順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
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順列都市〈上〉の感想・レビュー(374)
人格を仮想現実にコピーすることの、アイデンティティーの不安や影響をこれまでと同じく匂わせながら、天地がひっくり返るような宇宙理論を予感させる。それぞれの話はイーガンのいつもの短編と比べてそこまで特異なわけではないが、全体に凄まじい奇想が秘められていることは上巻だけでもよくわかる。バーチャルリアリティーを描いたSFの一つの極北
時間軸が行き来するので話の筋を理解しづらいけど、予想の斜め上を行く展開に先が気になってちょっとずつ読み進めました。読み始めて3ヶ月くらいかかったかな?たぶんもう一度読み直せばすんなり話の内容が入ってきそうだけど。下巻は一気に読もうかと。
イーガン読んだことないのに「SF好き」とか言ったらアカンやろ、と思ってたら図書館で発見。この本のお陰で翻訳嫌い克服できたかも♪サイバーパンクものって、他のサイバーパンク作品を思い出しながら読むのが面白いね。
専門的な話題には理解が追いつかないものの、読みやすいし続きが気になるラストで、素直に面白いです。10年も前に発表されているのに、古さを感じさせない作品です。
塵理論は圧巻。非常に難解なのでこんな狭い場所で説明はできないし、しても多分理解してもらえないので、読むか解説サイト見るかしたほうがいい。とにかくグレッグ・イーガンが現代最高のハードSF作家だということだけは確かだろう
文章は読みやすいけど、内容は把握しづらい。ネットであらかじめ、あらすじを見たから何とか読み終えた。それでもまあ、分厚くて難解な本よりかは大分優しい。次は下巻。
下巻とセットで読んだが上巻だけでも(事実ではないにしろ)完結しているし、塵理論の根本的な部分は描写されているので、これはこれで読了した気分になってもいいかもしれない。
はじめは何がなんだかわからなかったが、次第にハードSF的なものの考え方がいくつか出てきて興味深く読めた。人間理論のような世界解釈や、コピーの問題などがそれに当たる。ストーリーとしては良いところで終わっているので早く下巻に手をつけたいところ。
生化学も物理もITもさっぱりな私でもなんだか面白かったです。人格をデータとして保存することで生き延びたと言えるのか?完璧な世界を作り上げることは可能なのか、意味はあるのか。いろいろ考えてしまいました。マリアとお母さんの会話が一番印象に残った。死を受け入れたことを神に(神が何を動かしたわけではないが)感謝する。その気持ちは一番美しく見えます。
なにがなんだか。SFっぽい細部をきちきち読んでいくのは楽しくもありつらくもあります。キャラクターにたいして愛着をもてなかったので、描写ばかり読んでいました。そのわりには理解できず、 ランバート(生物学のモデリングみたいなもの)の詳細な説明のところでは思わず寝た。人間ってどんなもんかしらっていう実践をしたポール・ダラムというおっさんの話がむずかしい。
イメージと違って凄く読みやすかった。特にアリスパート。が、後半どんどん抽象的になっていき、わけわからなくなってくる。まあミステリだと思えば、ここが謎の提示パートだからそう理解しなくてもいいかなーっと。そして物語の吸引力は凄い。『ディアスポラ』ほど設定説明・世界描写がアホ多くないからそこで物語が途切れない。明日下巻読む。
コピーの技術が元は医療分野での手術シュミレーションが発祥だったり、クレジットの利用履歴から相手に合わせた外見や癖の映像スパムを送りつけたりとディティールがグッと来る
正直読むのがしんどかった。途中で放り出してもいいやと思った。ただ、それでも何とか読んだのはコンピュータと人間が融合する可能性がある米発明家のカーツワイルが言いだした「技術的特異点」の時期を具体的に描いた小説だから。ただ、94年に書かれたものだから、途中の議論は陳腐化してるし、結局何を言いたいのかよくわからない部分も多く。訳というより元の英文が原因だと思う。話がやっと動き出すのは200ページ越えてから。登場キャラは、すぐ怒りだす。つまりストーリーの運び方はお世辞にもうまいとは言えない。下巻のトリックに期待。
序盤は「ぽかーん」としながら読んだけど、中盤からやっとドライブ感出てきた。とはいえイーガン、この作品は一番軽いと聞いてたけどそれでこのレベルか……。
うーん、良いところもたくさんあるけど、総合的にはそこまで好きじゃないなあ。長所としては、バリントン・ベイリー並みのバカアイディアと先端の科学知識を両立させているところで、イーガンはこういうところではさすがに他の追随を許さない。哀しいエピローグの効果もあって、壮大な世界を目にしたなあという感慨が残る。(続く)
高度に情報化された状況下における「人間性」の連続性、その可能性の限界を問う意欲作。上巻の後半から下巻のラストまでずっとクライマックスが続くような高揚感には圧倒された。数ページごとに認識論の根底をズラすような外連味たっぷりの仕掛けが駆使され、驚異的な密度で虚構的な物語が展開される。ハードSF的な要素に興味がないならおそらくまったく楽しめない内容ではあるけれど、その抵抗を乗り越えたなら、そういった意匠が彩る絶望と希望をめぐるきわめて文学的な(コミュニケーションと記録と、それらに深く浸され(たぶん切り刻まれ互い
順列都市〈上〉の
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感想・レビュー:80件














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