時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
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時計じかけのオレンジ 完全版の感想・レビュー(284)

暴力。とにかく、暴力! 目を背けたくなるような暴力をモチーフにしつつも、善の本質をテーマに昇華したのは、やはり壮大。完全版から読んだけど、最終章カットの版だけしか読んでない人とは意見がかなり違うはず。個人的は感想としては、良くある不良少年がオトナになるまで……フタを開ければ割と青春ものだったりするのかも。誰しも経験のあるような感情に近いから、深くも感じる。ナッドサッドだって、誰だって一度は考えそうな厨二的発想だと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/31

ナッドサッド語に違和感を感じなかったのは私がまだまだオトナでないということでしょう笑。選ぶことをやめたら人間でなくなるという言葉が印象強く残りました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/29

栞子さんに背中を押されて、ずっと積読だった本書にやっと手をつけた。独特のナッドサッド語まじりの文章は個人的にはなかなか馴染めなかった。翻訳も頑張ってると思うけど、やっぱり原文で読んでこそかなという気もする。アレックスのキャラクターは、かなり魅力的。名作と言われる、映画も見てみたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/19

無理矢理取って付けたハッピーエンド、には感じなかった。最終章がなければ本当にただの寓話になってしまう。子供っぽい語りに辟易はするけれど、よくこんなの考えつくなぁという凄く面白い書き方。品性の底辺にいるような序盤の主人公がきれい、美しいという形容詞を頻繁に使うのが印象的でした。自分の在り方に一片の恥じらいも持たないでいられるというのは、顕れ方が暴力であれ他であれ、未熟な人間の共通点かも。あまり内省し過ぎないところが、主人公が健康そのものの普通の人であることを感じさせる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/15

映画版は未見。ナッドサット語は最初は読みにくく感じたが、そのリズムに慣れてくるとだんだん楽しくなってくる。前半のアレックスの行動は若さゆえの暴走とするには苛烈過ぎる感はある。議論のある最終章は作中の言葉を生かすにはあった方がいいように感じた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/13

アメリカ版(映画版)の終わり方も完全版(原著版)の終わり方も納得いかない。原著版は後半展開はやくね?と思わなくもない。中盤までが面白いのに残念。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/04

映画としては最終章は締りが悪い、小説としては最終章がないと歯切れが悪い
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/24

アレックス少年は平凡な日常に退屈し、まるで生活の一部のように友人達と犯罪を行い続けるが仲間に裏切られ捕まってしまう。収監中アレックスは模範囚として過ごしていたがそれは計算ずくのことだった。そんな折、アレックスは刑期の短縮と引き換えにある更生療法の被験者となるが…。【感想】この作品を読むきっかけは映画だろうか、小説だろうか。どちらにしても読んでて気持ちがいいもんではなかった。ただアレックスだけにというわけではなく、他の登場人物も含めて感じた。今回追加された終章について読む人なりの考えだから肯定も否定もない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/21

僕はこの作品の主人公に対して共感できないし、それよりも強い嫌悪感を覚える。独特の語りと造語で進んでいく文は確かにいいのだが、若さゆえに暴力におぼれ、それを良しとする彼らが許せない。だからといって完全にそれを否定できない世の中なのが悲しいのだが。子供から大人になれば『暴力』=『楽しい』と思っている思想が変わるとも思えない。この本の作者自体が『機械仕掛けのオレンジ』でなかったことからこそ書けた、うちにある欲望であったとは思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/15

最終章については批判も多いけど、僕はこの章は必要だったと思う
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/09

「ビブリア古書堂〜」という本に出てきていたので興味を持ち読んでみた。ハラショーとかナイスなとか初めは読みにくいと感じた。暴力的な描写が多い所はあまり好きになれなかった。第七章が必要かどうかで問題になっているみたいだが、個人的には必要ないと思った。なんだか無理矢理ハッピーエンドにしようとしている感じがした。ただ、著者が伝えたいことのためには第七章は必要なんだと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/07

映画が見たい見たいと考えていながらも見れていない・・・そんなときに完全版発見。 正直最初からハラショーに楽しかった。またスロボの使い方(訳し方?)が面白い。 第七章に関しては個人的に気に入った。しかし映画での魅せ方がわからないので、やはり映画はチェックせねば・・・
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/26

あとがきを読んで知ったけど、第七章はカットされてたんですね。しかし、こんなクズが、歳をとるだけでまともになるのか疑問だなーと思うと、第七章を削って出版したのも分かる気がする。でも『善というのは心の中からくるもの。善というものは、選ばれるべきもの』を生かすためには必要かも。個人的には主人公がルドビコ法やら政治的利用などで人間の尊厳とやらを蹂躙されて可哀相振るところで終わってもよかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/24

y s
好きと嫌い 快楽と苦痛 善と悪 そういう行動と態度の根拠となるようなことを自分が決定したい。それはその人の内面そのもの。そうできることは幸せで、その気持ちは「純粋」で、自由のひとつの形でもあると思う。 その決定が他人を侵害したからって、それがなんだっていうんだろう。自由のために他人が苦しんだからって、だからどうだっていうんだ。そう皆が思ってる。 だれもかれも出てくる人間は皆胸くそ悪かった。なのでアレックス少年が私は一番好き。他よりもまだ純粋だと思うからそう思った。(だから大人にはなりたくない)
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/16

前から題名に惹かれて呼んでみたいと思っていたのだが、「ビブリア古書堂の事件手帖2」に出てきたのと、同じように若者が悪いことをする小説「限りなく透明に近いブルー」を読んだので、買ってしまった。「ビブリア~」については正直、文学作品として中学生が読むにはちょっと微妙だが、少し背伸びをして読んでる子がいそうな気もする。「限りなく~」は同じように世間に対して悪いことをするのだけれど、内向きな話だったのに対して、こちらは一人称で書かれているけれど、もっと外向きに世の中の大人たちのどうしょうもなさを描いている感じが。

善悪、そして10代の万能感とその喪失の話。かなりいいタイミングで読んだと思う。小説家と再会する辺りのシーンが好き。映画も観たい。結末はこっちの方がいいんじゃないかと思うけど
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/08

ディストピアものの傑作に比べるとどうも踏み込みが甘い気がした。過剰にスラングが散りばめられていることが重要で、その良さは原文で読めないと完全には伝わらないのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/16

まったくハラショーに暴力に満ちた話だった。最終章はない方が良かったかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/05

キューブリックの映画ではアレックスの超暴力は比較的マイルドに、コミカルに描かれていたが、小説で描かれている超暴力はあまりにも凄絶……。いやこれは政権は強硬な政策を取らざるを得ず、それが社会に新たな綻びを産むのは必定。その狭間で「哀れな語り部」は人間性を蹂躙されましたとさ。/それとは別に、ナッドサットはそのリズムとロシア語の無理やりな英語読みが愉快だ。特にロシア語を多少なりとも知っていると、元の単語とのギャップが楽しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/05

神様はそんな若者たちをスコッチ片手に眺めながらニヤニヤしていましたとさ、なーんつってね。 で、アレックスは幸せになれたのかな?
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/18

数年ぶりに再読。ナッドサットのリズム感は何度読んでも素晴らしい。アレックスがルドヴィコ治療を受ける前のアレックスと教誨師の会話のシーンが心に残った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/15

15歳がやることにしては、やり過ぎだ、やり過ぎたんだよ。本当、アレックスが受けた罰は正当にして妥当だった。ただ、猫邸のシーンだけはギャグ過ぎて笑ってしまったけれど。やんちゃ坊主は大人になってしまった。そして今までやってきたハラショーなことに酷く飽きてしまった。責任が人を更正させるのか、大人になることで責任を負うからか。人には自分の軸を直すすげぇ力が備わっているのかなぁ。と、感心させられる。ただこうなるとやんちゃなアレックス坊やが恋しくなるもんだから、不思議。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/13

最初は生々しい表現がしんどかったのに、だんだんアレックスの純粋な感情や無邪気な狂気に、どこか自分にも似たような部分を見つけてしまった気がする。10代って、なぜか自分が無敵な存在だと思っていたなぁとか。あと、善良と悪を、アレックスは最初から自ら選択するものだ、と意識していた所や、自分自信の正義のようなものには正直なところとか、複雑で憎めない。今さらながら読んでみたけれど、名作と呼ばれる本には、読み手を選ばない力があるんだなぁと実感しました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/22

一度映画を見ているので、読みやすかったです。主人公アレックスの一人称視点で、スラング混じりの独特の語り口が面白いです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/15

主人公アレックスが一人称で語る文章は、スラングが飛びかい暴力で埋め尽くされています。不快感でくじけそうになりますが、怖いもの見たさ感がまさって最後まで読まされます。この小説は、難しいことは考えないで、本に身をまかせてしまうような読み方でいいのかなと思います。そうすると、スラングや暴力よりも汚いものがはっきりと見えてきます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 06/10
junkty@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
キューブリックの映画はかなりグロいけど大好きな映画です。文章も挑戦してみたいですね~。
ナイス!ナイス! - 06/11 22:56

黒ペフ
junktyさん、ナイス&コメントありがとうございます! 私は映画を見てないので挑戦してみます☆ 解説によれば、バージェスは有名になりすぎてしまったという理由でキューブリックの映画を嫌っているようですね。
ナイス!ナイス! - 06/11 23:33


映画は未見です。ひたすら暴力を振るっている少年なのに、嫌悪感は感じず、むしろ好感すら感じます。暴力を行使した少年が刑務所で、施設で、かつての縄張りで、自分の業を背負わされて自由を求める描写はとても爽快であり、無様であり、悲観的であり、同情であります。そんな複雑な感情を抱いたからこそ、最終章の最後の一説が強く印象に残ります。実にハラショーな作品。映画も是非見たい!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

その共感を拒むような人物造形にも関わらず、アレックスが悪として描かれていないのがいい。下手な勧善懲悪ものにならず、かといって暴力を礼賛しているわけでもない。教育、啓蒙、教化、呼び名はなんであれ、自らの自由意思に基づいてそれを受け取るのでなければ危うい、ましてやむりやりおしつけるなんて、ってことかな。最終章がある方が、私は好き。暴力というのは若者に共通の流感みたいなもので、一時的なものだ、ということがより理解しやすくなる。アレックスと同じ世代なら、まったくハラショーに好きだったはず。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

しっちゃかめっちゃかな文体で、序盤は辟易としてしまったが読み進めていくうちに不思議と没頭してしまった。癖になる、というのは分かる気がする。最終章はアリだと個人的に思った。自分だけが周りの人間に取り残されていく感じが。何故かNHKにようこそが脳裏に過ぎった。社会に反発して暴力に明け暮れる、ってDQNすぎて好きになれないけど、暴力て言葉を他の言葉に置き換えてたら、いろんことに通じる気がする。とりわけネットとかね。ああ、もうビズムニーみたいになって感想が上手くまとめられん!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/10

なにより作者がキューブリックの映画を気に入ってなかったってのが衝撃的だった
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/09

選択の自由と教育についての物語。暴力的な選択しかできずに周囲に害を与えずにはいられない存在でも、選択の自由があった方がいいのか、それとも、暴力的に選択の自由を抑えつけても、周囲に害を与えない存在に矯正した方がいいのか。重要なのは、刑務所の中でさえ囚人が別の囚人に「教育」を施そうとしている点。「この男をなぐったことは誰も否定できないよね、この男に教育を施してやるってわけだったんだからね」(p.142)。主人公が「時計じかけのオレンジ」についてある考えに達する最終章、あった方がいいのか否かはよく分からない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/15

映画を観てから原作を読んだ。映画から入ったせいか個人的には 最終章が蛇足に感じられた。でもキューブリックの映画がもしも存在していなかったなら すんなり読めたと思う。原作者が映画に否定的だったのもうなずける。

映画も原作も知らずに舞台を観、感動したその勢いで読んだのですらすら読めました。アレックスの一人称で話が進んでいくのが、時代も背景も違うけど『ライ麦畑でつかまえて』を彷彿させられたり。 最終章があるかないかで賛否両論あるようですが、私としては最終章があった方が好きです。ないと、結局アレックスは「選択」できないまま大人達の道具として使われるだけという印象なので…もちろんその方が作品のインパクトは大きいでしょうが、個人的には救いのある「最終章ありバージョン」が好きですね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/19

映画が大好きなので小説も買っちゃいました。映画を見ていたので補填できましたが、ちょっと読みにくい印象です。 内容はハラショーに素敵なものです。帯にもありましたが、これぞまさに不朽のクラシック!! 文句なしの100点の作品です!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/09

幻の最終章の有無で、小説のテーマが変わってしまう印象かなあ。ハラショーに生きても、時計じかけのオレンジとして生きても、何にしても、業を背負って大人にならないといけないってことかなあ。兄弟よ、そうだろ?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/09

まったくハラショーに暴力に塗れた作品で。スラング全開一人称まくしたてのアレックスしゃべりは確かにちょっとクセになる。狂ってんね。完全版と言われる所以の最終章だけれど、これはやっぱりあった方がいいのかな。これは救いなのか赦しなのか罰なのか、あるいは復讐なのか。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/30

紆余曲折の末、アレックスは以前のエネルギーを取り戻してしまい、今までの「オレンジ」ならここでチャンチャンになるけれど、僕が読んでいるのは幸いにも「完全版」だ。幸い、と書いたのは、もし手元の「オレンシ」が7章の欠けたものだったら、「おもしろかった」と言いながら、古本屋に即刻売り飛ばしていただろうと想像するからだ。残念ながらキューブリックの映画や今までの「オレンジ」を知らないため、新しく出た完全版が、ひょっとしたら、「オレンジ」に慣れ親しんできた旧来の読者をほったらかしにする形になってるのかもしれない。正直7
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/21

一気に最後まで読んだ。途中でやめたら人間不信になりそうでこわかったんだぜ、兄弟。 ゲーテ箸の『きつねのライネケ』との共通点を感じた。主人公の変化に違いはあれど、まわりにいる一見“普通”に見える人々のがタチが悪いって点。それと主人公がとんでもなくひどい奴って点もね。 読み終わって感動はないけど、じっくり内容をかみしめたい作品。なんつうかベストセラーにならないでいいけど時代に流されないで残ってほしい小説の類。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/02

映画未見。文体と物語に中毒性あり。非常にパンクで、主人公がとんでもないクソガキだが、自由意志をテーマとするなら、それもありか。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/01

映画よりも面白かった。文体の独特さが心地よくて、奇抜ながらもかなり刺激的な文章が読了まで飽きることなく楽しませてくれた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/30

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時計じかけのオレンジ 完全版の 評価:73 感想・レビュー:104
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