カフェ・コッペリア
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カフェ・コッペリアの感想・レビュー(179)
SF短編小説集。いくつかの話はうまく感情移入できなかった。が、舞台設定はとても良かった。近未来、発明されるかもしれない便利なテクノロジーを取り巻く人々の話。それらを通じて描かれるのは人間のあたたかさ。中でも笑い袋が好みだった。孫も祖父と同じ事をしていたのだと。完全に機械任せにしていたわけではないのだと。それがわかるようなエピソードがあってほっこりした。装丁面では、すごくきれいな表紙だが栞の紐がないことが少し不満だった。
小説。SF短編集。といってもあまり難解なものではなく、あくまでガジェットとしてのSFを物語にうまく取り込んだ作品集だと感じました。しかし語りたいことそのものがSFじゃなくても良いのでは、という作品もいくつか。『SFを読んだな』という充足感は薄かったかもしれません。ただ、どの作品も面白かったのは確かですし、表題作は特に好きでした。
それほど意外性のある話はなかったな。「モモコの日記」が好きだったりする。「リラランラビラン」も話自体はどってことないが、もしいるなら欲しいと思う。
近未来起こり得る、起こりかけているSF短編集。発想、コンセプトは非常におもしろいと思うけれど、ピリオドの打ち方が在り来たりだった印象が強い。個人的な好みとしてはモモコの日記、千鳥の道行。中でも千鳥の〜に出て来る、シシカバブに味噌を塗ったような曲、という揶揄がこころに残った。
素材として未来のモノを用いているのだが描かれているのは人の心とは、ということなのであった。こういう話だと未来というのはやはり「今とつながって」いるのだなぁと思う。少しほろ苦い読後感のある表題作のほか、「リラランラビラン」が好み。
たまにはSFを読もうと思い、粗筋に惹かれ。全体的にもの悲しい印象。ホッとする結末のものもあったけれど、それよりももの悲しい印象が勝っている。
完璧にガラスで囲まれた、不完全なパノラマのようでした。「リラランラビラン」と「エクステ効果」は割と好きだったけど、全体を通して結構重たい。再読はしないかな。
短編集。読んでた。読み始めて読んでいた事を思い出したがオチを思い出せず。最後まで読んで思い出せない理由が良くわかった。つまらない。その一言に尽きる。設定とか面白いのに纏め方がイマイチで納得出来ないから記憶に残らず。
同じ短編集でもプリズムの瞳や永遠の森の方が好き。あちらは連作だけどね。
そう遠くない未来・・・私たちはその未来を目にすることができるだろうか・・・。人が作り出す科学の世界がいつの間にか人間を動かすようになるんだろうな。「リラランラビラン」・・・今でもこんな生き物が居るならほしいって人が多いかもしれない。癒し系の生き物に人間は弱いから・・・。菅さんの描く世界はいつか本当にそうなりそうな世界で・・・魅力的な半面ちょっと怖い気もする。
近未来を舞台とし、人間模様を描いた短編7篇。「リラランラビラン」と「笑い袋」が好み。リラランラビランは飼ってみたくなった。フワフワでモコモコでやたらとかわいいイメージ。ただ、世話は大変そうだけど……。
近未来の科学技術が発展した世界が舞台なんだけど、ストーリーの軸は愛情や人間同士のコミュニケーション。上手く言えないけど、冷静で落ち着いた雰囲気と、人間の交流のあったかさを感じる。「笑い袋」にほろりときた。どの作品も面白かったし、いろいろと考えさせられた。
「こうあって欲しい」という理想と、現実との違いへの葛藤がテーマになっている話が多いのかな。読み終わった後に心にズシっと何かが残る感覚がありました。各話の中で登場人物が「苦笑」するシーンが多いのですが、優しさを感じる魅力的な表現で素敵です。
表題作のような状況は急速に現実になりつつあるなぁ。AI彼氏Or彼女が話を聞いてくれる癒しスペース。優しい相槌がほしいとき、AIと人間と、どちらがいいか・・・いまどきはもうAIに軍配があがるのかもな。
これも未来系IF話。何気ない日常に潜む狂気というか、恐怖というか、そんなもので背筋が寒くなるお話。「博物館惑星」もそうだけど、この日常の中の物語を描くのが上手な人だと思いました。色んな科学の行く末を提示するお話でした。
アマゾンの感想では「ハートウォーミング系」と書かれていたのでそのつもりで読んだら、表題作とその次の「モモコの日記」が割とほろ苦い話で。他の作も含めて、単純なハートウォーム話ではない。けど、読後感はいいです。
表題作だけちょっと違う感じがした。他編は、「舞台・道具が未来の物」であってもあくまでも「使われる物、小道具」。でも表題作では、小道具としてある以外に、それらをどう受け止めたいか、という色が見えてるような、そんなイメージを持った所為かな。あと、リラランラビランにはもちろん、心奪われました。
近未来を舞台にした短編集。近未来の発展した技術が使われていますが、人間同士の交流、心情を軸に書かれていて、切ないながらも人の温かさを感じるお話が収録されています。技術が進歩しても人間は人間なので、心はあまり変わらないのでしょうね。個人的には「リラランラビラン」「言葉のない海」「笑い袋」が好きです。「リラランラビラン」では、世話は大変そうですが、ふわふわで毛玉のようなリラランラビランに私も触りたい、と思いながら読んでいました。可愛かったです。
こういう未来の道具もあるかもね~、と思うようなものが舞台装置に使われてます。この方の書く文章はすっきりしていて、暖かくて大好き。
近未来的なガジェットが凝っているが基本的には人間同士のコミュニケーションについての短編。ストーリーは全体的に落ち着いているが、その分起伏が少なく、個人的には物足りない感じ。恋愛における真摯さを追い求める「カフェ・コッペリア」が一番面白かった。
今回もまたまた堪能させて頂きました♪ともかくバラエティに富んだSF作品集。わたしも「リラランラビラン」が中ではかなりお気に入りです。もっと長いページで読みたかったかも♪リラランラビランのブリードをしてみたいと思ったのは、きっとわたしだけではないハズ(笑)「モモコの日記」はどういうオチになるのかとても気になって気になって…そしてちょっとだけゾッとして悲しくなりました。(でも結構好きなお話です♪)
地続きの未来を感じさせられる逸品。リリランラビラン、うちにも欲しいなあ。新しい技術が人の心の危うさをえぐり出す。だが、それを救い癒すのも新しい技術。暗いだけでも明るいだけでもない未来がいい。
近未来を描いたSF短編集です。人とのコミュニケーションの大切さに焦点があてられていて良かったです。「リラランラビラン」「笑い袋」「言葉のない海」が好きです。小さな愛らしいリラランラビランを手のひらに乗せて撫でてみたくなりました。
笑い袋とアロマペットの話が好きです。ちょっとニガテな短編もあるけどまぁまぁというところ。この作家さんは近未来のロボットが絡む話以外書かないのかな?
設定や発想は文句なし。大絶賛します。不妊治療のことや美容業界のことなど、ずいぶん調べたんだろうなぁと思える部分と近未来の世界設定の緻密さは一読の価値あり。ストーリーに関しては私の好みではなかったけど。。。
SFの短編集。物語の普遍的な表現は少し星新一を思わせた。十年後か百年後かのような話はどれもほのぼのしていて面白い。さっぱりと読めた。
モモコの日記では冷めた子供の気持ちに少しひやりとしたが、笑い袋の話は寂しい話と思わせておいて結構あったかい話で、終始結末に含みのあるところが面白い。たまに読むSFだからか、短編集だったからなのか楽しく読めた。
AIがらみの話だと聞いて読んだんですが、いい意味で裏切られた感じ。近未来ものというかこの先こういう風になるのかなぁと感じさせる時代設定で繰り広げられるヒューマンドラマ系。たまにはこんな話もいい。
SF短編集。恋愛談義を交わしてチューリングテストを行う「カフェ・コッペリア」がやはり良かった。アロマペットの「リラランラビラン」もまあまあ。「笑い袋」はちょっとブラック。最後の「千鳥の道行」はわし的にはいまいちでした。
切ないお話も多いのですが、未来もこのお話のように人間の細やかな心のやり取りがあることを願います。笑い袋に感動、リラランラビラン欲しい!
カフェ・コッペリアの
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感想・レビュー:67件















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