人類が消えた世界
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人類が消えた世界の感想・レビュー(127)
他の方のレビューの様に、確かにあっちに行ったりこっちに行ったりという感は否めません。どの章も結論としては人類がいなくなった方が地球環境には良いという方向しか見えません。確かにそのとおりなのかは知れませんが・・・。放射能に関する件は福島の後で読むと予言的な部分も感じると同時にあの事故は予見されて当然であったと感じます。一読して無駄の無い本であるとは思います。
いろいろな調整の上に人間の文明は成り立っている。さて調整役の人間が消滅したら?チェルノブイリの今に言及した章に福島の今後が重なるよう。植物が爆発するマンハッタン島の描写にうっとり。「捕食者なき世界」にも書かれていた北米へのゾウ移住計画にも触れられている。それから読んで初めて知ったんだけど、洗顔料のスクラブってプラスチックなんですって!あれで顔洗ってる人、止めた方がいいですよ。
部分部分は興味はひきますが、全体像が見えにくい本ですね。気の向くままあっちこっち話が飛んでいる感じです。私がまだまだ勉強不足だから理解できないのでしょうか。
たくさんの思考実験を興味深く読むことが出来た。しかし、何よりも印象深かったのは、チェルノブイリと放射性物質に関する章を読み終えたところで東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故が起こったことだった。思考実験や事例紹介に留まらない現実のものとして、「人類≒自分たち」が滅亡した世界をまじまじと考えさせられた。
ある日人類が忽然と消えてしまったら世界はどうなっていくのかについて多角的に考察。部分的には面白いけれど、全体としては焦点がよく分からない
内容は興味深く、それぞれのシュミレーションや現状については面白かったが、専門性が高いと同時に、それぞれのテーマや地域ごとに独立して全体的なまとまりがなく、散文的な文章なので、読みにくかった。試みとしては面白い。
ある日突然人類が消えたら、地球はどうなる?というシミュレーションを、世界各地に取材して考察した、一種の啓蒙本。いつまで残るかわからないプラスチック、そしてまき散らされる膨大な核物質のくだりは結構衝撃的。人間のメンテが無ければ、ニューヨークは忽ち水没、パナマ運河は土砂に埋まり、農地も都市も原野に戻る。こうしてみると、人類の文明は良く言えば不断の努力、意地の悪い言い方をすればかなり無理をして維持されているのがわかる。私達は、もう引き返せない道に来てしまったのかも。
面白かったです。 原子力は開けてはいけなかった力なのかもしれませんね。しかし既に開けてしまった上、その恩恵を受けている事を考えると思考が停止してしまいます。
確かに一貫したテーマに沿っているものの、記述があちこちに飛び章ごとに散発的。一見「これは!」と興味を惹かれるが、中身は『沈黙の春』から連綿と続く、何てことの無い環境破壊を糾弾するいつもの洋モノ啓蒙文だった。
仮に人類を地上から消した場合、保守されなくなった名勝や生態系を時間がどのように変えていくのか? をテーマごとにシミュレーション。これはむしろ本はサブテキストとして NHK や BBC のシリーズ番組としてフル CG 映像で見てみたい内容。文章で表現するには不利か。「エコ」というと詐欺と紙一重で内容がうさんくさくなりがちなので著者は中立の目で淡々と発生しうる事象の描写を意図していたようだが、最後の数章は本音が出たのかエコエコ教徒っぽくて残念。
人類が地球に与えた負の遺産、その深刻な内容に慄然とする。そして、それさえも地質学的年代を経ることにより人類の痕跡を無に帰す地球の力強さに感嘆した。本書は「人類が消えた世界」をシミュレーションすることで、人類の環境への影響力の甚大さを鮮やかに証明していく。本書を読むと人類絶滅を図る悪の軍団やマッドサイエンティストの動機にも十分な合理性があるように思えてくる?
SPA!の書評が面白くて読み始めたが、論点が分散されすぎていて非常に読みにくかった。一つ一つのアイディア、論拠は面白いのに、論点の進め方で損をしている。書評を書いた人は最後まで読んでいなかったとしか思えない。
1週間後、1ヵ月後、1年後、10年後・・・とタイムラインで進んでいくのかと思ったらちょっと違った。ヒトって異質なのだなぁ。池澤夏樹の「楽しい終末」を思い出した。
ある日、こつ然と人間が消える・・・・ちょっとドキドキさせるプロットですが、読みすすめていくにつれてコンセプトに無理も。(人間が)消えた後、じゃなくて、、どんなふうに消えていくかが知りたいんだなぁ。。。でも視点のユニークさ、話題の拾い方など十分楽しめますよ。
よくこれだけのジャンル(考古学、地質学、海洋学、都市工学、生物学・・・)に及び、しかも地球全土にわたり視点を移動させて論述したなぁと、それだけでも関心。著者はジャーナリストです。。人類がいつか滅びても、地球ではなにがしかその時どき環境に適応するものが誕生し、いのちをはぐくむのだとしめくくられたら、ちょっとほっとしました。感じ方は人それぞれだと思いますが、ジャンルが多岐にわたるので、誰もがどこかでそれなりの読後充足感(対抗意見を持つだけの方もいらっしゃるかもしれませんが)を得られるのではないかと思います。
人類が突然消え去ったら、という壮大なシミュレーション。思わぬ影響の数々に目から鱗。人間が、地球の環境をどれだけ激変させてきたか。考古学など興味がある人は必見。
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感想・レビュー:46件















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