たまご猫 (ハヤカワ文庫JA)
たまご猫を追加
たまご猫の感想・レビュー(92)
02/15:影千夏
初・皆川博子!最初は、古典を絡めた世界観に読みづらさを感じたけれど、数をこなすごとにその妖しい世界にどっぷりとハマっていくし、リズムにも慣れてくる。もう一つ短編を読んでから、長編に挑戦したいと思います。
02/01:rei
狭間の世界。夢と現の狭間、どの物語も黄昏の気配を持っている。たまご猫、タイトルのかわいらしさとは裏腹に狂気が身に染みる。それでも、これらは私の身近にも確かにある感情や気配ではある。なんと言ったらいいのだろうか・・・逢魔ヶ時の物語群とでも言ったらいいのだろうか。日常と異界とが重なり合っているような時と場所、そういう物語たち。
01/14:本尾 読子
全体的に薄暗い雰囲気の怪奇幻想小説と言えばいいだろうか。独特の重い空気感のある文体に慣れず、読むのに少し難儀した。巻末の「骨董屋」は結末が素晴らしく鮮やかで、他の作品と手触りが違う。
齢80を越えて今だ衰えぬフォースの暗黒面。黒の女傑、皆川博子に初挑戦→正解という理想の流れを得ることができて満足。本書は“幽霊小説”として素晴らしいクオリティを有している。妖艶、美麗、そして闇といった不吉な要素が淡白かつ華麗に詰め込まれており、しつこくなく、それでいて陥穽へと落とし込まれることに病み付きになってしまう危ない魅力に満ちている。いやらしさを美に昇華させる手腕は流石。巻末の著作リストで挙げられる膨大な著作量に思わず眩暈が。嬉しい悲鳴をあげつつ、一冊ずつ着実に読んでいくことを誓う。
12/08:ハイジ
タイトルに惹かれて借りた本。(単なる猫好き)雰囲気的に妖しい、ぞくっとするような物語が入っているんじゃないかとわくわくしていたのだけど、少し読みにくい印象。他の作品も読んでみて、また私の中で好きな作家さんが増えたらいいなぁ。
10/28:trash
10/22:yhagino
あれ?再読しちまったい。『罪にならなくても、人を好きになるように作られているのは酷いことですわ』『ねぇ、あなた、酷いことですわね、恋という感情、生まれつきそなわっているものですのにね』ふつうの奥さんが淡々と話す、その密やかさ、冷ややかさ、が魅力だと思う
10/05:つぐみ
10/03:camelletgo
08/02:綺
狂気でも猟奇でもないのに、背筋に過る悪寒のような・・静かに深くあるパラレルな世界観。ふと自分のまわりにあるモノの存在の不確かさに気付いた時のような取り残された感覚。完全に皆川さんの世界に惹き込まれます。短編のすべてにある毒が素敵。
07/01:@〒
【古本】皆川さんは長編より短編の方が疲れる。適当な言葉が見つからない。戦慄するような事のはずなのに読後にはただひたすら美しかったという残像が脳に焼き付いている。決して同じ読後感をいう事はなく、それぞれの作品が際立っている。『朱の檻』、『たまご猫』が特に良かった。じっとりとした梅雨に似合う。この不思議な心地良さは皆川作品ならでは。
06/16:moond
05/11:きっしょう
05/02:緋茉莉
ポトン、ポトン・・・と洞窟の中で雫が落ちその音が跳ね返る。それはひんやりしててぶるっと身震いするようなでも聞き慣れると心地良いような。思わず浸ってしまう短編集。その中でも「春の滅び」と「朱の檻」が良かった。
03/15:にこたま
03/05:Nolly
02/19:はおう
01/22:ペ子
01/19:rainyswift
01/01:37
12/28:反る
12/04:佐野酔宵
10/29:Kyo
皆川さんの作品は、「匂い」を感じます。熟れ過ぎた果実・強い香りを発して虫を誘いこむ花弁・・・完熟と腐敗の薄紙一枚を隔てた短く儚いあの時の「匂い」・・・耽美と、読後身体の中から、じわり、と怪奇を感じました。艶やかで妖しい朱色の座敷牢に魅せられた「朱の檻」。なんでもない日常の中にいながらも、ふとしたきっかけで、眠りから目覚めてしまう狂気を描いた「おもいで・ララバイ」・・・いや正直にお話します。全編、皆、どっぷりと皆川ワールドに捉えられ、溺れてしまいました。
怪奇、幻想、不条理、耽美・・・皆川さんの仕組んだ狂気の罠に酔いしれてしまいました。10ある短編の中で特に僻地の旧家に飾られた妖しい雛人形が出てくる「春の滅び」と座敷牢が舞台の「朱の檻」がお気に入りです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(12)
- 09/08
ゆめわかば@灯れ松明の火
お気遣いありがとうございます(_"_) ブラックは大好物です♪ エロスも好き…なんだけど、Nルウェイがダメだっただけ(コッソリ)★ ←この後に読んだ小説の読みやすいこと(〃^v^) ヘンな自信がつきました!?
ナイス!
-
09/09 18:21
お気遣いありがとうございます(_"_) ブラックは大好物です♪ エロスも好き…なんだけど、Nルウェイがダメだっただけ(コッソリ)★ ←この後に読んだ小説の読みやすいこと(〃^v^) ヘンな自信がつきました!?
ナイス!
-
09/09 18:21
ゆがんだ日常の世界に、ポタリと毒が落とされたような味わいの短編集。まるで薄墨の流れる川下からゆっくりと川上へとのぼっていくうちに、水の濁りがどんどん深くなり、気がつけば異界へ踏み込んでいたという感じで、描かれる闇にほんのりと漂う奇妙な色香が雰囲気をさらによくしている。
08/10:足
06/30:coyo
たまご猫の
%
感想・レビュー:32件






























