アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)

アッチェレランド (海外SFノヴェルズ)
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アッチェレランドの感想・レビュー(128)

アイネコに振り回されたマンフレッドとパメラの物語とも、シンギュラリティー前後の親子三代記とも。読み終えてみると意外にすっきりとしたお話だった。読んでいる間は様々なジャーゴンやギークに頭がくらくら。奔流するイメージに圧倒されっぱなしだった。人間が宇宙にまで広がるサイバーパンク。マトリョーシカの様に何層も重ねたダイソン球をもとにしたマトリョーシカ脳の設定は好き。 第一章のマンフレッドの話と最後の家族の話が一番おもしろい。あとはちょいと難しかった。

読む前に想像していたよりも読みやすかった。SFじゃないけど「赤朽葉家の伝説」みたいな3代記とも読める。CCでテキストが公開されているとは知らなかった。

難しかった。スキズマトリックス+ブラッドミュージックという感じだった。太陽系を食い潰して超知性になっても仮想世界で何かしてるだけというのが少し空しい

「甲殻類」から「演算暈」までは物凄く面白かった――娘の“家出”のアイディアと最終的な解決方法には感心しっぱなしだった――けど、そこまでの展開が刺激的過ぎたためか、その後の展開が相対的に退屈に感じた(それでも凡百のSFよりも遥かに面白かった)。突き詰めれば派手な痴話喧嘩でしかないんだけど……。

主人公のマンフレッド・マックスが、「恵与経済」の実践者としてさっそうと登場し、経済学部出の僕としては大変興味を持ったのだが、次第にコンピュータ用語が頻出し、家庭問題に移行していったのはちょっと残念。ポスト・シンギュラリティ後の人類の行方も語られるが、あくまで背景説明に使われた感じ。もっと人類史的なスケールが欲しかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/26

まさに対数グラフのように加速していく世界。視覚化脳内変換がまったく追いつかない変幻自在のイマジネーション。ギーク世代の本格SFとはこういうものなのか!それにしても訳者の酒井昭伸氏は、『ハイペリオン』シリーズといい良い仕事をしてる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/27

±
情報理論の彼岸はSFなのだなぁとしみじみ、頑張らないとついていけない読書。G.イーガンより良くも悪くもオタク臭いのが面白いといえば面白いのだけど。読みきれたのはネコのお陰です。

GEL
サイバーパンクからスペースオペラにまで、わずか一世代で突っ走る、加速度がすごい。21世紀中にダイソン球殻作っちゃうSFって今まであったっけか。説明なしに突っ込まれるジャーゴンの群れが読みづらいってあなた、その印象はものすごく正しい。だってこれは未来のお話なのだから。祖父、子、孫という三世代のサーガであるのだけれども、世代が下るごとにどんどん時代に取り残されていくのがたまらない。まあそれはそれとして、カギカッコつきの「人間性」ってのと、本当の最先端の未来ってのは、多分かみ合わないんだろうなあ。

10年一昔 1年一昔 1秒一昔。それはさておき、極めて面白かった。やはり良質なSFは最高!

IT 業界人にとってもおすすめの SF 小説ですよ. ちょいエロ. 目次を眺めたら, 最初に弾, 小飼さんの解説を読みましょう. まんまと見透かされましたwww

さっさとこの2005年の未来が古ぼけたものになることを希望

やったら分厚い上になんか難解そうということで、ずーっと積読状態だったんだけど、読み始めたらもう止まらない。確かに、読んでても意味の分からない部分があるんだけど、タイトル通り、加速し続ける物語(特に序盤)と魅力的過ぎるキャラクターがたまらない。いきなりロブスターから電話かかってくるツカミとか完璧。けど、ついにオーバーロードが出てくると思ったら、変なの出てきたのは少しガッカリした。人間より遠くにいくのは、人間ではダメということなんだろうか。

イーガンの「ディアスポラ」を彷彿させる壮大なハードSFだが、のっけからアップロードされたロブスターから電話がかかってきたり、主人公?のデータがバラバラに分割されてハトの群れに転生したり。。。と、ラディカルながらどこか茶目っ気のあるアイデアが満載でエンタメ度は高い。しかもタイトルが示す通り、加速する文明によって精神アップロードが可能となるのは21世紀前半という設定になっている。もしかしたら自分もこんな世界の当事者になるかも!?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/16

超展開とは裏腹にどこまでいってもお前らケンカかよ!!という消化不良感が。

想像もできないような未来について描かれた超大作だと思います。これが生きている内に実現してしまうのを想像するととてもわくわくします。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/04

ハードカバー、上下 2 段組みの、500 ページ。 大量のジャーゴンに圧倒されるサイバーパンク。 日本語に翻訳する作業は、 かなり困難であったと思われる。 訳者は、あの「ハイペリオン」の酒井昭伸氏。 物語の流れから自分が振り落とされない様に、 絶えず注意が必要。 実際に、何度も振り落とされた。 読み終わってみると、 3 代にわたる家族の物語なんだけれどね。 2006 年 ローカス賞 SF 長篇部門受賞作品。

なんだかんだで女と男のお話なんだな

新世代のサイバーパンクであり、優れた家族小説でもある。ゼロ年代を象徴する作品の一つ。

最後の方は暴走機関車から振り落とされた人たちがみんなで茶をすすってるみたいな悲哀を感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/01

アレヨアレヨという間に、近未来のサイバーパンクものから遠未来の人類史SFに話が飛躍して行く超展開にアゼン。20世紀のSF作家の描く未来像は、素朴だったよなぁ。

分量があったが、文章にスピード感と独特のユーモアがあり、最後まで楽しく読めた。尤も、ちゃんと理解出来たとは言い難いですが。大量のジャーゴンについては、いちいちネットなどで調べながら読むのがこれからの読書の形だ!…と言う事なんですかね?そろそろ外部拡張脳が必要だ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/27

よくわからなかったけれど、面白かった。

読み終わってしばらく頭がグラつく。

マックス家一族のお話かと思いきや主役はネコ?ソニー製のネコすごい。ところどころ理解できなかったところがあるのでいつか再読しよう。

第1部はまさに今起きていることの延長線上にある感覚。2部、3部は、ヒトは加速に乗り遅れている様子。しかし恐竜のように特定の環境に適応しすぎなかったと考えると…という期待も。ソフトウェア化したヒトは、たしかアイアンサンライズで書かれているのでそれとは違う方向で書いたのかな。

「デモクラシー2.0」の初出はここか。大変素晴らしいSFなのだけれど、題名に反して、後半の失速感と言ったら。おそらく、小説という形式が、「人間が書き、人間が読む」という拘束を要請したが故に「取り残される側」を描かなければ活けなかったのではないか。小説と人間の脳では「超知性」に辿り着けないという限界を感じる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/10

☆☆☆☆サイバーパンク系ももう怪しいかな?と思い始めていたが、イヤイヤかなりおもしれーよコレ。解説があんなヤツでなければもっと良かった。さすがに遠未来ほどイマイチ感は強いが、このアタマん中が「ヴュン」とかいいそうな感じは好き!しゃれっ気も利いていて(「ディルバード」はダメだろって気がするが)飽きずに読める
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/10

エコノミクス2.0って、Web2.0とかより先に言いだしたとか。そこらへんに関心。最近よんだSFの中ではグレッグイーガンを凌ぐないような気がする。それにしても猫がでてくるとは..

サイバーパンクSFとして読み始めたのに、マンフレッドをはじめ魅力的なキャラクターが揃っているし、ジャーゴン満載の超高速展開だし、見せ場濡れ場笑い所のサービスもいいもので、ONE PIECE あるいはジョジョ的に各キャラクターが個性を生かして活躍する漫画のつもりで一気読み。このジャンルで、噴いてから目を剥いて読み直してもっかい噴くとは思わなかった。どんなに遠くまで行ってもついてくる訴訟と金銭問題までもが、しまいにはギャグに思えてきた。雑かなと思うことも少しはあったけれどおもしろかった。著者すごい訳者すごい!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/06

長かった。読み始めてから半年以上を要した。その割には読み終えてみると話の流れを覚えていた。部分的に意味わからなくなったりしながら読んでただけにちょっと不思議な感覚。こういうときは、もう一度読み直すと面白いんだろうけどしばらくは読み直す気力ないなぁ

近未来から遠未来へと時間的縮尺を「加速」しながらの四代にわたる天才たちの家族史。この作品は技術的空想の皮をかぶったキャラクター小説である。基本はコミカル系SFである。9章に分かれているが、それぞれの章ごとに見せ場(濡れ場?)をちゃんと用意して物語的にも飽きさせない。SFに苦手意識がなければ薦めたい傑作である。 私はロブスターとサーハンとパメラとナメクジが好きです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/17

めくるめくスケール感とアイデア満載でおなかいっぱい。こういうSF読める幸せ。原書は無料で電子ブックとして公開されてる!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/30

ハックユー,ファッキンiCat!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/27

Z03
まさにタイトルの通り。比較的身近と言えなくもない近未来から、一気に加速していく物語に脱帽。もの凄い速度で時代が加速して行く疾走感が心地良い。アッチェレし過ぎな良作。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/18

読みづらさもかなり意図的?

うーん、酒井昭伸の訳なのに、どうもしっかり読めなかった。激しく斜め読み・・・半年位してまた読もう

第二部六章であっさり幼年期の終りに行っちゃうのかと思ったら見事に失笑必至の脱臼をかましてきたのでこれは凄いと思った。物語的には盛り上がらないこと甚だしいのだが、どんどん加速(アッチェレランド)していく世界に結局取り残されていくヒト知性の限界に踏みとどまって展開していくとこにストロスの並々ならぬ強かさを感じた——んだけどどう幕を引くのかwktkした第三部の迷走の果ての結末は評価保留でw
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/07

日経書評より。なんじゃこれは!!!!(←褒め言葉)/サイバーパンク―宇宙に行かないほどの近未来―の時代から始まり、物語は指数関数的に加速してゆく。(アッチェレランドって、楽曲の終わりにドラムで激しくテンポ上げて盛り上がって締める演奏技法、とかいう意味の言葉だっけ?)/音楽の権利者団体から逃げる為に「無数のペーパーカンパニー上を楽曲の権利を0.1秒単位で移転させる」ところでコーヒー噴いたw/こういう手に届きそうな未来でハチャメチャやってくれる作品は、少年はーとをメチャクチャに揺さぶってくれるものです。再読キ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/29

SFM誌上の小出し続きで焦らされてきた1作(笑)の全容が明かされて、それだけでまずは満足。勿論、内容も大満足。ただ登場人物や世界が凄まじい勢いで変化していくので、結末では自分も急流から打ち上げられたような気分に。人類も宇宙も大変なことになるSFは多々あれど、10年という短いスパンで恐ろしいまでの変貌を遂げていく話は初めてのような。でも現実に起きる変化のスピードを思えば、それでも長すぎる方なのか。サイバーパンク大好き人間としては、第1部が一番面白く読めた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/10

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アッチェレランドの 評価:89 感想・レビュー:57
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