神林長平トリビュート
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神林長平トリビュートの感想・レビュー(127)
原作のうち既読は「狐と踊れ」のみ。作品を読んだことのある書き手は虚淵さん、辻村さん、円城さんのみ。楽しめたかと言うと、まあまあ。/贔屓目があるかもしれないけれど、虚淵さんの話がとても面白かった。あと、「うざい力」で戦う…元長さんのだったかな?/唯一のオリジナルを知っていた狐と踊れは、胃がちょっとかわいいなあ、と思った。
「狐と踊れ」桜坂 洋。胃が身体から逃げ出してしまう現象が蔓延る世。主人公の胃が最強の宿主を探す。本人は至ってハードボイルド、はたから見れば滑稽。戦闘あり笑いあり涙ありの「フムン」小説。■虚淵玄は「敵は海賊」最も高度な知性体を自負する人工知能が己の存在意義に疑問を抱く。人工知能は自らを分離させ対話を試みることで、分析しようとするが...。終盤にかけて「敵は海賊」読者は、あっと思わずニヤけてしまう仕掛け。■以上の二作が特にお気に入り。本書を手に取ったのも虚淵玄さん目当て。
今回トリビュートされた作品は「敵は海賊」以外のすべての作品を読んでいる。特に「魂の駆動体」が好きなので、これがトリビュートされたことはうれしい。しかも非常によい作品に仕上がっていた。
全体的に取っ付き難い作家ばかりのトリビュートだが、そもそも基になった神林長平は哲学的なSF作家であるから、そう考えると非常に読みやすいとも言える。桜坂、虚淵の両者は彼ららしい個性的なものだった
複数の作家さんが挑戦した神林氏の作品に対するトリビュート。元となる小説を知っていると楽しい。知らない場合はそれなりに。みなさん果敢に挑戦!七胴落としのネコと少女がほのぼのしていながら、せつない影もありスキです。
☆☆悪くないんだけど「トリビュート」も含めて、なんかつまみ食い的ではあるかな。阿る事なく自分の土俵に持ち込んでる今時感は快し(K松やら☆やらはこーゆーの毛嫌いしたっぽいしね)
森さん魂の駆動体にやられたでしょ。あれは自動車好きじゃなくてもドキドキワクワクさせられる話だからなぁ…
トリビュート元の原作を全て読んだので再読。桜坂洋『狐と踊れ』は、逃げた胃の方を主人公にしての寓話的なアレンジが凄くツボ。辻村深月『七胴落とし』は、鬱屈していた原作とは打って変わってハートフルないい話。虚淵玄『敵は海賊』は、高性能神林エミュレータかと思うほどに本編外伝としても違和感がない上に終盤が鳥肌モノ。元長柾木『我語りて世界あり』は大胆過ぎて原型が殆どないけどアイデアのキレっぷりで勝利。円城塔、海猫沢めろんの両氏は、方やズブズブと掘り下げる思考実験仕様、方やさらなるメタメタ入れ子構造仕様でやりたい放題。
トリビュート本なので、気軽に読んだ。中々、読ませており、神林ファンならニヤリとできる。なお「フムン」を逆の発想で取り入れた桜坂氏に拍手。
読んだことのない作家が多かったが、個人的にはハズレなしで、楽しんで読めた。ちゃんと一捻りはされているものの「フムン」ネタがあり、やっぱりここに喰いつくよなと思う。元作品については、読んだことがあるものが殆どのはずなんだけど、かなり昔のことで記憶も怪しく、ハテ?となること頻り。いい機会なので再読しようかしら。
元ネタを忘れてしまっている作品もあったが、どれも作家の個性が表れて面白かった。どちらかというと自分のフィールドに神林を引き寄せた作品が多いように感じたが、中でも虚淵玄「敵は海賊」は、シリーズの一短編といっても違和感がないぐらい、神林世界を再構築している。それにしてもどいつもこいつも、フムン自重しろフムンwww
様々な作風の作家が様々なアプローチで神林作品に挑むが、その向き合い方が格別に面白い。SFの「今」を感じられる一冊。『ゼロ年代SF傑作選』とあわせて読むとより面白い。
全然個性の違う面々が書いていて、それが作品にも表れているのが面白い。ただ話の前に書いてある著者と内容の紹介文のようなものは、せめてその話の後に入れて欲しかった。話の前に読むと若干冷めてしまう。個人的には本人の作品がやはり一番好きという感想だけども、辻村深月『七胴落とし』の発想は面白くて感心した。桜坂『狐と踊れ』の直球っぷりには吹いた。
◇円城塔×「死して〜」という組み合わせがすばらしい。他もそれぞれ面白いが、ふと元ネタと比べて、優劣ではなく質の違いから、やはり神林のが好きだと思ったりもした。「我語りて〜」は元ネタ未読につき素直に面白かった。
アプローチがそれぞれ違ってて面白かったー。辻村さんのよかったなあ。元のほうを殆ど読んでないので今度ちゃんと読む。しかし面子的になんと言うラノベ読みほいほいっておもった
神林作品への思い入れが非常に強いので、受けいれ難いかも、という気がしていましたが、思いの他楽しめました。これは「ありだな」という感じ。個人的に収穫だったのは、辻村深月さんの「七胴落とし」。辻村作品は、本屋で並んでいるのはよくみているのですが、まだ未読。こういう作品を書ける方なら読んでみたい!と思いました。仁木稔さんの「完璧な涙」も、本編とつながっているうまくつながっている感じ。虚淵玄さんの「敵は海賊」は、外伝として出来過ぎ。
完全に自分の世界に持っていったものから完璧な「外伝」まで、それぞれのアプローチで巧みな「トリビュート」が成されている。企画自体がかなりなんじゃそりゃwな割に書き下ろしアンソロジーとしての出来はすこぶる良好で、大成功といってもいいんじゃないだろうか。個人的には円城塔、海猫沢めろんのアプローチが気に入っている。
各人共に自分の味を出していておいしくいただけました。てっきり、最初は原典をなぞった作品が収録されているのかと思いきや、きっちりと自分の畑でまいた種から育て上げていたのが印象的。
雪風シリーズくらいしか読んだことのない小生ですが、執筆者に惹かれて購入・読了。面白かったのは、「死して~」と「言葉~」。しかしまぁ、表紙に名を連ねている方々、めろん先生はわかるとして、ウロブチとモトナガマサキはどこから連れてきたのだろう……。/と思ったら、モトナガの方はS-FMで書いたことがあったのね。
神林長平トリビュートの
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感想・レビュー:49件














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