レダ3 (ハヤカワ文庫JA)
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レダ3の感想・レビュー(22)
自由と孤独が同居する、すべての者が傷つかず悲しむことさえない理想化された管理社会――ファーイースト30。心にいつも吹き荒ぶ冷たい風が淋しさだとは気付けずにいた少年イヴは、紊乱者レダと出会い、彼女のどこまでも自由で気儘で脆い性格に次第に魅かれていく。レダを知り世界に近づこうとするほどに理想化された社会は内に秘めた矛盾を露わにし、少年を闇へと誘う中、刹那の輝きの後にボーイはマンとなり、世界を知り、破滅が約束された世界と対峙することを自らの意志で選択する。マスターピース。
終わりました。いろいろと文句は言いましたが、読むことができて満足です。これを読みながら、なぜか山田正紀の『アフロディーテ』を思い出しました。どちらも、おそらくは30歳前後に書かれたもので、青春への決別と苦さを描いているような。これで、栗本薫を読むことは(少なくとも当分の間は)ないでしょう。改めて、お悔やみ申し上げます。ありがとうございました。365ページ
10/18:さめいち
10/16:すう
09/21:あや
07/27:ポスト存在時代
06/13:places
05/31:camelletgo
”読み”は外れました、うん快感!そうきたか・・・ユートピア小説ではなかったんだ。二巻かけてきた謎が一気にわかり昇華していきました。しかしまぁ携帯電話普及以前に書かれた物語としての限界、みたいな古臭さが感じられるんですがね。
懐かしい想いで再読。最初に読んだのは中学生だったので、うちにある文庫本は既にボロボロ。つい、平積みの三冊を見たら衝動買いしてしまった。SFというよりも青春小説としてのカラーが強い。
02/20:Slave
未成年<ヴァーゴ>だったイヴにとって、つらい展開になっている。絶えず変化していく彼の心が、はやく成長を必要とするあせりを感じさせる。テーマは、シティから宇宙へ。壮大すぎるとも思うが、ここへ来てやっと伏線(?)の謎が解けてくるので読まずにはいられない。
これはSF小説と思わない方が吉、熟々そう思う。20年以上前に読んだ時と違った印象で、「あれ?こんな感じだったかな?」と拍子抜け・・・人生いろいろ経験すると「諦念」というか、ここまでならギリギリ出来るという限界を知ったからなのか、今回はL.Aの方に親近感を持ってしまったよ。そうだよなぁ・・・若い頃の血気盛んな勢いでやったのは良いけど、その結果をスッパリと受け入れたようで結局ズブズブで、そのうえ、世界が将来展望の全く見えない閉塞感に包れていたらイブの「若さ」に憧れるし、触発されて「もう一度」って思うかもな。
あまりにも壮大すぎる世界観に圧倒され、ページを繰る手が止まらず3冊一気に読了。ひな鳥のように純真でオドオドしていた少年イヴが、自分の殻を破り大人達を議論で言い負かすくだりは小気味よいですねぇ。自由とは何か、本当の幸せとは何か?皮肉な事に、自由を知った瞬間、自分が自由でないことに気づいてしまうのね。肝心のレダはどうも最後まで謎な存在だったのですが、彼女自身が自由の象徴だったのでしょうか・・・哲学犬のファンと、ミラ(悲しい人間ですが)がとにかく好きだった!あぁ、でも切ない物語ですね・・・
1、2巻はよかったものの、3巻で一気に裏切られたような気分に。無論小説の主眼はアウラとレダのカップルにはない(主人公がイヴである時点でこのふたりとファンのあたたかな家は崩壊する運命にあった)が、イヴが上へ行こうと言った途端のアウラの反応とそれに対するイヴの(ぼくは男(マン)だ)に一気にがっかりしてしまった。レダが死んでしまったあとのイヴとアウラの運命の違いを見るだけでも、ふつふつと何か湧き上がってくるものがある。せめてレダは死んだことでイヴのものにならなかったのだ、という事実で溜飲を下げることとしよう。
--/--:tt
--/--:thoma
--/--:おやすみ
--/--:結城薫
--/--:ぬ
レダ3の
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感想・レビュー:10件














ナイス!






