地球保護区 (ハヤカワ文庫JA)

地球保護区 (ハヤカワ文庫JA)
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地球保護区の感想・レビュー(165)

博士が憎めないキャラなんだけど、やっぱりどうしようもないなー

好きだったという前提ですけど、なにかうますぎてものたりないというか、破綻や過剰がないというか。。とはいえとくに原発後に読むとリアリティがすごいです

「ぼくはもう、人の為になることしかしないと決めた」という言葉にあるように、自分がなにをするのか決めることは並大抵のことではないと想う。主人公のシウはさる天才のクローンで、わざと落ちこぼれに調整されたぱっとしない青年。一度滅びた地球に降り、自分と向き合うというお話。読んでいてシウとオザイ博士(天才)はクローンではあるがその実、親子として描かれている気がした。親の影を追う子が、それを突き放すか受け入れるかどうかを、関係性をクローンとすることでSFの香りを付加している。キャラクターの志向がしっかりしてて、良い。

「人」か「自然」かという二元論の彼方に問題の本質があるのだと本作に言われた気がした。

再読。シウのぼんやりがひどいw

“実のところは「自分」でしかないのに大袈裟な世界観とのリンク”、“ボーイミーツガールで変わっていく自我”、“暗い過去を背負った大人との関係”、“大規模な対立”ってもう『セカイ系』のテンプレートみたいな要素がずらずら並んでる割には地味でなじみやすかった、気がする。個人的には最後に近いところのチェスコとジョンファンの会話がいちばんスキ。ないものねだりに拘ってしまうとつらいよねえ

SFの衣を被った自分探しの旅、アイデンティティを探して探して、自分自身のおろかさに気づく。てな感じでしょうか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/20

いわゆる環境問題SF。自分たちが痛めつけてしまった地球への、人類の葛藤を描く。どこまで人類が進歩し、宇宙にその生息地を広めても、人の手の加わっていない地球がいちばん居心地がいいんだろうな。良箸。

環境問題SF。人間が徹底的に痛めつけて逃げ出した後、自力再生した地球。再生したなら帰りたい、でも帰ったらまた破壊が始まる…。コーリンの切なさ、後悔を知ると胸を張っては言えないけれど、人間は愚かでないと信じたい。面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/10

人間はエゴの為に地球を汚染しすぎたけど、決して地球にいてはならない、という事にはならないと思う。何故なら、人間だって生物の一種で死なない為に生きているから。とは言え、やっぱり人間(というか私たち)は生きているだけで地球にとって害悪な訳で、少なくともその事実を知る事は人間の義務だと思う。そして、地球に対しての責任をどのような形であれ負わなければならないと思った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/17

帰る場所も、今いたい場所も、これから行く場所も自分で決めるしか無い。

帰りたかったんだね。故郷に、ね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/01

序盤のどうも卑屈ですかっとしない感じが、後半になって件のキーアイテムが出てくると一気に雰囲気が変わって、その速度感が良いね。個人的には、主人公より、それに相対する勢力の方に共感するところが多かった。極端な論理こそハードSFですよ。

著者のライフワーク的なストーリー。ついに地球が舞台に。デビュー当時から知る者には感慨深い。が、そうでない人には普通のSFにしか映らないかな。

前作ともうちょっと関係があると思ってたんだけど。コーリンが好き。

環境問題SF。みんながんばっているのだけれど、その苦労が全て報われるわけではない。 個人的にはオザイ博士がメインで出てきてスラップスティックコメディになったら良いなあと思わないではなかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/06

環境問題をSFで味付けしてある感じ。バーちゃんが切ない。いったいいつまでがんばれば救われるのだろうか。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/20

SFでの環境問題は規模がでかいなぁ。生物の均衡は難しいなぁ

最近、読んだSFの中では、群を抜いて面白かった。流石というか、矢張りというか、一筋縄では行かないなぁ。今回は、真面目な部分とお茶目な部分が良い感じでミックスしてる。▼やってから、呆然とするオザイ博士の図が何とも可愛い感じがして憎めない。何だか、一つ前の短編で読んだ植物学者の牧野富太郎みたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/04

思ったより、面白かった。婆さんと博士のキャラがいい。内容的には、新しさがない分、きちんと描ききって欲しかった。テーマに対して結論が弱く、話の進め方、まく引きの仕方は、ハリウッド的で、曖昧さを残している。ゆるいSF作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/19

うむ。続くかな

人類は、地球にとって、"鬼っこ"なのか。人類は、"自然"なのか、そうではないのか。ずっと昔からあるテーマがモチーフ。「一人の命は、地球よりも重い」という陳腐なせりふが重い。

正直期待外れ。続編の構想でもあるのかいちいち解明、解決されていない部分が多い。それと地表を焼き尽くす方法論はSFとしてはちと幼稚ではないか?さらに火山が生きていればあちこちで巨大な爆発を誘発し、後に地上は氷河期を迎えてしまうのではないか?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/11

ライトノベルで培った会話芸がSFに行っても生きている。芸風自体は昔からあまり変わらない。メイン3人のキャラが弱さも含め、ちゃんと立っている。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/02

SFというより人間の話

ウナギの次は婆さん。個性的なキャラばかりです。あと博士が色んな意味で凄い。ドジっ子のレベルどころじゃない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/20

ライトノベルだったとは…確かに表紙はラノベ風だけど。青背レベルの国産SFが読みたかったのに。

最高。「地球から私たちは出て行くべきなのか?」立場が異なれば、それぞれ悩みや戦い方も変わるんだなぁ。懸命に生きようとしても、別の視点からすればお坊ちゃんの遊びかもしれないし、ただの害悪にすぎないかも。という視点の自由さが気に入った。「なにをやっても大災害にしかならないドジな天才」の話が非常に哀しく思えた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/08

SFとしてはちょっと物足りなかった。宇宙船が落ちてもぴんぴんしてるところとか・・。まあそれにも理由があるのですが・・。

「故郷」とは何か? 人間が住んではならないことになっているにも関わらず、勝手に住み着いてしまった「新地球人」の2世、3世といった人々にとって、「故郷」はどこか? 一度、滅びた後の地球に産まれた生物は「滅ぶべき」存在なのか? 回答が作中で示されているわけではないのだが、だからこそ、余計に感じた。そして、環境に関しての話での外来種問題とか、そういうのを思わずにはいられなかった
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/25

地球にとって人間というのは害悪でしかないのか。問われる作品。バッドエンドに見えるエンディングだけれども、未来のあるラストで良かった。でもあの苦みのあるラストだったからこそよかったのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/25

今の問題(環境)が主題で、それに対する未来の技術がある、ということでお膳立てはばっちりです。回帰祭と違って、風呂敷もちゃんと畳んでます。でも、ハリウッドアクションのように、口論→カッとなって行動→トラブルで話が進むのが気になる、というかなんかダメ。

前作はいろんな意味で爆発したおっさんが良キャラで今回はばあさんが良かった。キュビエの行動の意味を想像しやすくさせる説明は欲しかったかもしれん。回帰祭と同じく帰る場所についての話、ともいえる。おもしろかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/19

信条思想の違う様々な人間を登場させ、喋くらせて作者が明確な解答を示さないのがこの作品の魅力であり、おそらく欠点。回帰祭のときもそうだったが、締め方が良い。婆さんが良キャラ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

わざわざ出来損ないを作ってみたらどうなるかな?って作られたってひどいよねぇ。生まれてしまったからには、生きてゆかなければいけないからねぇ。主人公の設定がかわいそうで、その印象しか残っていないです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/09

主人公の情けないとことか、婆さんのかっこよさとかがツボ。SFさはそんなに強くないから読みやすかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/09

小林さんの、自身の思想信条を入れず、ニュートラルでいようとする描き方が好きです。また、そこから垣間見える弱き者への優しい視点も大好きです。知識は生きるために必要な武器のひとつだ、と知る少女の未来に幸あれ。あとがきに激しく同感。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/05

久しぶりにSF読んで満足。ちょっと「ん?」と思う場所がないでもないが。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/02

ハードボイルド婆さんのエコ・アクション
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/25

良い意味でオールドウェーブな未来史SFの宇宙に、個人/社会/世界の現在的な問題意識を載せたエンターテインメントになり得たと思うのだけど、諸々の掘り下げな中途半端なため退屈なものになってしまっているのが残念。とはいえ、自分は年齢的に対象読者として想定されていないように思うので、無い物ねだりをしているだけでラノベ/ジュブナイル/ヤングアダルトの本来の読者にはおもしろいのかも知れず。そこはよくわからないです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/24

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地球保護区の 評価:85 感想・レビュー:70
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