僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ・ミステリワールド)
僕は長い昼と長い夜を過ごすを追加
僕は長い昼と長い夜を過ごすの感想・レビュー(539)
タイトルからしてもっとすごーく重苦しい本かと思っていたら、主人公の背景は重いのに、主人公のキャラが軽いことに救われる。そして出てくる優しい人たち。ナタネさんが、大好きだったのだけど、彼の隠された思い出にちょっとほろり。良い本でした。ゲーム、あたらせないとね!
根本的にこの話に出てくる人たちはみんなやさしいいい人。小路さんの作品は基本性善説なんだな。悪い奴も出てくるけど、それはもう過去の人間だったり、姿の見えない人物だったりして、追われてるといわれても、あまり緊張感がない。明二の50時間起きていて、20時間寝るという設定をもう少し活かしてれば、良かったかな。ナタネさんがなんで明二にこんなにやさしいのかわかった時はちょっと感動したよ。都合よすぎと思う点ももちろんあるけど、読んでいて優しい気分になりました。
2億円を拾ったあたりから物語が俄然面白くなりました。ナタネさんの温かみが何とも言えません。小路さんの作品はどれも人間の優しさが強調されますね。病院でのナタネさんの回想や、告白に引き込まれました。
小路さんの作品はさすがに読ませますが、前に読んだ東京バンドやCOW HOUSEほどではなかった印象です。多分、明二の特殊体質があまり内容に関係なかったことかもしれません。しかしアイスキャンディーの一口で人生が変わったというというところはとても温かいくだりでした。
50時間起きて20時間眠るメイジ。それだけでも珍しい設定なのに、母は失踪、父は殺され、2億円拾って・・。ナタネさんの話は要らないかなーと思ったけど、テンポが良くて面白かった。
【★★★】メイジの特殊体質がもっとストーリーの中に関わってくるのかと思いましたが、あまり関係なかったです。そこはちょっと残念。ですが、小路氏らしい温かく優しさが詰まった話でした。
やわこい主人公の性格と物語の緊張感が程良く混ざって素敵な雰囲気。ミステリーって言われると緊張感に欠ける気もするけどねw 最後解き明かされる謎は秀逸で目頭が熱くなりました。主人公の過去は悲しいものがあるけども、優しい気持ちと行動が今を助けてくれた。現実もこうであってほしいね。おもしろかったー!
小路幸也さんは東京バンドワゴンシリーズに続いて2作目。でも全く感じの違うミステリー!でも家族の温かさや優しさが詰まっている!!ここ最近読んだ本の中でも飛びぬけてよかったです。ナタネさんかっこいいーーーーー。
50時間起きて20時間眠る特殊体質のメイジ。母親は失踪し父親を殺されたという過去がある。現在はゲームプランナーをしつつ、体質を活かした「監視」のバイトをしているが…。主人公・メイジがふんわりとした感じだからなのか、結構ハードな展開なのに重くなりすぎずに読めました。何かあるとは思っていたけれど想像していなかった展開。ナタネさんの告白には驚きと共にウルウルしました。小路さんのこうゆう作品もすごくいい。
面白かった(^-^)こういうありえない話大好きです。小路さんの作品の中で一番好きかもしれないです。これを読んでたら伊坂さんの陽気なギャングが読みたくなりました。
50時間起きて、20時間眠るという特異な体質を持つ青年が主人公のミステリ。プロットはやや甘く、登場人物の描き方もやや深みがない。それでもふんわりとした雰囲気が良くて、結末で明らかになる意外な事実はミステリを読む醍醐味そのもの。よくできた大人のためのお伽噺。
再読。設定、展開ともにあまいところもありますが、小路さんの世界観を生かしたミステリーとなるとこんな感じでいいのではないでしょうか?こんな感じのミステリーもどんどん描いてほしい。期待しています。
これ、おもしろい!ナタネさんっていうしぶいおっさんにすべてを解決させる無理矢理感はあるし、複線はあんまりはられてなくて、最後にぱたぱたすべてを解決しちゃう、ミステリーとしてはかなりゆるい部類にはいるけど、それは登場人物があんまり殺伐としてないからだと思う。そしてそれこそがこの人の小説の良さだと思う。映画化したらきっとおもしろいんじゃない?
50時間起きていて、20時間寝るという特殊体質の主人公。この設定を読んだら「生ける屍の死」とか「僕はロボット」みたいにしばりの中でストーリーをまとめるのかなあと思ったのだが、あまり本筋とは関係なかった。やっぱりこの著者は、人は温かいものを持っている、との基本姿勢だと感じた。この本とは関係ないけど、メフィスト賞受賞してたとは知らなかった。
↓他の方の感想を読んで、みなさん色々考えて読んでらっしゃるのね、と感心。 あたしの感想は、「ちょっと伊坂幸太郎さんチックだわ」です。 とりあえずほっこり面白かったです。
話自体はとても面白かったと思うけれど、主人公の特殊体質を生かしきれてないかなという感じもしました。また、主人公が少しナタネさんに食われてる感もありましたが、それをひっくるめてもいい話でした。
ナタネさんいいわ~。メイジくんもたんたんとしてるとこがいいわ~。思わずキャラ読みしてしまいそうですが、内容もわくわくどきどきで面白かったです。 前に読んだ「猫と妻~」とはまた違ったタイプですが、なんとなくほんわかするところと読後感が良いところは同じです。今後しばらく小路さん追いかけてみたいです。
50時間起きて20時間眠る特殊体質をもつ青年がひょんなことから2億円を手に入れてしまい、事件が巻き起こっていく、というお話。ゲームプランナーの職業設定がよく活きていて、展開の流れが説明されるのはとても分かりやすかったです。森田兄弟の仲の良さはほこほこしました。ナタネさんのかっこよくて甘党なところがツボでした。
ご都合の良い展開であることは否めないけども、読後感の良い物語でした。 奇病がもっと生きてくる設定だったらよかったかな。基本 良い人しか出てこないミステリーというのは珍しい。
メイジの病気がちょっと無理ある設定だけどそれが話の重要ポイントかと思ったら!あまりそれは生きてなかった。面白かったけどうまく行き過ぎかな。麻衣子ちゃんとの事とか。
主人公が睡眠障害という設定で興味を惹かれ、この本を手に取ったが、内容は普通に面白かった!奪還屋と強奪屋両方に追われて、どうやって逃げ切るのかハラハラしながら読んでいたが、物語は思わぬ方向に収束する。しかし、ナタネさん、良いキャラをしているわ。甘党で、明二と麻衣子さんの仲をからかって、なのに頭脳明晰で優しい。これはミステリーであって、逃亡劇であって、心温まる話であったと言える。ナタネさんがずっと明二を見守ってたという回想話を聞き、少し泣きそうになった。この本のタイトル、『種苗屋Nの献身』でも良いと思うのだが
青春本でノスタルジックな話だと思って開いたら、「優しいハードボイルド」で驚きました。主人公の口調のお陰であたふたせずにどっしり構えて自体を把握して分析することができました。根底に流れている「基本、みんなが幸せ」の雰囲気が心地良かったです。最後、埋まらなかった小さな穴達は作者が「あえて」書かなかったのでしょうか。そして、その穴は読者それぞれが「ハッピーエンドを前提に」埋めるように考えてね、と言われたような気がします。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 08/01
★4.0 特殊な体質(50時間起きて、20時間寝る)はそれほど展開には関係なかったかもしれないが、ちょっと怪しいと思っても「小路さんだからきっと良い人だよ」と、良い意味でハラハラしないので神経が休まります。
小路幸也の作品を読むのは2作目でしたが、この方の書く登場人物は優しくて、なんとなく安心して読めました。最後のナタネの告白も、泣きそうになると同時に、背景に関しても納得しましたし、ほんわかした暖かい感じで読み終わりました。他の作品も読んで見たいと思います。
僕は長い昼と長い夜を過ごすの
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感想・レビュー:262件











































