天涯の砦 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
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天涯の砦の感想・レビュー(148)
ともかくリアルな宇宙の描写が良かった。綺麗事じゃない未来でちっぽけな人間が必死に足掻く。宇宙っていうものの本質は人を拒むのになぜ態々人はそこにいくのか。私が生きてるうちに人は宇宙で暮らせる様になるのかねー
あまりSFを読んだ事がない上に、苦手な二段組みだったのでどうなる事かと思ったが、事故が発生してからは一気読みであった。重大な事故が発生しているのに、なかなか出会う事が出来ず、コミュニケーションはダクトを通して聞こえてくる声だけというのが読んでいて非常にもどかしい。最後が割とハッピーエンドなのが良かった。
事故。居合わせた、偶然生き残った人々には、簡単には他人に明かせない、色々な事情があった。そこそこ硬派なSF力作。この世界が舞台で、もっと社会的な動きに注目したものを読んで見たいな、と思った。
沈みゆく船のパニック物だけど脱出の過程で救助→仲間が増えるわけでもなく、生き残った者同士の激しい争いが起こるわけでもなく、終盤まで互いに会うこともなく地味な作業が続くのが新鮮で面白かった。
それぞれに思いを抱えてるから素直に善意一致して助かろう!協力しよう!とはならなくて…協力しようとなってそのうち内部分裂ではなくて、最初の時点からいろいろ心で思いながらアクションを起こすのが人間のリアルな感じがした。。閉じ込められた劣悪な環境、計画通りにいかなくて失望したり、死を近くに感じてパニックになったり読んでてとてもハラハラしました。閉じ込められていた時に緊張感たっぷりだったせいか救出されてからがあっけなく感じました。でも読みごたえあった!スムージィの扱いがキトゥンのお金持ち説明役でしかなくて可哀想w
まさに映画でありそうな設定。極限状態での生存者に共通している事は、希望を捨てずにいた事と何かで読みましたが、まさにそうなんだろうなと思った物語でした。主人公を応援しながら読みました。面白かった!
「老ヴォールの惑星」で衝撃を受けた小川一水2作目・・・だったけど、これは老ヴォールに比べるといまいち。主人公はいいとして一部人物像がぶれているような(特に甘海)。性格と行動が一致していないというか、妙な気持ち悪さを覚えながら読むことになった。宇宙や無重力に関する描写は生々しくてとても臨場感があって良い。文庫版で改稿されてたりあとがきが違ったりするみたいだからチェックしてみたい。
ようちゃんに薦められた本。すごい面白かった。未来の話だけど全く突飛ではない、これがSFという物語か・・・!読み手にも常にバッドエンドをちらつかせる緊張感が半端なかったけど、ハッピーエンドで締められていたのもよかった。これはすごい。ファンになろうと思う。
宇宙で孤立する話はいくらでもあるような気がするけど、ここまで人物描写に凝ってるのはないんじゃないかな。それも等身大の人物なのがいいよね。
ものっすごい面白かった!!宇宙は憧れるけどやっぱり怖いところだなぁ〜。行動をおこさないとだめなんだと実感。久我山みたいな身体めちゃくちゃ興味が!!小川一水さん最高です。
面白い。久しぶりに良質のSFを読んだ気がする。例えて言うなら宇宙版「ホワイトアウト」か、ダクトというフィルターを通しての会話が逆に臨場感を高めている。結末も良い。
宇宙という自分には経験のない環境下での出来事なので、想像力がついていかない...。読み進めるほど、誰も助からないような気になってきました。自信満々で完璧に物事をこなしていくヒーローより、二ノ瀬さんみたいに、何度も折れそうになりながらがんばる人のほうが、人間味あふれてていいですね。
生々しい。なんというままならなさ。纏まらなきゃいけない状況なのに、輪を乱す事態に発展しまくりで、二ノ瀬さん本当にお疲れ様ですw いる、と思わずにはいられない人物描写に感服しました。
本格SFでありサバイバル活劇。幾人かの行動原理に納得のいかないところもあったが、それは群像劇を鑑賞する上では致し方ないものか。確かにラストはもうちょっと悲劇的な方が事故のシビアさを表現できたとは思う。が、そういった点を割り引いても十分な良作。まとまりもよく映画化しやすそうな一品。
真空だけでも手いっぱいだろうに、そんな敵まで。大変だ。派手さはないが手に汗握る物語だった。そして、文庫版で書き直しがされていると知ってショックを受ける(笑) だってー、図書館にあったのJコレクション版だったんだもの・・・
宇宙ステーションでの事故。乗員の大多数が死亡し、周囲は真空、残り少なくなる空気、生き残った者たちが生存を懸けて絶望的な状況に立ち向かう。読みやすく、映像が頭に浮かんでくるような描写で、手に汗握りながら一気に読める。そして、パニックものなのに続編が読みたくなる。
『ポセイドン・アドベンチャー』系のサバイバルSF。閉鎖空間サバイバル好きの血が騒ぐ作品でありました。登場キャラはいかにも小川一水らしいけれども、《真空》といかにして戦うかという根幹がはっきりしてるし、絶望的すぎる状況の提示から僅かな生存の手段をたぐり寄せていくサバイバルの醍醐味を堪能。手に汗握る、という形容がぴったり。面白かった。
ちょっとエッジな人の多いドラマチックな集団の、地道で生理的にも心理的にもギリギリなあがきを、手に汗握るというかほとんど胸が詰まる思いで読んだ。ハッピーエンドでよかったよ、常にバッドエンドが脳裏にちらついたもの。幸村誠の絵で克明に。
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感想・レビュー:43件














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