山椒魚戦争 (ハヤカワ文庫SF)
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山椒魚戦争の感想・レビュー(32)
栗栖 継訳はチェコ語原典訳の完訳。改訳。お薦め。先に重訳抄訳で読んでわかりずらかった山椒魚が世界中に繁殖して賛否両論、物議をかもしだしていく様子が省かれずに読むことが出きた。それでなくても戦間期(1919年から1939年までの時代)の1936年、晩年に書かれた作品で、十四行削除とか、九行削除とか、ところどころ欠文があるのだから完全訳で大切に読みたい。圧倒的多数となったサラマンダー(山椒魚)知識欲旺盛で言葉を話す人類に次ぐ知的生命体、彼らとの共存共栄、人類の彼らへの正義、礼儀について考えずにはいられない。
テンテン
【自分用メモ】何故に山椒魚なのか。チャペックはシーボルトの著書を読んでいただろう。日本という国名が使われている箇所があるのはたぶんその影響のため。シーボルトの『日本動物誌』に出てくる大山椒魚(日本山椒魚)→爬虫類:オオサンショウウオ http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b03/mamrep.html 同じくシーボルト文政 9年 ( 1826年 )の『江戸参府紀行』の大鯢魚(げいぎょ、トリトン)は大山椒魚のこと、絶滅危惧種・特別天然記念物オオ サンショウウオ。
ナイス!
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11/27 11:07
【自分用メモ】何故に山椒魚なのか。チャペックはシーボルトの著書を読んでいただろう。日本という国名が使われている箇所があるのはたぶんその影響のため。シーボルトの『日本動物誌』に出てくる大山椒魚(日本山椒魚)→爬虫類:オオサンショウウオ http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b03/mamrep.html 同じくシーボルト文政 9年 ( 1826年 )の『江戸参府紀行』の大鯢魚(げいぎょ、トリトン)は大山椒魚のこと、絶滅危惧種・特別天然記念物オオ サンショウウオ。
ナイス!
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11/27 11:07
手塚治虫から山椒魚戦争へとやって来ました。『人間ども集まれ!』は、‘Xは警告する’の章だけではなくて、全体からインスパイアされてできた作品だったのですね。訳が非常に読みやすくて、まるで童話か何かを読んでいるかのような語り口。 かといって、テーマが軽いものだと言っているのではありません。むしろ、シリアスです…それもきわめて。 作家は時代とコミットした作品を書くべきだ、という考え方もあると思いますが、この時代、そしてその時代の特定の場所に生まれた場合というのは、必然的なものがあったのでしょう(オーウェル然り)
太平洋の島で発見された高い知能を持つ山椒魚は、水中工事の労働力として利用するために人間の手で世界中の海岸へと送られ、繁殖してどんどん数を増やしていく…
09/25:天気
09/25:みかん大福
楽しかった!ネズミ算的に増えていく山椒魚から分かる自明的な落ちも、地球をバスケットボールのように回してみせるメタ的な人物の登場もこの物語を道化づけるのに役割を果たすだけだ。なぜに山椒魚?…という文化的ギャップをどれだけ埋められたかは分かんないけど、妨げるものにあらず。R15描写も皮肉を湛える筋肉をさらに15度持ち上げる材料になったよう。小学校以来のシーボルトの名前には驚いたけど、当時栄華を誇ってたチェコの国力、そして何よりロボットが生まれた国!というあたりのこの小説の裏側を知って感嘆の気持ちを堪能できた。
1936年にチェコで出版された古典的SF。冒頭から一気に読み進めることができる。新種の安価な労働力である山椒魚(ナチスがモデルらしい)に人類がやがて取って代わられていく過程は、現代でも十分にあり得る話かな。山椒魚をめぐり、擁護する勢力と敵対する勢力が様々な議論をする過程が面白かった。時代によって、山椒魚は様々なものに置き換えることが可能だと思う。
05/09:てんだーないと
人工地震とか、今旬の話題でびっくり(実際にできるのか知らないけど、陰謀論とか言ってる人もいるよね)。第二次大戦中くらいに書かれたSFなのに古さを感じない。ナチスとかがモデルになってるのか。最後の結末の書き方だけは尻切れ感たっぷりで、これを普通に書いてくれてたらなーと残念に思う。山椒魚をいろいろなものに置き換えて考えると(原子力とか)、とても趣深い。解説に載ってた船長のモデルの写真があまりにもイメージ通りで笑った。
01/31:くろふぁん
12/24:フランス河童
10/25:つのが
新種の山椒魚を労働力とし、発展させ、やがてその山椒魚に取って代わられるという人類の典型的な滅亡への道を描いた古典的傑作。人類同士の戦争ではなく、無責任な発展主義によって歯止めが利かなくなり、破滅へと進んでいく様は、今なお強烈な文明風刺として刺激的な物語である。現代にこの山椒魚が現れても、同じことになるかもしれない……
04/22:tessey
02/06:helenist
09/26:ヒライ
冒頭からとにかく語り口がコミカルで楽しい。今より安い労働力(山椒魚)が手に入るなら、各国がその労働力をより多く確保しようとして様々な策を労するのは当然。本作が素晴らしいのは、その労働力を確保するために各国を安易に戦争という手段に走らせなかったことじゃないだろうか。植民地時代ならともかく、現代ならば戦争ではなくこういう妙な外交戦になるだろうし、実際そうなってる。作中、山椒魚達が団結して反旗を翻すようになるのは、妙な指導者が出てくるからだ。これも納得。チャペックさん凄すぎ…傑作だ。
04/10:あーる
01/24:A-kiyama
11/28:ミンチ
--/--:我門隆星
--/--:りょう
--/--:nya
--/--:teajay
--/--:poca(漫画以外)
--/--:どうにかなるさ
山椒魚戦争の
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感想・レビュー:13件























