最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF)
最後の星戦 老人と宇宙3を読んだ人はこんな本も読んでいます
最後の星戦 老人と宇宙3を追加
最後の星戦 老人と宇宙3の感想・レビュー(157)
最初は宇宙時代のSF小説に西部劇の要素を持ち込んだ物語を作りたかったのか? と思って読んでいたのですが、どうやらそうでもなかったらしいです。 ちゃんと最後までハードなSF小説になっていました。それもかなり素敵な方法で。 今回は一冊目で活躍した主人公が返り咲いています。2作目で残念な気分になった人も今回は楽しめるかも?
ネタバレしないように書くとなると、「なるほど、そこに繋がっていくんだな」と。まとめ方が上手いと思った。ちょっと歴史を囓っておくと更に面白く感じるかも知れない。
老人ばかりを集めた兵士の物語から、謎めいたゴースト部隊の話と移ったシリーズは、第1作の主人公ジョン・ペリーと亡き妻のクローンである後妻(失礼!)ジェーン、そしてこれまた複雑な関係の養女ゾーイの3人が、星間政治のかけひきに翻弄されるストーリーへ。典型的な軍人と思われたペリーとジェーンが、思いもよらぬ行動に打って出る様は正直意外だった。全ての伏線にきれいに決着がつけられ、ラストも納得がいった。2巻目で肩透かしをくらったが、最後に持ち直し、良質のエンターテインメント作品に仕上がっている。
前半はローテクで未開コロニー開拓ものといった感じ、後半は前巻でばらまいた伏線を回収し、見事きれいにまとめ上げていてお見事。シリーズ完結(いちおう別視点から描いた『ゾーイの物語』も残っているけど)にふさわしい終わり方で、とても満足できる内容だった。
3 部作の完結編。ジョン・ペリー再登場。今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、本当に楽しめる良作品群であった。先住知的生命体の事とか、いくつかもっと掘り下げて欲しい点もあったのがやや残念。2010年星雲賞海外長篇部門受賞作品。
再読。4巻で肉付けされたシーンが記憶に新しいまま読むというのは中々先に進めなくて大変。あっさり退場していた原住民、ゾーイのボーイフレンド、ゾーイのコンクラーベ訪問が記憶よりもこちらではあっさりしていてなるほど4巻は必要だったと感じる。秘書サヴィトリの皮肉は少々自分には強烈なんだけれど、初見と違い愛があるとわかっている分ようやく笑う余裕が出てきたかも。ジェーンをキャシーに逢わせることが出来た事がとてもうれしい。ペリーが提督になるというのもシャレが効いてるんじゃないかしら。
ちょっとペリーにとって(アメリカにとって?)都合のよすぎるオチのような気がしなくもない。トルヒーヨとかにもうちょっとがんばってほしかった。ジャーナリスト夫婦はいまいち。ジェーンはほんとにこれでよかったのかな?
スコルジーは、ニーヴンの「スーパーマンの子孫存続に関する考察」を読んでいるか?ジェーンの小便はどれくらい飛ぶんだろうか?バケツに穴は空かなかったろうか?ジョンは、ジェーンとどうやってセックスしたんだろうか?体を二つに折りたたまれなかっただろうか?そしてジェーンは自然分娩を選択するんだろうか?その時子供は無事に体外に押し出されてくるんだろうか?本編よりもこっちが気になるぅ。
惑星開拓史→陰謀劇→銃撃戦と結構慌ただしい感じはある。CDFの後ろ暗い部分にも切り込んだ内容だったし、物語としては破綻なくまとまったかな。最後に20年前旅立った故郷へ帰るのは良かった。1巻冒頭のどこか寂しい旅立ちを思い出すと感慨深い。ペリー提督は兄と弟どっちの方にかけたネタだったんだろう。日本人的には弟のほうが面白いんだけど。
★★★★☆ 前作よりもスケールが小さくなったように感じる。帳尻はあっている。SFの2時間ドラマっぽい感触がある。邦題いまいちなのが残念。原題のままでよいように思える。
某ゲームのせいでペリー提督と聞くと「開国シテクダサーイ」という台詞が頭をよぎってしまってどうしようものない…。ゾーイの話も早く邦訳されないかなぁ。
ニューサイズ早川文庫、初体験。サヴィトリ・グントゥパーリ好きだな。名前からして悪い予感に満ちたロアノーク・コロニーの防衛戦はワクワクしましたね。実は、ペリー提督による「開国」の物語だったんだよ! と理解しましたが。
面白かった。色々はしょられている気もするけど、一応大団円でよし。サヴィトリとペリーの夫婦漫才もよかった。あとは訳文がよかったと思う。軽くて読みやすい。
面白かった。何となく日本人の考えそうなオチで分かり易かった。色々物足りない気がするが、提督になって地球に来る、電車なのに吹いてしまった。ペリー提督・・・。
「老人と宇宙」3部作の最後、らしい。。。う~ん、積み残しがいっぱいあるような気がする。面白いのだけれど3巻通しての完成度が高いとは思えない(1作目だけの方が逆に良かったような…)。なんだろうなぁ、このすっきりしない感は。パズルのピースが全部はまっていないもどかしさが残ります(私だけ?)。
前作で退役している事もあり戦闘シーンは控えめ。未知の惑星に殖民部分と、多種族が鎬を削る宇宙での人類の立ち位置が明らかになる辺りは面白かった。ただし、一冊分の分量なので物足りなさも有る。上記の部分をもう少しボリュームアップして上下巻くらいになるとちょうど良いかもしれない。
前二作よりパワーダウンした印象が拭えない。本来は重層的な物語が、一人称で語られているせいだと感じられた。補完的な意味合いのシリーズ四作目があるそうなので、翻訳が待ち遠しい。
ポリティカルスリラーな雰囲気の今作ですが、陰々滅々たる作中世界の未来を変える為には描かざるを得ない物語として納得。しかしとても後知恵とは思えない2、3巻目の出来映えには驚くばかり。
最後の星戦 老人と宇宙3の
%
感想・レビュー:52件















ナイス!





























