3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)

3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)
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3001年終局への旅の感想・レビュー(106)

2001年からはじまった宇宙の旅も3001年で完結。ボーマン、プール、フロイド、HALの数奇な運命もようやく終わり。とはいっても、作中にあるとおり、人類は千年と言う僅かばかりの猶予を得ただけに過ぎない。ピコ保管庫に眠る狂気が人類を救う皮肉。モノリスの創造者たちがこれから人類に対してどんな行動を起こすのかはわからないし、ハルマンやプールの存在が忘れ去られた後に人類に対抗手段はあるのだろうか・・・。エピローグの言葉はモノリスの創造者たちの言葉だろうか?「終わりの始まり」と言う言葉がぴったりな一冊。

《あまりにも進化したテクノロジーは魔法にしか見えない》というのがクラークの法則だが、第4千年期になってもやはりモノリスは理解に余る。遺伝子情報は意外なほど少ないビット数で記述されることからボーマン船長と反逆を起こしたコンピュータ・ハルは一種の自動機械のモノリスと一体化したという設定になった。人類は真空から無限のエネルギーを得て、重力制御も可能となったが光速は超えられない。代表作『幼年期の終わり』に似た筋立て。宗教についてそれが《心の平和》をもたらしていることを認めながら穏やかに遠ざけるのがクラークの態度。

ようやくシリーズ読み終えた。やっぱり2001年と2010年が最高だつた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/07

11/13:よう
10/11:telbose
09/27:柳葉
09/19:K.kymz
09/06:Takuya Shoji
07/31:reverie
07/10:おざなり
07/10:lll。
05/31:まいご
05/24:trash
04/21:単位浪人
03/23:p_townshend
03/16:Count_Zero
03/09:まちこ
02/25:damekinoko
一昔前の朝ドラの最終回のような急展開。(笑) 2001年で感じた宇宙の怖さがないところが、逆にリアルか。クラークのSFは妄想を呼びます。

02/01:itaruotton
01/25:ShunActU
ついにシリーズ終了。でも、なんだかしっくりきません。やはり、2010年で終わっておくべきだったような。

シリーズ本なので、「2001年宇宙の旅」を読まないと全然判らない作品です。内容的には、それ程面白いとは思いませんが、やっぱりアーサーCクラークと言う人は、本当にすごいです。なぜ、こんな未来を想像できるのでしょうか。

12/16:chota
11/23:daisukeoo5
最後の展開が唐突で、バタバタしながら終わってしまった印象。でもすばらしかった。

11/18:saku
11/13:kamegodzilla
失望したと告白したいが、あのモノリスがそんなものにやられるのかという突っ込みはしまい。クラークは「超光速」を否定したが、そこから来る時間の空間の広がりにはやはり惹かれる。人間の所業に神の鉄槌が来るのか、取るに足らぬとして無視されるのか、クラークは老魁にも答えを見せなかった。

10/15:naporin
10/10:hna
10/01:animar
09/17:yama1492
なんでクラークはこんなにも、あり得そうだと思える未来を描くことがうまいのか。1997年刊行ということを考えれば、すごいと思う。もちろん、2010年現在から考えたら的外れであろう部分はあるけれど。

今から見ても科学的アイデアは素晴らしいと思うし、巻末資料は圧巻。小説としては安心して読むことができた。比較的現実路線を歩んだために2001年のモノリスの謎が若干放置されたのは残念だけど、これはこれで面白かった。

06/30:さくら
06/24:Yuta
06/19:tes
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3001年終局への旅の 評価:38 感想・レビュー:20
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