小指の先の天使 (ハヤカワ文庫JA)
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小指の先の天使の感想・レビュー(105)
面白かったです。人間とは自分とはどこに宿るのか。それぞれの話で意識と肉体の対比が興味深かったです。表題作が切なさもありつつ、ほのぼのとしていて良かったです。
01/26:ミノリ
01/21:pe-gan
01/10:A Ega
12/20:アレ
12/15:T中K太郎
12/08:紙魚
極めて精密な仮想現実と現実の境は見分けられない。人間は脳の密室に閉じ込められているのだから。・・・しかし、神林ワールドは深い!
11/21:あおろく
11/16:negiぽん
表題作を含めた六篇で構成されている短編集。人の意識とは、世界とは、と言うテーマで本書も一貫して語られている。仮想空間をテーマにした作品で、自らの肉体を機械に繋ぎ、意識だけが仮想空間で生きてゆく「リアル」な人間の物語である。「意識は蒸発する」では、意識だけの存在が新たな「進化」を生み出せるのか? と言うテーマは――成功しているかどうかは別として――とてもスリリングだ。
神林長平の連作短編集。自分が読むのは『言壺』以来。いやぁ、面白かった。毎回そうだが神林作品はいろいろ考えさせられる。
現実と仮想空間、機械と人間、躰と精神…そんなハードSFな話題を、いたって素朴な視点からいくつか切り取ってみたよ、なんて感じの短編集。どの話でも、その中で大きなイベントがおこるわけではないけど、確かにその前後で何かがあったということは伝わってくる。いわば番外編みたいな話たち。でも、だからこそ俯瞰した視点から描ける。解説にもあったけど、今作は特に「余白」が大きいんだと思った。その余白に何を書き入れるかは、もっと神林作品を読んでからじゃないと!というわけで次の本を…。
10/21:HanaGe
同じ世界を異なる時間と立場で描いた短編集。他の作品に比べ、生き物特有の臭いが感じられた。脳や言葉だけでなく、体や内臓がキーワードの短編があったからだろう。
10/14:のひい
09/23:沙綺
短編集だけど、話は一貫していると思われます。でも解説の方が心に残っている不思議。「多くの中高生がそうだったように、自分もまた、大人と子供の中間地点にいて、なんだかわからないが自分や、周りの環境をもてあましていた」
08/26:cydonianbanana
07/24:camelletgo
07/17:つんじ→
07/04:Doubly
06/22:yo32ted
06/19:うっかり
06/16:ヴェネツィア
06/04:はぎう
05/30:nalsa
05/30:tsukishima
05/24:The lost FRIGATE
まさに短編傑作集。神林長平は今まで何冊か読んだが、短編集は初めて。まさか短編までこれほどのクオリティがあるとは思わなかった。「抱いて熱く」以外はほとんど一貫したテーマを、様々なアプローチで書いている。これが20年間かけて、ちょくちょく書かれた物だとはとても信じられない。実に神林らしい問い掛けが短いながらも詰っている上、それぞれ、全く別のやり方で書かれているのには感嘆する。意識とは何か、人とは何か、人の意識を機械に入れ替えたらどうなるか、機械の中の社会はどうなるか。SFであり、哲学であり、文学。
05/20:ミゼ
04/11:mrrssy
04/09:caco
肉体を捨て意識だけの存在で仮想世界を生きる・・・生きることに飽きたらあっという間に気化してしまいそうだ。後書を読んで、執筆時期に20年の開きがあるなんて驚き。「ノンシリーズなのに、なぜか、つぎの本が読みたくてたまらなかった。神林。神林。神林。」あー今まさにこれ。
現実と非現実、外と内。人間の主観の外側など分かるはずもなく、所在をあてどなくさまよう。そうした様は現実世界におけるもやもやした気持ち、抗いようのないものが存在するということ、に近いのかもしれない。どんな世界であれ、幸せの形は一つでないほうが良いよね、と読んでいて思う。『抱いて熱く』のロマンチシズムや、『猫の棲む処』の静謐さが愛おしい。世界とは何なのだろう、と。
意識と現実のすり合わせと乖離、そしてその果ての仮想空間。まさしく神林作品テーマである。毛色の違う一作目の鮒の話が全てを読み終わったあとに色々と考えさせる。思考と肉体が相成ってこそなんだろうな。胃腸と脳あっての人間。
01/25:ShunActU
小指の先の天使の
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感想・レビュー:23件














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