Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)
Boy’s Surfaceを読んだ人はこんな本も読んでいます
Boy’s Surfaceを追加
Boy’s Surfaceの感想・レビュー(234)
P34「女性とは便器に嵌り込むという願望を合理的に満たすために、男を家に入れる奇妙な生き物である」P37何を言っているのかよくわからないと思う。正直なところ、僕にもよくわからないP141土台から何かを見つけられない人というのは一定数おり、土台を変えることのできない人も一定数あり、その間の包含関係を僕は調べみたことがない。誰だって変わっていきはするのだが、一貫性をもってしか変わることのできない人がたまにいて、それは結局何も変わらないということと変わらない。 意味が分かると愉快。P37はお前が言っちゃだめだ
表題作、いわゆる「メタ小説」(SF)という感じ。それでも「小説」の構造をつかみだしていて面白い。 最後の、「ガーンズバック」だが、「予告編」というなら是非とも完結させてほしいものだが、あれはあれで完結しているような気がする。あくまで「予告編として」。確かにあれが映画の予告編だと言われたら納得する。 個人的には、メッセージボトルが溝どうしを連結させて一つになるという当該断章や、「全弾のことごとくが的中する」人類滅亡の話が特に愉快でよかった。 好きです。
読み終わるのに、ずいぶん時間がかかってしまった。正直なところ、わかっているかどうかさえわかっていない状態。ディテールや個々のエピソードを楽しむことはできるが、全体の構図を描くことができないまま終わってしまった。ひょっとしたら、これは巨大なナンセンス、究極の馬鹿SFなのかもしれない。
さわやかなほどさっぱりわからない。特に最後のやつ。仮想妄想数学・物理を文学的に語る的な。あー全然解らない。//甲殻類とは無表情が身上であり、鋏で筆記具を保持するのは困難であって、奴らがどれほど驚いたのかは知られていない。
よくわからない。わからないのだけど文章の形をした数式が幾何学形状を生み出しそうな、そんなぼんやりとした予感を感じる。その幾何学形がこの本のテーマである愛ではないかと思った。
なんだろなあ。頭の中でおぼろげに形ができそうになると崩される。快感でもあるし、不快でもある。一行一行は読みやすいのに。これは新種のウィルスなのか。でも大丈夫。読んだ端から忘れるから。ほら、もう最初の2編は覚えていない。「まとも」な小説が読みたくなった。なにをもってして「まとも」と言うのか分からないが。251ページ
分かろうとする必要はなく、分からないことを楽しめばいいのだと思い、何とか読み通した(飛ばした?)。この人の作品を石原慎太郎が読んでいるところを想像すると笑えます。
(※独自の解釈、ネタバレ) 主人公は数式。 「Aが好き」という感情の対象である"A"は、"認識者の認識によって構成されたA"であり、現実に存在する"Aそのもの"であるという証明は無い。 現代の価値観においては「Aが好き」におけるAが真実ではないにしても、"真実に近づこうとする感情"が美しいとされる。事が多ケース。 さて、"Aが好きという感情の中のイメージ集合体であるA"と"Aという実体そのもの"。これがイコール関係を結ぶことは有り得るのだろうか? このことを証明しようとした数式が、本作の主人公である。
フリッパーズ・ギターみたいな小説。気取って斜に構えて蘊蓄語りまくって、本音なんてかっこ悪いものはおもてに見せず、でも切実な何かを抱えた切羽詰まった叫びのようでもあり、タダの冗談かもしれない。解説付きの文庫版を読むと、何かわかるかしらん。
やはり何を言っているのか分からない。笑えないことが笑える。分からないことを理解する。そのような禅問答のような本。面白いと思えたので面白かった。
前作は「よく分からないが何か分かって面白い」。今作は「さっぱり分からない」。でも“Gernsback Intersection”だけはなんとか理解できそうな・・気がした。面白いかどうかの判断は保留としよう。そんな感じの本。
表題作を2回ぐらい読み返した。不思議な目線で描かれる恋愛。白いレポート用紙の上にボールペンでさらさら書いてある報告みたいだよね。読みにくいけど面白かった。
一応、最後のページまで読みました……が、短編になると、情報量が少ないうえに描かれる物語も何がなんだかわかんなくてもう、まったく何一つあらすじがわかりません。せめて一気通読しなきゃならないね…。ちょっと間開けて読んでたから、もう、全く読んだと言えない状態。また……いつか読み返そう……。
前作に引き続き、長い長い時間をかけてようやく読んで、よし、意味が分からん! と清々しく終わった。ほぼ理解できていないのに確実に面白い物語であり、不可思議。その難解さを巧みにコントロールしているYour Heads Onlyが特に『魅せ付けられた』と感じた。ちなみに、これから読む方は専門用語が頻出するわけではないので安心して欲しい。世界観そのものが複雑系なのだ。
アルゴリズムといえばまず『アルゴリズム体操』が思い浮かぶ私にとって、このハイパー物理短編集は目が回りそうだった。ものすごく遠回りではあるが、確かに恋愛小説だった。そして訳がわからないのに面白い。お気に入りは表題作。あなたの網膜に映り脳内で構築されるものは、私のそれとは違う。同じものを見ているというのは錯覚に過ぎない。だが錯覚を無限に繰り返せば、無限の果てにそれは一致する、はずだ。だから繰り返す、永遠の/一瞬の、無数の/ただ一つの、あの場面を、あの言葉を。本人たちが忘れても、死んでしまった後でさえ。
一つ目の作品などは何度も読み返しているが未だに理解しきれていないところが多い。しかし、面白いということは何度読んでも実感できる。全体を通して言葉遣いや言い回しが洗練されていて何とも楽しい。恋愛小説という名に偽装した何かを装った恋愛小説なんだろうきっと。
「Boy's Surface」はとにかく素晴らしいの一言に尽きる。短編小説としても恋愛小説としてもそこいらのものとは一線を画すとともに円城塔の最高傑作であると、これは私の個人的な意見である。書き下ろしについてはいまいちわからなかったが、「your heads only」はところにより大笑いできる。といっても最後だけは□
Boy’s Surfaceの
%
感想・レビュー:83件














ナイス!































