犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7)
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犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎の感想・レビュー(166)
さらにテンポアップ、面白かった。いろんな要素が絡まり合って、ラストに向かって怒濤のように場面転換。「味方全員かよ」には吹き出さずにいられず。読み終わってタイトルを眺めるたび、シリルの顔が浮かんできてにやにやしてしまいます。(ひとりだけ勘定に入れてもらえないのはちょっと哀愁。)それにしても「主教の鳥株」。未だに具体的なイメージとなってはいないのですが、どんな花瓶なのか。
motoroid
こちらのブログに翻訳者:大森望さんによる「主教の鳥株」についてのコメントが掲載されていました。 http://d.hatena.ne.jp/yoisho63/20090529/1243589059
ナイス!
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01/12 17:59
こちらのブログに翻訳者:大森望さんによる「主教の鳥株」についてのコメントが掲載されていました。 http://d.hatena.ne.jp/yoisho63/20090529/1243589059
ナイス!
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01/12 17:59
風が吹けば桶屋が儲かる的な時間の自己修復能に、神様の様な第三者の監視がある様に感じた。ネッドとヴェリティの探偵っぷりも堂に入って、主教の鳥株が見つかったとき、思わず拍手しちゃったよ。ドタバタラブコメであり、時間探偵モノの面白さがあり、一粒で二度美味しいお話しでした。
いやあ、ほんと楽しかった!クライマックスへの持って行き方といい、話のたたみ方といい、著者の力がよく分かる。タイムスリップ物の楽しさって、行った先と行く前の時代の世界がどちらも楽しめるということのはずだが、なかなかその時代ならではの人の考え方を表すのはなかなか難しい。行った先も現代人みたいじゃね。そこんとこが半端じゃないから、楽しめるんだろうな。そういう点を踏まえたうえでもキャラがたっているし。それにしても、あんなに前ふり打っていてもやっぱりびっくりさせられてしまう展開が、もうたまらん!ほんとにいい話です。
文庫で再読。上巻を読み始めたらうっかり一気読みしてしまったので、下巻は締め切りが終わるまでおあずけにしておいたのに、結局我慢できずに開いてしまい、徹夜して一気読みw 再読でこれだけ夢中で読める小説はそんなにありません。SFでもあり本格ミステリでもあるけれど、それにもましてリーダビリティ抜群の極上エンタメお笑い小説。そしてわたしも解説の方の意見に賛成です。これはなにより「猫小説」だ、ぜったい。ねこ、かあいい!
始終ドタバタしっぱなし!打って変わって、下巻は割とスラスラ読めました。読み終わってから、登場人物全員愛すべき存在だとじんわり感じた。「そして、百六十九年間にわたるキスをした。」って表現がSFならではで印象的でした。
ミステリ好きなヴェリティ、怖い上司レイディ・シュラプネル、お坊ちゃまテレンス、金魚好きなミアリング大佐、霊好きな夫人、我儘娘トシー、呑気なペディック教授、愛嬌ある犬・猫など登場するキャラが楽しい。歴史を変えないため、トシーとミスターCを出会わせる主人公2人の計画、主教の鳥株探しに、はらはらした。会話、手紙などユーモアたっぷり。トシーの手紙には笑った。納得のラストで読後感よかった。
うん、おもしろい。時間旅行ものによくある、泣ける話とは無縁。泣けるような時間ものも好きだけど、こういうコメディータッチの時間ものも欲しくなるよね。ちょっと長いかな、とも思うけど満足。
下巻に入ってから様々な要素が絡み合って急激に面白くなった。ドタバタ・SF・ユーモア・ミステリー・ラブコメ・歴史・そして犬と猫! こんだけの要素を貪欲に取り入れ、なおかつどれも中途半端にならない。さすがはコニー・ウィリスだ。
単元宇宙におけるタイムトラベルの齟齬と世界の自己修復。歴史は何によって決まるのか。歴史のグランドデザイン。これまで起きてきた伏線が全てラスト100ページほどで回収されるのだが、読者にはそれよりも早い段階でこれらのテーマに気づくよう仕向けてくる。それに気づいたときの昂揚感のせいか、上巻とは打って変わってすごくスピード感がある内容に仕上がっていると感じた。こうしたのテーマを踏まえた上で上巻も読むとまた違った味が出てくるかもしれない。
『ボートの三人男』を読んでから読むとまた違った読み方が出来て面白い。SF、ミステリー、ラブコメ、歴史などいろんな要素が詰め込まれてるけどユーモア小説として笑えるのがすごい。ユニコーンが駱駝に、ネプチューンの戦車が海馬に見えるなんて、主教の鳥株がどんなひどいデザインなのか一度見てみたい。
タイムトラベルとミステリとラブコメの合わせ技。たわいもないやりとりがひたすら長々と展開されるのだけれども、古典文学/推理小説の引用が数多く、かなり情報量多し。そして下巻の中盤あたりで一気に面白くなる。「ミスターC」は誰 なのか?どこで齟齬が生まれ、そして修正されたのか?登場人物たちがアレコレ考えを巡らせているくだりはホント読んでいて楽しい。先が気になるあまりに飛ばし気味に読んでしまったが、次はダラダラと時間をかけて読みたい。たわいのないやりとりの中にいくつも再発見がありそうなので。
上下巻合わせると約1000ページの大作なのだが、読ませる力はかなりのもの。次から次へととんでもなく個性的なメンツが揃い踏みし、ハチャメチャな喜劇を繰り広げてくれる。魅力はそこだけにあらず、章の終わりではあっと言わせるオチで次へ繋ぎ、絶えず読者の興味をひきつけて離さない。コメディ、ラブストーリー、本格SF、ミステリ…あらゆる要素を網羅しつつ、『犬は勘定に入れません』という、ここにしか存在しない世界観が生まれている。まとめて読むのがもったいなく、一週間以上の長いスパンでじっくりと味わった。幸せ。
最初から最後までユーモアに満ち溢れた、とっても楽しい作品でした♪上巻の主人公の訳が分からない(というよりもはや理解不能。笑)思考も、今となってはかなり笑える。「人が死ななければミステリじゃない!」という何とも偏屈な意見を持つワタクシですが、この作品はミステリの他にもSF、コメディ、ラブ要素もふんだんに盛り込まれていて読みごたえたっぷり。プフーッ!と笑える箇所満載で面白かったです。そしてやっぱりこの本の主役は・・・犬と猫だと思う(笑)
面白かったー。ドタバタ感だけにとどまらずきっちりSF、そしてミステリーしてる。キャラも立ってるし安心して読める。しかし最後は…プリンセス・アージュマンドかぁ。私はシリル派。
コニー・ウィリス。ドゥームズデイ・ブックとうって変わって明るい。SFの最小限のお約束を理解できればSFファン以外にもおすすめ。
読者を翻弄する豊富な引用(割注の数がすごい!)の意味が分からなくってイライラしてしまった諸兄。思い出そう。「だれかがラテン語でしゃべって、意味をおしえてくれないのはすごくむかつく。」といったのはヒロインのヴェリテイ。みんなそんなもんだ。オマージュもこの物語の魅力で、わかれば何倍も面白いんだろうけど、忘れちゃいけないのはこれがタイムトラベルSFだってこと。目の前の事件の解決に躍起になっている主人公達と一緒になってドタバタしていると、作者の「大構想」に最後でしてやられるかも。
再読ですが大笑いしながら読みました。ロマンス小説とSFとヴィクトリア期のユーモア小説と20世紀前半のミステリをミックスって!すごすぎる腕前です。まあでもクリスティの小説だったらレイディ・シュラプネルが犯人という可能性もあるかと(笑)。あと最後まで役に立ってないシリルかわいいなー。
再読。やっぱいい性格してる某お嬢さまとかその猫とか呑気な坊ちゃんとその犬とか最高。あとこの作者やっぱりラストで盛り上げるの好きだよなー。ちまちましたペースで楽しめて、人死にもないから、個人的には他のより好き。
めっちゃ面白かった。SFラブコメレキシミステリと何でもありで上巻半分あたりからページを繰る手が止まらなかった。アリスやミステリーへのオマージュも良いし、犯人wはちゃんとお約束なのが楽しい。フィンチの徹底ぷりにニヤニヤ。こんなエンターテイメント小説が読みたかった。ドロシー・セイヤーズは未読なので、次に読み返すまでに読んでおこうと思う。
怒涛のように押しよせるトラブル、謎、息もつかせぬ終結への道のり。そして、探し求めていたお宝を目にした時のレイディ・シュラプネルの身も蓋もないセリフ!これぞエンターテイメント!
「ドゥームズデイブック」と同じ設定(史学生タイムスリップ)だが、こっちはコメディ。雰囲気的には「航路」のようにパタパタせわしなくすれ違ってる感じ。ものすごい教養、含蓄にあふれまくっているがイヤミがなく、作者の才能に驚嘆します。全員キャラ立ってる。2、3年後に再読するのが楽しみ。
後半になって話の展開がスピーディーになり、ラストに向かいます。ベインがよかったなあ。個人的には「ドゥームズデイブック」の方が好みです。
下巻の方が展開が早かったので楽しめました。 けどSF絡みのタイムパラドックスとかは完全に理解できなかったかも。。。うちの猫が寝てばかりなのもタイムラグによる寝不足でしょうか?!
決してそんな事は無いのですが、上巻が牧歌的だったと思えるほど、怒涛の展開の下巻でした。最後まで面白かった!SFありラブコメあり歴史もミステリーもありで、つくづく贅沢な小説です。ミスターCの謎解きは気前良くヒントが提示されているので簡単でしたがSF部分はもう一度読んだら理解できるかな。その芸術性に賛(?)否両論のある『主教の鳥株』は是非ともこの目で見てみたいものです。48年後のコヴェントリー大聖堂の復元を待とう(笑)次は未読だった『ボートの三人男』を読もうと思います。
犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎の
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感想・レビュー:72件












































