マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)
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マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼の感想・レビュー(1028)
楽園、そして、最大の山場、カジノへ。フェイスマンやベル・ウィングなど個性的な人物が出てきますね。1巻とは対照的な感じで戦闘シーンはあまり出てこないけれど、カジノでの細かい設定、情景の説明など読んでいて楽しめる点が多かったと思います。
カジノの場面になって俄然面白くなってきた。特に女性ディーラーのキャラが抜群に良い。冲方丁氏はギャンブラーとしても十分に飯を食っていけるのではないだろうか。カジノを心底楽しんでいるドクターのウキウキっぷりが微笑ましい。映画でどう表現されているのか、観るのが今から楽しみ。
1stの動に対して2ndは静かな。箱庭での休息と決意を経て、後半から始まるスリリングなカジノシーンがお気に入り。バランスとしては割いているページ数が多すぎる感がなくもないけど、ベル・ウィングという魅力的な登場人物とのやりとりをもっと見ていたいと思わされたのも正直なところ。途方もない高みを目指して頭脳ゲームを始めた主人公たち。緻密な計算に基づいた綱渡りな駆け引きの連続は引き込まれました。
フェイスマンとボイルドの会話が良かった。「人間と動物の違い」とか。カジノシーンはとても長いが非常にスリリングでした。とにかく頑張れバロットな感じで次巻へ
第2巻。失意から立ち上がり戦う意味を見つけるお話。なにはともあれカジノシーンですよ!シビレる文章なんて滅多にお目にかかることないですが、まさにこれがそう。ベル・ウィングはじめここでしか登場しない人物の魅力的なこと!バロットの戦いの目的が定まるシーンですが、すべてがこの場面のためにあるかのよう。三巻に続くので、必ず三巻を用意して読むこと。
『楽園』での同種との出会いと、フェイスマンとボイルドの会話が印象的。人間と動物を隔てるのは何なのか? 暴力の根源にあるものは? 自己の価値とはなにか? 成り行きどうであれ、自らの新しい価値を創造する為に、自分で選択し、戦いの中に身を投じるバロット。
「我々は……いわば役を仕込まれていない役者のようなものだ。君も私も、生を即興で演じなければならないという厳しい現実の中にいる。シナリオもなければ、何をすべきかを耳打ちしてくれる演出家も存在しない。気がつけば舞台に投げ出されーーそしてこう言われる。生きろと。死ぬまで」p.72 カジノ編に入ってから面白さ倍増。まさか SF でカジノだなんて!
読み終わった後に、HPに行ったら次回の映画の予告があったんで、鑑賞。さっき読んだばかりのキャラたちが、映像となって現れる。うほー(^ω^)って感じでした。今年の秋公開。楽しみ過ぎです。前作のBR&DVDももうすぐ発売だし。欲しいなぁw決してまわしものでは無いです。単なるアニメ好きです。http://m-scramble.jp/combustion/
03.6.30.シリーズ2作目。バロットがウフコックを濫用してしまい・・・から始まる。楽園 の設定はもっと知りたいかも。ボイルドとウフコックの過去が気になる。カジノのシーンが興味深かった。
生死をかけた戦いが始まるかと思ったら、ますます意外な展開に・・・ ウフコックは万能「兵器」という枠から大きくはみ出している。
SFだと思って読んでいたら「カイジ」になってきた。これはこれで面白い。1巻の「動」から2巻は「静」になった感じ。3巻が楽しみ。
バロット、そんなに簡単に何でもできちゃっていいんだろうか。個人的には少し違和感。どちらかといえば、フェイスマンとかベル・ウィングとか、イースターとかボイルドとか、周囲に配置された「年長者」に魅力を感じた巻だった。あと他の方も言われていたように、カジノシーンは凄い。熱気、駆け引き、読んでいて伝わってくるよう。しかし作者何者なんだろう…。
最初から続いていた激しい銃撃せんとは打って変わってギャンブルによる心理戦になってゆき、すこしクールダウンに入っていく感じだった。また、ドクターの紳士なギャンブル狂っぷりや、人間らしいボイルトのようにキャラクターの意外な一面が見ることができた。
ガンアクションからのギャンブルへの頭脳戦。
生きる方が戦いだって某アニメのセリフよろしく、戦うということを放棄した生き方への疑問をとにかく投げかけられる。
様々な生き方、自分を見つめ返すこと。
ギャンブルも戦いだ。
第一巻のドンパチから一転して、バロットの自分との向き合いとカジノでの手に汗握るゲームが前巻とは違った高揚感をもたらしてくれる。ウフコックとドクターにサポートされながらとはいえ、バロット自信がカジノの流れを掴んで勝っていく様が面白い。あんな風に勝てたらさぞかし気持ちいいんだろうなぁ。ボイルドの成り立ちなどがフォーカスされるにしたがってシェルがただのお馬鹿さんにしか見えなくなってきたのだが、次巻での盛り上げとみて期待しておこう。ウフコックが迎えるだろう死期を考えると切ない。
娯楽作品としてもかなり面白いし、登場人物の生き方を通じて生きるということについても考えさせられた。急にガンアクションからカジノゲームに趣向が変わって少し戸惑ったが安定した面白さに安心した。
若干の中だるみを感じながらも、前巻のガンアクションから変わってギャンブルの緻密な計算による戦い。後半、カジノの説明が多くて、根本のストーリーやバロットの心情の変化が進んでいないのが2巻目の難しいとことか。最終巻の閉め方に期待。
前巻から打って変わって頭脳戦。ギャンブルってのはあれだね、少女が性(生(聖))を勝ち取るには申し分ない設定だと思う。しかしこの熱さは普通のバトルよりもいい。頭の悪い人間がどこにもいない舞台はまさに至高。ハッタリこそが最大効力を示すというのと、バロット/ウフコックの二人称的な対話が面白い。作者が吐いたというのにふさわしい出来栄え、1巻に比べて凄くいいところで終わるという意味ではリーダビリティが一番高いと思う。
すんごい面白いぞこの本は!前巻とは形式がまるで違うバトルスタイルで、今度の勝負はギャンブル!舞台はカジノ!カジノゲームを小説という媒体で、これほどまで上手く書き表したものは今までお目にかかったことはないんじゃなかろうか。物語に直接関わりがあるわけじゃないけど、スピナーのベル・ウィングが好きです。恰好いいばあちゃんです。バロットいわく、『恰好良い女(ひと)』です。マジで恰好いい。惚れちまったよ。
そしてボイルドの悲惨な過去話。胸が締め付けられる思いで読みました。あとドクターが生き生きしてます。もっと見てい
前半と後半の場面転換のギャップに驚愕。フェイスマンとボイルドの会話は終始面白かった。フェイスマンの声が公安9課の荒巻の声で再生されてしまうのは俺だけか?
フェイスマンとボイルド、バロットの実にSFらしい問答。一切アクション無しのカジノでのゲームでこれだけ緊張感溢れたドラマティックな描写が出来るのはすごいなと。
行きすぎた科学技術。人々はそれを危険視し、それ故に自らの科学を発展させることに制限を掛けた。 「行き過ぎた科学技術を持った自分は何の為に生きるのか?」(三博士) そこには生命の倫理や道徳、そして死、生。 フィクションで、そういわれればそうなんだけど、どこにも嘘くささがないっていうのが本当にすごいです。将来マルドゥック市がニューヨークとか東京とかになってもぜんぜん違和感が無いというか。 人殺しが起こったとする、そのとき銃が悪なのか人が悪なのか。 社会から廃絶されようとする行き過ぎた科学者達(3博士)
圧縮の感想に書きましたが本屋を十軒回って手に入れれたのが燃焼と排気だけ。Amazonからシリーズ一作目の圧縮を待つこと2週間弱。よっぽど燃焼読んじゃおうかと思いましたが我慢した甲斐がありました。面白かった。圧縮はどちらかと言えばこの本のSFとしての世界観の説明、それを下地に燃焼はSFらしい描写と三作目への期待感に溢れてました。中でも巻末の解説がとても良くて時として難解なSFをとても上手に噛み砕いてくれた。この鏡明と言う人の解説があるのと無いのでは、このシリーズに対する私の感じ方は大きく違ったかも知れない。
第二作目。前巻の最後がとても気になる終わり方だったので、3分の1位はアッという間に読んだ。中盤はラボで、ボイルドとフェイスマンと「暴力と好奇心と命の価値」ついての会話がとても考えさせられる。後半はカジノで、バロットとディーラーとの攻防が面白い。ラストもカジノでのラストゲームが、始まる所で終わる・・・次巻を読ませさせる上手い終わり方。次巻でラスト巻。ゲームの行方・シェル&ボイルドとの決着。そして、ウフコック&ドクターと・・・どう終わるのか。とても楽しみ!
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