素数たちの孤独(ハヤカワepiブック・プラネット)
読書したみんなとコメント・感想(59)
02/09:yellowelephant タイトルは少々強面だけど、ぐいぐい読ませる力のある物語でした。欠落をいとおしむ主人公のふたりを素数になぞらえた物語。なにもかもわかりきることは出来ないそれぞれの宇宙を抱えて、誰しも孤独であり自由であるのだな。小川洋子の「猫を抱いて象と泳ぐ」をちょっと思い出した。
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コメントする(0)02/03:steve 思春期から大人へ、主人公の2人が孤独という自分の世界を不器用であるが現実の世界と渡り合って行こうとしている。しかしながら、大人である彼らの親も周りもやはり孤独の中でもがき苦しんでいる。つまり、人間は自己がある限り孤独が当然であるということか。この当たり前の孤独に対して、ひとりひとり自分もやり方で順応していくのが人生なのかも知れない。しかし、それは決して悪いことではなく、生きている意味そのものなのかも知れない。などと考えせられた。うーん、いい本だ。
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★★ コメントする(0)01/28:小鳥遊
01/28:tess 自傷癖のあるマッティアと拒食症のアリーチェ。最後のマッティアの選択は私には安心出来た。きっと別の選択をしていたら彼らには本当の孤独が待っていたような気がするから。どんな立場(親として、子として、友達として、恋人として)で読んでもいい本だなぁ・・・と。
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★★ コメントする(0)01/25:Yu-Ki タイトルと著者が物理学者ということから、勝手に想像じてたものとはかなり違う内容だった。恋愛ものっていうよりは、傷を抱えた少年と少女が成長していく話なのかな。静かな印象の文章で丁寧に心理描写がされていて、雰囲気のある本だった。
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★★★★ コメントする(0)01/23:青闇 主人公が抱えることになった幼少期の罪意識が胸に響きます。このようなことがなくとも、幼少期、思春期に感じる、自分を取り巻くものとの距離、違和感は、大人になっても消えることがない、と体験的に思います。その齟齬を丁寧に描いている点に共感があります。物語の着地もとても自然なものでした。自分の中ではこの物語を「記憶の物語」として位置づけています。
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★★ コメントする(0)01/22:mu-
01/10:ジャーニー
01/04:フジイコトコト 図書館本。表紙とタイトルで手に取りました。タイトルに偽りなし、な話。もうちょっと幸せな終わり方をしてほしい気もするけど、これはこれでありか、という感じ。
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コメントする(0)12/26:りつこ ああーすごくよかった!最初から最後まで好きだった。人と上手に関係が築けない二人がもどかしく愛おしい。そして我が子と分かり合えない親たちの寂しさが身につまされる…。結局素数は素数のままだったけれど、それはそれで素敵なラストだったと思う。
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コメントする(0)12/12:れんげ
12/06:satooko 双子素数(11と13、17と19)の天才的数学的頭脳をもちながら双子の妹を置き去りにしたトラウマから自傷を繰り返す少年と、スキー事故で片足を引きずる拒食症の少女。誰よりも近いけれども、けっして隣り合うことはない二人。陳腐なラストではなく、意外にも思える一貫した幕引きに好感。イタリアの物理学者の処女作。
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★ コメントする(0)11/27:コトブキ 誰ともうまく関係が築けない主人公2人がもどかしく、お互いに思い合っているのに進展しない2人の関係にやきもき。自傷、摂食障害、トラウマといった下手するとあざとくなる要素を含みつつも、控えめな語り口に好感をおぼえた。
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★★★ コメントする(0)11/27:kkh
11/18:カルーア 鋭利な刃物で身を切られるように、人生が痛みに満ちている。単純に手に手を取り合えれば幸せになれたのかもしれないけど、そうもいかない人生。それでも生きていくということ。
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コメントする(0)11/01:こにょ
10/22:かかずら
10/17:PUNPUN 双子の妹に対しておかしてしまった過ちで心に深い傷を負ったマッティァと、父親に無理に習わされていたスキーで大怪我をし心身ともに後遺症が残ったアリーチェの出会いと成長に伴い、二人の立場から交互に書かれた物語。
天才的に数学の才能があるマッティァが惹かれる双子素数という概念が、物語の核になり、題にもなっています。孤独な二人がどのように成長していくか見守りたい気持ちで、読み進めました。
双子素数という概念でとらえる人間関係と、天才的な数学者としての才能を持つマッティァが非常に魅力的でした。
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★★ コメントする(0)10/16:ヨシモク
10/14:retro
10/11:michi 素数は1と、自分自身でしか割れない。ひとつ置いて隣り合う双子素数。けして触れ合えない…。
もう、だったら掛け合えばいいじゃない!って思うんだけど、つらい、つらいねえ。落ちてる時に読むと更に落ちる孤独感也。
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★★★★★★ コメントする(0)10/10:ヌートリア
10/08:darekun
10/06:quaint1719
10/04:牧 高城
09/14:祐介。
09/14:もう
09/12:tiemme78
09/10:クロ
09/04:doma 一章を読み始めて思ったことは、なんて静かで綺麗な文章なんだということ。そのまま読み進めて行かざるを得ない。俗っぽい自分の感想はマッティアの草食男子ぶりにはイライラさせられたってこと。これを映画化するって面白いのだろうか。
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★★ コメントする(0)09/03:crysalis
08/31:xingxing
08/30:みみみ
08/25:maple
08/22:くもざる どうすればいいのか、お互いに分かりすぎるほど分かっていた。出逢ったあの日から。繰り返される心身共への自傷行為。気づくと「もうやめてくれ!」と呟いてる自分がいた。「結果の重み」のもたらす二人の葛藤。二人はやはり「素数」なんだね。堪能しました。
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★★★ コメントする(0)08/21:kariya 素数は1と自身以外に約数を持たない。単独で成り立つのは人もまた同じ。少女は癒えない傷を負い、抑えられない拒食に身を曝す。少年は贖えない罪を犯し、呼吸のように自傷を繰り返す。互いの痛みによって当然のように2人は惹かれ合い、互いの傷によって近付けずに阻まれる。初めから近い距離に在るからこそ、隔てを感じ取り立ち尽くす。全てを表すタイトルの美しさもさることながら、2人のもどかしい軌跡を追う明晰で的確な筆致もまた美しい。そして万人の物語でもある。個にして全ではあっても、絶えず他なる孤の解を求めるのが、人間なのだから
★★★★★★★★★★★ コメントする(0)
★★★★★★★★★★★ コメントする(0)08/20:yearning for peace 予定よりも1日早く読み終えることができたのは、ひとえに素粒子物理学を専攻し博士課程に在学中のイタリア人作家による筆致のおかげだろう。アリーチェとマッティアの関係はまさに双子素数。人だったり時間だったり、はたまた自分の影だったりする偶数を介して均衡を保ったり崩れたりする微妙な関係。彼らが抱える孤独に触れ、切なくもどかしい気持ちにさせられますが、徹頭徹尾ブレのない物語に圧倒されました。
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★★★★★ コメントする(0)08/17:minoguchi タイトルに惹かれて手に取った。ストーリーだけを追えば、ともすればありがちと思われかねないかもしれないけれど、淡々と描かれる2人の心の痛みは、読んでいてつらくなることも。ハッピーエンドというわけではないが、希望の兆しが見えるラストシーンには救われる。
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★★★ コメントする(0)08/17:ぐら 孤独と孤独が出会って、癒しとなる。それはまるで、素数のような孤独と連帯。隣り合うことのない距離は、近くて遠い。けれどけっして「独りぼっち」ではないのだ、という確信が、人の生きる支えになる。
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★★★★ コメントする(0)08/16:とも 最後まで読んで改めてタイトルを見ると、素数の意味がひしひしと胸に迫りました。人間世界の素数である二人の男女の一生がすれ違ったり重ねあったりして進んでいきます。男女どちらも形は違えど「欠損」と「喪失」と「孤独」を胸に秘めている姿を読みながら、静かにこの物語世界に沈潜していきました。また家族の物語でもあると思いました、そこにいる人達もまた限りなく孤独なのです。ラストも私はこれでいいかと。どの場面も忘れがたく、映画になるのが本当に楽しみです。
★★★★★★★★★ コメントする(2)
★★★★★★★★★ コメントする(2)08/16:charuko
08/11:猫のゆり
08/11:ハルト 孤独をそっと噛みしめたみたく、静かに心に沈んでいく物語だった。心の欠落と身体の欠落。罪の記憶。埋められない喪失感。孤独な魂同士が引きあいながらも、互いで欠落を埋めることなく、それぞれの人生を歩んでいく。やはり孤独を抱えたまま。埋まらない孤独を受け入れて、ひとり前に踏み出そうという、わずかに希望の見える終わり方だった。孤独はたしかに淋しいものだけれど、やさしいものでもあると思う。いつも人生に寄り添ってくれる友人のように。タイトルが秀逸。
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★★★★ コメントする(0)08/10:くりこ
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