長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))
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長いお別れの感想・レビュー(514)
チャンドラーって、ハードボイルドとかって言われてるけど、これ読むと、ものすごくセンチメンタル。センチメンタルなのってやっぱりいいんですよね。なんで、ハードボイルドな主人公なのか?とかって考えると、やっぱり「おセンチ」なんだろうと思う。だから、ぐっとくる。優しくなければなんとか、じゃないけども。
良かったです。レイモンド・チャンドラーで原りょうを連想してしまう自分なので、この作品を読み終わった後は、無性に沢崎シリーズを読みたくなりました。マーロウの台詞、一つ一つを味わいながら読み進めました。カッコ良くてシビレますね!!
**注)ハードボイルド**コーヒーを注ぎ、タバコに火をつけてくれたら、後はぼくについて全てを忘れてくれ。妻を殺したと告白して死んだテリー・レノックスからの手紙にはそう書かれていた。彼の無実を信じ逃亡を助けた私立探偵マーロウには、心の残る結末だった。だが、別の依頼でテリーの隣人の失踪の理由を探る内、マーロウは再度事件の渦中へ 内容は語るまい。余りに美しく感傷的なその独特な文章。類い希な比喩表現。小説を読めば、必ずや誰もが開店直後のBARに足を運びたくなるだろう。孤高のダンディズムにご関心のある方にお勧めです
有名作なので読んでおかなければと手に取った。すぐにおもしろい!とはならないけど、ふとしたとき一節を思い出して、また読みたくなるような小説だった。マーロウはもちろんかっこよかったけど、個人的には人間臭さがあふれるレノックスのほうが好きだった。「ギムレットにはまだ早すぎるね」ずるい。ああでも「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」もかっこよかったな…。村上春樹版もぜひ読んでみたい。
村上春樹のフェイバリッド作家レイモンド・チャンドラーの傑作。村上春樹が好きなのが頷ける皮肉やウィットに飛んだ主人公の私立探偵フィリップ・マーロウのセリフは春樹ファンにはたまりません。時折出てくる、物語に関係ない社会情勢を挿話として眈々と入れてくるところや、生活の描写も春樹的。春樹作品にはあまりみれないのはマーロウが突然キレだすところ。村上春樹ファン以外もホモソーシャルのきゃっきゃしていない、ハードボイルドなクールにも熱い男の友情と驚愕の結末にやられること請け合い!
読み終わった後にもう一度タイトルを見ると、すごく「なるほど」な気分になる。マーロウの性格、私は嫌いじゃないけども、もし知り合いにこんなのがいたら面倒くさそうだ。質問しないと話が先に進まない話法ばかり使うからじれったいんですね。最後、マーロウが警察にさよならする方法は〜と言っていたのに思わず噴いてしまった。とりとめのない描写が多く、ああなんか確かにハードボイルドですね、と思いました。
さすがハードボイルド最高峰ののお話、としか言いようのない作品でした。何を言われてもぶれないマーロウがとてもかっこいい印象を受けました。ただ、女性よりも男性の方が好きな作風かもしれないです。
村上春樹訳の後書きに、清水俊二は省略の達人である、そんな一節がたしかあったはずだ。たしかに疾走感があるし、良く纏まっている。両方読んでみて改めて感じたのは、読むたびに『長いお別れ』が好きになっていくということだった。
(ーωー)y-~~その昔、藤竜也と草刈正雄主演のプロハンターってドラマがありますて、最終回のサブタイトルがロング・グッドバイだったのを、今でもなぜか妙に覚えてて、ついこの本を買ってしまいますた。ラスト直前、マーロウの家の中で待ち伏せしてる一人が、…と思ってたら違うのか?
有名なのに、読んだ事のなかった一冊。 意外と面白かった。
久しぶりの再読。マーロウのぶれない所がよかったです。芯がしっかりしている人、大切なものが何か分かっている人はタフですね。ギムレットが飲んでみたくなりました。村上春樹さんの翻訳、チャンドラーの他の作品も読んでみたい。
このところ小説では有川浩さんの作品ばかり読んでいたのでオトコ成分を補給するために初めて手にしたチャンドラーの作品。流石はハードボイルドの最高峰。作品の持つ空気、皮肉の効いた言い回し、名台詞『ギムレットにはまだ早すぎるね』の意味、不器用な男の魅力と哀愁…今まで読まなかった後悔以上に、読んだ喜びが上回る傑作! 村上春樹版も読んでみたい。
トールサイズで再読(笑)何回読んでもいいですね。物語全体を包んでいる雰囲気が凄く良い感じです(笑)マーロウの哀愁のような物を感じてしまいます(笑)最後のマイオラノス君との会話のシーンがなんとも言えなく良いです(笑)もうしばらく時間をおいて文庫版の『ロング・グッドバイ』を読もう(笑)
真相が二転三転するので飽きませんでした。最後の展開も格好良かったです。ギムレットを飲んでみましたが、ローズ社のライム・ジュースは甘かったらしく、当時より今は辛口のギムレットが主流との事。大分酔ってしまい自分にはハードボイルドは程遠かった。
ヘミングウェイの魅力は文体。チャンドラーの魅力は、日常のちょっとしたやりとりに滲み出る「含蓄」なのかな、と思う。正直ドラマや推理は、時代を超えるほどのものかと思ってしまったんだけれども、ふとしたセリフのオシャレさ、怜悧な雰囲気に思わず唸らされてしまう。「一生に一度は言ってみたい」名言が満載の一編。
レイモンド・チャンドラーは『湖中の女』につづき2冊目。読み始めては止めて積読本にしてたけれど、やっと読了。後生まで語り伝えられる名作と言われる通り読み応えのある小説でした。読めて良かった。
いわゆるハードボイルドというのを読んだのはこれが初めてです。難しいのかと思いきや、ひとつひとつの場面が面白かったです。マーロウは紳士ではなかったけれど、最後の最後まで友人を信じることを曲げず、どんな相手にも頭と口と手で堂々と応戦します。ここの感想欄で村上版もあることを知ったのでそれも読んでみたいです。
私立探偵がある男と友人になったことがきっかけで事件を追うミステリー小説。主人公のブラックで粋な言い回しがたまらない。かなりの長さがあるが、飽きのこない深い味わいがある。文体が少々鼻につく人もいるかもしれず、好みが分かれるかも。男くさい小説が好きだったり、アメリカの映画やドラマが好きな人は気に入るだろう。村上春樹の翻訳もあるので、読み比べもおすすめ。
最後の最後でちゃんとミステリ(どんでん返し)があって面白かった。なるほど。あとは主人公のフィリップ・マーロウを好きになれるかどうかで楽しめるかどうかが別れる所。皮肉で丁々発止のやりとりがハリウッド映画好きの僕にはとても良く合った。フィリップ・マーロウ(P.M.)とポール・マーストン(P.M.)で頭文字が同じ、というのをネタにしてアイリーンをからかうシーンが好き。とりあえず、ギムレットが飲みたくなる作品。
村上春樹が「羊をめぐる冒険」の下敷きにしたというのもうなずけました。生活することに対する執拗なこだわりや、「…べきではなかったのだ。」「…それだけのことなのだ。」など、清水訳の中にも初期村上の言い回しがところどころに。マーロウがレノックスのためにひとり部屋でタバコとコーヒーをたむけるシーンがとても美しい。
★★★★☆ 「さよならを言うのはわずかの間死ぬことだ」激シブです。村上春樹訳よりこっちの方がずっといい。ハードボイルドって厭味になりがちだけど、ちょうどいい案配。アイリーンの金髪の描写がすごい。読了した日にギムレットを飲んだら見事に酩酊。私には「ギムレットにはまだ早すぎ」ました。(借)
原氏が最も影響を受けたハードボイルド作家ということで、初めてチャンドラーを読みました。なるほど、マーロウと沢崎はまるで国籍の違う双子です。マーロウがデスクの埃を払う何でもない仕草に、沢崎が重なって鳥肌が立ちました。私立探偵の事務所は、ちっぽけで埃まみれで金が無いとカッコいい。
渋い。男の魅力が詰まった重苦しさ。描写の一つ一つがどしんどしんと心に響く、ハードボイルドの教科書。もう一度、じっくり読み返して浸りたい一冊です。
『ギムレットには早すぎる』多分この小説でギムレットの知名度は大幅に増しただろう。それくらいカッコいい使われ方をしている。洒落が聞いていて甘えがなくてでも強いわけでもなくて、しかし自分の中の一番大切なものは譲らない、というハードボイルドの魅力が凝縮された、まさにハードボイルドの神様。ミステリー部分というより細部をじっくり味わう小説である
長いお別れの
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感想・レビュー:129件














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