老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)
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老人と宇宙の感想・レビュー(227)
読み出したら、あっという間に読めた。40年前に良くSFのジュブナイルを読んでいたが、そんな感じです。でも主人公がとんとん拍子に出世するのは、偶然の要素が強すぎて興ざめ。職業の話や奥さんの話、最後の大手柄についても、余り必然性は感じない。最初の大手柄も大したことではなかった。でも、余りに痛快なので、続編を既に購入し、読み始めました。
入隊資格75歳という軍隊でセカンドライフを選んだ老人達の物語。奇抜な設定かと思いきや中身は超王道なスペースオペラでした。海外SFだけど非常に読みやすく、ライトノベル並にサクッと読了、日本人受けしやすそうなタイプのブラックなジョークの数々が良い。それと「老いぼれ団」を筆頭に各戦場で知り合うキャラクター達が、総じてメイン張れるくらい魅力的!特に女性陣が良い。……まあ皆物凄い勢いで宇宙の塵になってしまうんですけどね。エイリアン共は善人だからといって容赦などしない!奴らのランチになりたくなければ引き金を引けっ!
あまたある宇宙が舞台のミリタリーSFものではあるが、某名探偵的に云えば「見た目は若者、中味は老人!」という設定が加わっただけで、こうも変わるとは。75歳からの新展開人生で、今までの人生よりもはるかにすぐれた肉体を与えられながら、それに比例するかのように待ち受ける過酷な試練。最初、なんだか淡々と物語が進んで退屈だなと感じたが、入隊した後ではそんな気持ちも吹き飛んでしまい、あっと云うまに讀み終わった。
タイトルを見て、高齢化対策のストーリーじゃないかと思ったのが間違いだったらしい。高齢化対策としては個人的には憧れなくもないけど・・・なんだか中途半端だ(いや、そういう内容じゃないからw)徹底したご都合主義で久々に面白いスペースオペラを読んだと思える。で、いくらなんでも「宇宙の戦士」と比べちゃダメでしょ。
正統派のSFでハインラインの流れを汲んでいるとの言葉につられてつい手にしてしまいました。 翻訳者のあとがきには老人しか入隊できないという設定に魅力があると書いてあったのですが、 僕が魅力に感じたのは、それに加えて人生をやり直せるという設定、しかも新しい人生のスタートでは皆がほぼ自分が頭の中で思っていた、完全な肉体をもって最高の状態から始められるそんな夢のようの設定が特に気に入りました。 ついでにその夢のような肉体と武器でも、現状の状況では最低限の装備でしかないとの設定も。。。
『75歳の誕生日。わたしは妻の墓参りをして、そのまま軍隊にはいった。』冒頭の一文。 いきなり「え?え?」です。ジョーク大好きの主人公、ジョン・ペリー(75)の一人称で語られる宇宙戦争SF小説。現代版「宇宙の戦士」と言える本作ですが、語弊を恐れず言えば「スペースオペラ」風味の娯楽作に仕上がっています。 さて、「緑色」なのは「宇宙の戦士」や「終わりなき戦い」へのオマージュなんでしょうか?それとも「ヘイロー」だったりしてw
帯びと内容が全く違うことは良く有るが、本著はまるっきり合致。まんま「ミレニアム版宇宙の戦士」である。設定も構成もありがちな分よくまとまっていて読ませる内容となっている。タイトルの「老人と宇宙」というのも捻りが効いていて非常によい。
ジェーンまじツンデレの教科書。文章の軽妙洒脱っぷりは原文どおり? それとも訳者の腕? このあたりがラノベっぽく感じるのだろうけど、SFとしての重厚さも忘れていない。主人公が老人じゃないといけない必要性も、中盤でクリアされてて大満足。かなり読みやすいSF小説の部類ではないでしょうか。冒頭で、中盤まで続くオイボレ団のメンバーが出そろってしまうので、メモ取りながらの読書でした。
75歳を迎えた老人が、若いころの自分の肉体に意識だけ転送され、兵士として星間を転戦していくミリタリーSF。そのテクノロジーの説明はもっともらしいんだけど、肌が緑になっている長所が戦闘場面ではいかされていませんなあ。まあ、そんな細かいツッコミはやめて、たしかにこれまでの戦争SFに新機軸をもたらしたことは確か。でも、老人になってもみなさん色恋沙汰には目がないのね(笑)。登場するエイリアンたちはステロタイプだが、これは仕方ないところか。筒井康隆ならこの設定でどう書くか、読んでみたい気もする(笑)。
設定が秀逸。ただ、残念なことにその秀逸な設定があまり活かされていないこと。もっと老人ならではの「知恵」を活かすような戦い方があっても良かったのでは? と思ってしまう。
老人だけが入隊できる宇宙軍、ってどんな話なのかと(出だしでは『地球の長い午後』の雰囲気を感じたりしつつ……ある意味では似ているかもしれない)読み始めたが、そんな技術が使われているとは。残された地球がどうなっているのかも気になるところ。
75 歳以上の老人しか入隊を認めないコロニー防衛軍。B 級臭漂う設定だが、面白く読める作品に仕上がっているスペースオペラ。設定、展開に突込みどころもあるが、サクサクイッキ読みさせてしまう、ハインラインの「宇宙の戦士」へのオマージュ。シリーズ物で続きがある、読んでみたい。2006 年 ジョン・W・キャンベル新人賞受賞。
正面切った正統派なんだけど、大半はゲラゲラ笑い転げながら読めるのが本作品のいいとこなんだと思う。最初のところは"老いぼれ団"っぽく見えなくて、言い回しと行動にギャップがあるくだりが変に受けたけどだんだん収束してキャシー回想編で、やっとじじいになったと思ったりw そう考えると、コーラル戦後は第二の余生?っぽくてあれにも意味があったのかなと。最初の体に魂は残ってるよねとか、ハリーが合わぬ職場にノイローゼになって自爆テロを起こした後、どうして死んだ…とジョンが悔やむシーンの方がよかったな……もとい、楽しかった♪
いい意味でも、悪い意味でもアメリカンな伝統的マッチョ・ミリタリSF。75歳以上の高齢者しか入隊できないコロニー防衛軍という特殊な設定が果たしてじゅうぶん生かされているかどうか疑問だが、これまた、いい意味でも悪い意味でも衰えを知らない主人公とその仲間たちが暴れまわっているのは圧巻だ。宇宙人相手にGANTSなバトルを繰り広げるものだから読んでいる方はやはり、手に汗握るわけです。ただ、やっぱりこれ、“老人”という設定が何か腑に落ちないというか、素直に賞賛できない。
様々な異星人との戦いを描いているのに壮大なスケールが感じられないのは何故か?シリーズ一作目なので登場人物や背景の説明が中心だったからかな。次作も読んでみる。
第一部はすっごく面白いと思ったけど、第二部、第三部で失速してしまったなという印象。第二部や第三部ではこれといった目標もなく、ただ軍人としてエイリアンと戦ってという日々を繰り返しているだけだったのがもの足りなく感じた原因かな。とはいえ、全体的には十分楽しめて満足。次巻も読んでみる。
『老い』を蹴飛ばし、先へ進む物語。強靭な肉体と老人の叡智……異星人との邂逅も自らを振り返り、『人類』を見つめるため。だが、哲学に耽溺せず、物語はリズミカルに流れる。重奏低音で寄り添うラブストーリーがなんとも粋である。次巻も購入
宇宙の戦士の現代版リメイクみたいなもん。75歳のじいさんが若くなって緑になってやりまくっていたと思ったら、宇宙人と戦うことになってさあ大変な感じの話。 面白いことは面白かったんだけど話のオチとしてはどーかなあーと思った印象。なんか平坦な話だったし
最強装備&フル改造で挑む難易度EXの超凶悪ステージって感じかな。軍隊物にありがちな軋轢や葛藤もなく読んでてストレスを感じないし、イメージ豊かな異星人や戦闘シーンなど読みどころが多くエンターテインメントに特化している。なにより最初の設定が中心にしっかり据わっていてテーマがぶれる事が無いのが大きい。これは是非映画化して欲しい。監督はもちろんヴァーホーヴェンで。
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