ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)
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ダック・コールの感想・レビュー(164)
「密漁志願」が一番良かった。「ニューヨーカー」誌の短編小説やジョン・アップダイクなど良質の米国作家の短編集を読んでいるような気分。少年の心を持った大人の素晴らしい小説。爽やかな読後感でした。著者はもう亡くなっているようですが、もっと数多くの作品を残して欲しかった。「ミステリー」分野でも評価が高いけど、これがミステリーかどうかはよくわかりません。
大好き、読んでよかった。ドキドキするくらい煌めく美しい小説。石に描かれた鳥に魅せられて、まどろむ六つの夢、かっこいい男達の世界がある。密漁志願はまるで花見川のハックだった♡お札の紙飛行機を飛ばすお婆ちゃんがイカしてた。インディアンを見逃すアルの台詞がかっこいい。風船付のデコイ、亀の枕って絵になる♡なぁ~猟師なのに鳥に縁があるなんて面白い。読書する楽しみを満喫できる本。亡くなる3年前1991年の短編集。全作品を読みたいが、数が限られているので大事に少しずつ読み込んでいきたい(*゚▽゚)*。_。)*374頁。
どの話も、それぞれが色とりどりの羽をもつ鳥のように美しく、また個性的である。何々のような作品とはパッと言えないようにオリジナリティにあふれている。
☆4 鳥と狩りをテーマにしたハードボイルド短編集。男心をくすぐる『ホイッパーウィル』も良いが、少年との交流と成長を描いた『密漁志願』や『デコイとブンタ』の方が心惹かれた。
不思議な魅力にあふれた短編集でした。密猟とデコイが大のお気に入り。短編に上手くまとまっているのが絶妙かなと思います。楽しませていただきました
鳥をテーマにした短編集。3話(羽?)目あたりからグイグイ引き込まれた。最初はちょっとかたい印象だったけど、読後感は良かった。
鳥をモチーフにした短編集。
ハードボイルド、メルヘン青春。一作それぞれ色合いが違い、どの物語も新鮮な気持ちで読めるのが良い。
自然の厳しさの中で、愛、優しさが感じとれ、どれも深い余韻を残る。
全体的にちょいと文体が固い感じはするが、多彩なタッチで描かれている小品は圧巻。
人に薦められて読んでみた。鳥に関連した六つの短編集。しかしその中に出てくる人物が皆、魅力的だ。読了後、なんとも言えぬやすらぎを得ることができたような気がする。
鳥をテーマにした密度の濃い連作短編集。「密猟志願」と「デコイとブンタ」が良かった。各編に繋がりがあるわけじゃないし、《夢》という連作形式にするのは何でだろうと読みながら思ったけど、読み終えてみるとこれはメルヘンなんだなぁと思う。ハードボイルドなんだけど柔らかい、不思議な読後感。
鳥にまつわる幻想短編集、パチンコ名人の小学生と中年男の友情を描いた第3話、脱獄囚を追う男たちの話の第4話は秀逸 それだけに第1話と第2話が意味不明、いっそ不要では(笑)
稲見作品は1つ1つが彼の形見だ。6作の鳥に纏わる短編集である本作はなんとも美しい作品群だ。ここには男のこだわりと童心と矜持があり、自然のもたらす恩恵と美しさと儚さがある。自分のこだわりを守るためプロに徹した男を描く「望遠」、作者自身と思われるガンを患った男と少年との交流を描いた「密猟志願」、自然に抱かれることを望んだ男の「ホイッパーウィル」が印象に残る。そしてこれら6編に書かれた男たちは全て稲見氏自身の断片なのだ。
読みたかった本ですがあらすじを忘れていたので、読み始めて2話めでハードボイルドだということに気付きました。鳥をテーマにした連作短編集で、6作あるうち「望遠」か「ホイッパーウィル」がベスト。「望遠」は、仕事と趣味の対立、趣味が勝ったときのけじめとその後の経過が過剰になりすぎず描かれていて気持ちが良い作品です。「ホイッパーウィル」は、主人公の回想や登場人物の多さ、故郷への思いが書かれていることもあり、重めの物語なのですが、中心に据えられている人物が寡黙なので、重過ぎないさわやかな作品になっています。
鳥に魅せられた男たちの物語。少年(と亀)の出てくる話が特に心温まる感じで良い。なんの衒いもなく真っ向からハードボイルドしてる作品も、ハードボイルドはベタなぐらいがちょうどいいと思うワタシには楽しく読めた。
第4回山本周五郎賞受賞作だそうです。ダック・コールとは、鴨笛のことなんだけど、作中には出てこない。鳥に絡んだ短編集。男のファンタジーばっかりだね。6作品のうちどれか一つといえば、「密猟志願」か「ホイッパーウィル」、うーん「ホイッパーウィル」がハードボイルドっぽくて良いかなぁ。この年なると「密猟志願」も、気持ちがわかるというか何というか。
良作なんだろうけど、私には合わなくて・・
9冊の本しか残っていない稲見一良の代表作の一つ。とにかく、「かっこいい」「しぶい」「ぞくぞくとする」「余韻が浸れる」「男臭さを感じる」「哀愁が漂う」「硬派」「誇り」「少年への想い」そして、ページを閉じた後、飲むコーヒーは美味しくて切ない。
ダック・コールの
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感想・レビュー:49件














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