ペルディード・ストリート・ステーション (プラチナ・ファンタジイ)
ペルディード・ストリート・ステーションを読んだ人はこんな本も読んでいます
ペルディード・ストリート・ステーションを追加
ペルディード・ストリート・ステーションの感想・レビュー(94)
重苦しい世界背景のSFファンタジーホラー。664ページのうち、あらすじがおおよそ見えてくるのに半分も費やされる。そこまで我慢できたら楽しいのだが。物語は収束するが、決して楽しい話ではない。基本的にシリアスな話。魔術と科学が合体したスチームパンクロンドンな舞台設定や怪物跳梁の雰囲気とかは大好き。でも、読後感がこれじゃ、ちょいと悲しい。
大変に圧倒的なイメージの奔流。世界観全体は僕らも持ってる中二神経がかっこいいもの選んだダークなスチームパンク世界(魔法もあるよ!)なのだけれども、そのセンスとディテールがすごい。だってヒロインの頭がカナブンなんだぜ?肩から下は女体だからセックスできるけど。できるけど。うん。惜しむらくはこれがMMORPGのRP鯖じゃないこと。メインストーリーはオブリビオンのメインクエストくらいどうでもいい。ところで、ここ見る限りリンかわいいよリン派が圧倒的なのだけれども、僕的にはヒロインは中盤からガルーダのほうでした。
部屋の中に変な虫がひそんでいるんじゃないかと気になってよく眠れなくなるという、ややノイローゼ気味になったほど気持ちの悪い力が作用してくる話。想像力をシャットダウンしたくなった。ただし後半300ページを3日間で読み終わるほどのページターナーではあった。「おもしろさ」と「不快感」は両立するんだな。
スチーム・パンク全盛期を思わせる作品で非常に楽しく読み進めました。イメージとアイデアが前面に出すぎてて、展開が「?」な所も多かったような気がします。オチが納得いかないが、好きな一冊ではあるなあ。
ニュー・グロブゾンを舞台にした、スチーム・パンクともダーク・ファンタジイともいえる大作。科学者アイザックと彼の恋人であるリンはそれぞれある依頼を頼まれるが、それが都市国家ニュー・グロブゾン全体を巻き込む騒動へと発展していく。「危機エンジン」という屁理屈のような理論(?)で動く機械を製作しようとするところは、マッド・サイエンティストものをほうふつとさせ、思わずニヤリ。しかし、本書の最後は苦い結末を迎える。アイザックとリン、そしてヤガレクらのその後の物語も読んでみたい気がする。要注目の作家。
ケプリて! 昆虫人間て! 仮面ライダーかよ!→かわいい、かわいいよリン となるのが本書の魅力で、つまり、雑多なイメージを受け入れるということ。
すげー楽しい。好き!!!描写されてるまんまが頭にパッと絵として浮かぶんだけど、「え、これで合ってるの?!」って読み直した箇所が頻出したりして、読むのにやたら時間かかった。いやー楽しい。ゲームの設定資料集読んでて、「何故この設定をもっと活かさなかった・・・!」と思うことが良くあるんだけど、活かすとこうなっちゃうのか。そりゃできんわと納得。シリーズ化されてるってことは、作者は細部まで設定覚えてるってことで・・・凄い。著者近影見て、コレ書いたのがこのおっかなげな兄ちゃんかと思って妙にニヤニヤした。
厚くて重いが中身はラノベ、アイディア満載でも情緒が平凡。想定の範囲内、に尽きた読後は徒労感のみだった・・・掃除機と大蜘蛛が出てくるときは和んだけども。
虫人間をはじめとしてよくわからないフリークスが出てきて、コンピューターの意識が増大して、モンスターが人を襲いはじめて、悪魔が出てきて、舞台が退廃的な都市で…やりたいことを好きなだけ詰め込んだようなSF作品。まとまりきらない設定は完全に放り投げた気がしてもやもやするけどまとまってるところはいろいろとおもしろいからいいのだ。
SF、それもスチームパンクだと思って読み始めたのだがそういった世界観でのファンタジィでした。本筋は怪物退治でありある意味王道な話ですが、それが繰り広げられるステージである退廃的な街の描写が凄いです。街路には娼婦が普通に立ち、政府によって情報統制が敷かれているため隣人が突然死んでも市民には何が起こっているかも分からない。そういったことが入り交じった非常に猥雑な街が作中では生々しく語られています。巨大クモが出てきたせいでクモ嫌いな私にとってはちょっとマイナスでしたがそれでも楽しめた1冊でした。
異種族、魔術、蒸気機関などのガジェットがふんだんに詰め込まれた猥雑な都市のヴィジョンは非常に魅力的。ストーリーは結構大胆に投げている部分も。
SFかどうかまず迷う。途中からそんなことはどうでもよくなるが。いかにも支配階級といった分かりやすい悪役はいても、統一されたラスボスがおらず、ささいな事件と偶然と勘違いで主人公を巻きこむ渦がでかくなってゆくのが妙に新鮮。町全体に乱舞するスチームパンク臭と奇妙奇天烈なキャラは、ちょっとしつこかった気がするが、続編があるのも頷ける傑作だった
とにかく分厚い本である。 SF なのか、ファンタジーなのか。 ダークでゴシックなスチームパンク(サイバーパンク?)。 人以外に鳥人、昆虫型知的生命体、植物型知的生命体、 両生類人・・・何でもありで、作者の好き放題。 これを書いている時、作者はすごく楽しかったと思う。 とにかく、こんなぶったまげた小説は初めてである。 まだまだ知らなかった著者・作品があるのだなぁ、と実感。 文句なしに五つ星。 最後に「訳者あとがき」があるのだが、 小学生の読書感想文じゃないんだから、 細かくあらすじ
ごってりと盛り込まれたガジェットやアイデアから立ち上がる異形都市ニュー・クロブゾンの圧倒的な迫力。一方で本筋のあまりにシンプルなプロットには読み終わってみると一抹の脱力感を覚えてしまったり。都市が主役の異世界ファンタジイならもっと適当なプロットか構成があってもよさそうな気がするんだけど(個々の要素にスポットを当てていく連作形式とか)。とはいえこの奇怪でグロテスクな《バス=ラグ》世界はすごく魅力的。
苦いエンディング。尺の問題か、若干、取ってつけた感はあるが、オチとしては変なハッピーエンドよりよっぽど良かった。あと、ディテイルでは結構笑える部分もあって、読んでる間楽しかった。やっぱりWeaverさんが一番好きです。
☆☆☆☆こんだけなんもかんも詰め込みながら、この世界は確かに図太く脈動している。蜘蛛神サイコー!これで主役が絞れ半端なエンディングじゃなきゃ、本年度私的ベストSFなんだが
凄い!!神は細部に宿るではないですが、ディテールに酔いました。話はとてもシンプル。罰で翼をもがれた鳥人間から飛べるようと依頼されたアイザック。その研究の過程で誕生した夢を吸う蛾。次元蜘蛛や虫人間。植物人間や果ては思考する掃除機。最高。次も絶対読みます。
圧倒された。もの凄く薄汚くて美しい世界。一人づつ舞台に上がって来た登場人物が、また一人づつ舞台から降りて行くのを見るに、やっぱりこの物語の主役はこの都市なんだと今更ながら思い知らされる。全てのものが通り過ぎていくのを見ている無情感はなんとも言えない。傑作。だけどすごく悲しい物語
良い意味でTRPGみたいな世界観。かなり地の文が多くてそこまで解説しなくても、と思ったがTRPGに参加する以上、背景については極力知っておいた方がよいという作者の計らいか。盛り上がりもあり中央政権への反抗という燃える展開もあるのだが、ラストは蛇足に思える
翼をなくした鳥人間を飛べるようにする、っていう話なのかと思ったら・・。精神を食らう巨大蛾とか時空蜘蛛とか体をいじりまくったリメイドの悪の親玉とか、いろいろ入り乱れてわけのわからない展開に。二段組650ページは老体には堪えたけど、面白かったです。
大傑作。滅茶苦茶面白かった! 訳者あとがきにもあるように、プロットはいたってシンプル。でも、世界観、そしてその中の様々なガジェットがたまらなく魅力的で、凄く楽しい。最高だー。二段組650ページほどの大作だけど、殆ど長さを感じなかった。この《バス=ラグ》シリーズ、次も絶対読みたい!
魔術に蒸気に統一場に両生人に革命にストライキにサル型ロボットに超時空モスラ! 次から次に繰り出されて、押し込められた結果きわめてネトネト、グログロしたなにかが染み出してあふれ出して、それを受け止めるのはまさに都市で、これはやっぱりその小説なんだろうたぶん。
超好み!グロテスクで猥雑な過密都市が舞台の箱庭小説。ストーリー自体は単純に怪獣(巨大生物)パニックもの、というテイストなんだけど、次々に出てくる本筋に関係ないアイデアが魅力的。SFでしかあり得ないガジェットとファンタジーのガジェットが接合され、つなぎ目はけっして滑らかではなく、呆気にとられる事もしばしば。でも、そのいびつな傷跡に、まさに作中に出てくるリメイドように目が惹きつけられる。キャラクターたちも、ファンタジー的予定調和な行動をすると見せかけて、街全体を覆う残酷な影からは逃げられない。
ペルディード・ストリート・ステーションの
%
感想・レビュー:42件














ナイス!




























