百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA (6))
百億の昼と千億の夜 6巻を読んだ人はこんな本も読んでいます
百億の昼と千億の夜 6巻を追加
百億の昼と千億の夜 6巻の感想・レビュー(155)
萩尾望都の漫画版を先に読んだ。普段SFをほとんど読まないからだと思うけれど、漫画版を読んでいなかったらSF独特の用語やカタカナの多さに途中で挫折していたと思う。けれども宗教や哲学とSF的世界観との融合には圧倒される。中性的な阿修羅王が活躍するというのがまた象徴的だなぁ。
昭和48年版を20日以上かかって読了。宇宙史であり、宗教書であり、哲学書である本書。光瀬氏の作品は初読だが、その圧倒的な世界観に軽くひねり潰された。こういうの好きかも。とても40年近く前の作品とは思えない。いつまでも色褪せない物語。
やっと読み終わった。壮大な話すぎて全く歯がたたなかった。年末から読んでいて、年越し本になったが、ひたすら消耗した読書だった。後半の、カタカナの羅列が読みにくくて…よくぞ最後まで投げださなかったことと思う。途中から萩尾さんの漫画版を併読していたが、漫画の助けで何とか読了できたようなものだった。また新たに漫画版を読んで消耗した心を癒やしたいと思う。
寄せてはかえす、還ることのできない時の流れの中の、滅亡してゆく人類を救うひとつの手段として、「タイム・パトロールマン」があるんだろうなぁと、『征東都督府』と合わせて読んで思った。
すさまじく壮大すぎて、頭の中でイメージを作るのが困難な作品。とりあえず、漫画版知らないけど、あしゅらおうがかわいいのはわかった。仏教的な内容が強いので、そのあたりを勉強したくなったり。 無限ループって怖くね?
神とは何か、を哲学(プラトン)・仏教・キリスト教の観点から壮大なSFとして捉え直した作品。こういった中立視点からのSFストーリーは、日本人だからこそ書ける作品ですよね。最後の落ちも納得。
★★★端正な文章で、過去から未来、そして空間を越えて飛翔する世界を丹念に精密に描きあげている。緩慢さは感じないものの、世界観の描写の長さに集中力が切れてしまったのが自分的には残念だが、これは恐らく嗜好の問題。一体、何を以て孤独というのか。何を以て、生きる、というのか。超越者達の戦いへの原動力が、人類の為のものなのか、それとも・・・と思うと、物語の結末がずしりと重みを増すような気がする。ナザレが見ていた世界を知りたかった。
宇宙誌もののSFを仏教的視点から描こうとした意欲は買うけど、超展開過ぎてついていけませんでした。主人公たちが具体的に戦う必要は全くないよね、これ。それと個人的には、超越者が人格的な存在だと萎える。『スターメイカー』みたいのが好きなんです。あともう一点、仏教の世界観を善悪二元論で語るのは、矮小化以外のなにものでもない。テーマ自体は悪くないと思ったんだけどなぁ。
他のコメントを見ると強く言えないけど、自分は全然ピンとくるものがなかったし、スケール感のようなものも体感できなかった。だが漫画版は気になるので読んでみたいと思う。
☆6 タイトルに惹かれて買ったけど、読んでみたら昔(小学生くらい)に漫画で読んだことに気付いた。そのおかげか、世界観とか展開とか阿修羅王とかがイメージしやすかった。もし漫画を読んでなかったら、「なんだこれは!?」ともっと思ったかもしれない。これはもはやSFを超えている。宗教観やこの世界、いや僕たちが存在するこの宇宙がどのように在るかを、求めた不思議な作品だった。
#dokusyo 美術館帰りのスタバで読了。というか何十回読み返したのかな、これ。いや、100回以上かもしれない。光瀬龍の最高傑作、日本SFの到達した極地のひとつ。まったくカタルシスのない話なのに何度も読み返してはぼんやり余韻にひたりまくってしまう。ブラッドベリの時間軸、空間軸を極限まで引き延ばして、さらに仏教化したような世界。そう、光瀬龍はブラッドベリと比較しないといけないのに誰もやらないってのはなんたる怠慢だろう。光瀬龍の再評価を!
五章から突然ぶっ飛んで、イメージの世界で、よく分からないまま最後まで読了です。なんかすごいのは分かったが、再読はないかも(あとがきで作者も二度と手に取りたくないと。。。)
漫画版は未読。要するにプレイヤーが開発に飽きて天変地異を起こして遊んでるシムシティの街の住人が「止めてくださいお願いします」って言ってるんだけどゲームの外側のプレイヤーには聞こえないっていう話? 何も解決しない突き放したラストは無常である。阿修羅王が少女になってるのは作者の趣味なんだろうか。というか少女だって言われた瞬間突然そこだけライトノベル的世界に放り込まれたような気分になった。
こんな無常感の漂うラストだとは。中学生の時に読んで挫折、高校生の時に萩尾望都のコミカライズでこんな話だったのか~と思ってから四半世紀(笑)。ようやく読み通した今、萩尾版はこんなんだったっけと思ってしまいました。もう一度漫画も読みたいな。 ところで、聖お兄さんを読んでからこの作品を読むと何だか複雑な心境です。(笑)
こんなにも難しくて哀しい物語だったろうか。映像が浮かんでこなかった。以前に読んだと思い込んでいたのは、萩尾望都さんのコミックだったのかも知れない。
もう一回読まないと……。それにしてもこのラストは最初からぶれずに想定して書き進んできたのだろうなぁと思った。そうとでも思わないと人類の歴史って受け入れがたい。
なんというスケールのデカさだ…。物語の世界の外郭がココまで巨大なものは、近年ではそうそう見かけない。読後、認識できる世界が広がった気がした。/「聖おにいさん」の原点はこれかーっ(違
誰しもが必ず耳にしたことのある登場人物。決して交わる事のないこの人物たちが、実は初めからしくまれた因子であって実際に同じ時の中で再会?する。正に仰天の内容だったのだが、こんなファンタジーもあるんだと嬉しい驚きに満たされながら読み進めました。この壮大な物語を、是非読んで欲しいです。
百億の昼と千億の夜 6巻の
%
感想・レビュー:48件














ナイス!
































