だった。というより、犬に集中して犬の話だと思って読んでいないと言葉のチョイスに耐えられなかった。わざとにしても、少し汚なすぎたり気に触る表現が多かった。少女の意識の中で記号だった人や犬が同じ生き物として立ち上がってくる流れは好きだったんだけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/20

私には難しすぎた。残り三分の一で挫折。軍用犬というのは初めて聞いた。主人に忠実な犬の性質になぞらえての命令。怖い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(1) - 01/27
ちょん
内容(「MARC」データベースより) 1943年、日本軍が撤収したキスカ島。無人の島には4頭の軍用犬が残された。捨てられた事実を理解するイヌたち。やがて彼らが島を離れる日がきて-。それは大いなる「イヌによる現代史」の始まりだった!
ナイス!ナイス! - 01/25 20:21


痛快ルチャリブレ小説

大河ドラマ的な犬の物語。身勝手な人間に翻弄されるイヌの歴史が何世代にもわたって展開されその語り口に圧倒される。怪犬仮面には笑ったなあ。評価は難しいが読み終わると何とも言えない充実感を覚えた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/02

すっごい喋る。犬が喋る。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/14

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ベルカ、吠えないのか?の 評価:61 感想・レビュー:96
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