エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))
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エンダーのゲーム 746巻の感想・レビュー(300)
『くそっ!なんて、なんてことなんだ!みんながよってたかってあの子を虎にしたてたんだ!人食い虎にしちまったんだ。ちきしょう!』ブラクラ双子編から。男娼として掘られるんじゃないかと本気で心配した。短編のみ読んでたら、ゲームが本物に変わった時点で、悪態ごと本を投げ捨てて終わりだったんだけど……巨人のゲームから始まるあの気味の悪いように…ざっくり言えば病んでるようにしか思えなかった心象風景がBATAっぽいバガーによってもたらされたこと、エンダーの苦痛とともに生きるという選択を知って何も言えなくなった。
SF界の名作。この本が書かれなければ、あれもこれも無かったかと思うと感慨深い。これ単品で見てもピカ一。惜しむべくは少々訳が古く読みにくい部分があることか。
☆ 人類が昆虫型異性人の2度の侵攻を退けてから数十年。人類は3度目の攻撃に備え、司令官育成の学校で子供たちを訓練する。幼い少年エンダーはその学校で非常に優秀な成績を上げる。彼の才能に対する嫉妬や嫌悪は次第に強まり、彼は周囲から孤立していく。大人たちもエンダーには厳しく、いじめがあっても助けず、さらに過酷な条件での訓練を強いるのだった。苦労の末に彼は仲間を得て司令官への道を進んでいくのだが・・・。初版を読んでから二十数年ぶりの再読。やはり面白い。訳がとても読みにくいのと、続編が全て絶版なのが残念だ。
天才であろうと愚物であろうと、「人に理解されない」という点においてはどちらも大して変わらない。そして人が究極的に欲するものとは、まさにその「他人からの理解」に他ならない。天才であるがゆえに誰からも理解されず、そして誰よりも不幸だったエンダーをようやく理解してくれた存在が、人ではない者たち(しかもそれは自分が犯してきた殺戮の対象)だったとは、なんという皮肉だろうか。エンダーの人生はまさしくゲームだった。それは誰にも理解されることのないゲームだった。
長門有希の100冊#71。SF小説。6歳の天才的な少年が軍の養成学校(バトル・スクール)に入学させられ、戦術を獲得(開発)しながらチームを育成し、宇宙人との最終戦争に向けた戦争訓練ゲームを続ける話。フィクションではあるが人間の最善の学習能力の経過の事例であり、ゲームという抽象化した戦いと肉体を使用した戦闘を対比的かつ両立させた説明の一つとしても参考になる。長門有希にとって涼宮ハルヒと同行する活動もまた最終戦争に向けたゲームの一つとして認識しているのかもしれない。
前半がかったるく陰々滅々としていて、正直あんまり面白くなかった。しかし、中盤でエンダーが指揮官になってから、俄然面白くなってきて最後まで止まりませんでした。最後のゲームのオチを薄々わかっていたんだけど、関係なく引き込まれてしまいました。エンダーやヴァル等が子供だと忘れてしまうセリフ(みんな小学生だもんな)などが印象的でした。続編も楽しみです。
面白かった。
翻訳が少し読みにくく感じたけど…。
エンダーの追い詰められ加減が読んでいて苦しく、でも目が話せなかった。
こうするしかなかった…んやろうけど、この作品に出て来る大人たちがきたなく感じた。
《★★★★☆》有名どころを今更ながら読む。名に恥じぬ傑作だった!最初から最後までキャラクターの描写が素晴らしくては引き込まれる。最後のゲームはオチに気付きつつもぐんぐん読ませられた、こんな名作を今まで読んでいなかった自分が恥ずかしい…しかし続編の品薄加減は厳しいなぁ
(以下、内容に言及あり)ミステリー並に意表を突かれた。概ねエンダーに感情移入し、ついゲームの公正に拘りがちだった私は、良い読者であったに違いない。大人と子供の優秀さは性質が違うと実感した。だが、私は、決して言い訳がましい、大人の強かさが嫌いでない。 エンダーにとって、他者は、ピーターとヴァレンタインを通じて理解されていたのではないか。エンダーの『ピーターを殺したくない、愛されたい』という願いは、そのまま世界に拡大し得るものだと思う。後年、エンダーが著した二巻の書物は、その覚悟を示すのではないかと感じた。
何度再読しても恐ろしい物語である。 恐るべきは、成年男子でも逃げ出す絶望的な状況を戦い抜く主人公が6歳の少年という事実。 恐るべきは、幼い少年少女達に過酷な訓練を科さねばならない世界の真実。 恐るべきは、単体で十分完結しているこの物語が、超傑作の続編、「死者の代弁者」の序章に過ぎないという現実。
この翻訳は読みづらかったけど、内容の面白さが勝って一気に読めた。エンダーの苦悩と成長の物語。それにしてもエンダーを強くするためとはいえ、大人たちのやり方はかなり酷い。
アメリカ軍で今も読み継がれているというので再読。いじめにあっていた少年が軍の指揮官として急成長して意外な戦果をあげる。だが、物語はそれで終わらない。それからの話が凄い。SF小説の名作といわれているのもうなづける。話はさらに「死者の代弁者」へと発展していく。これも読まなければ。
天才ゆえに目立ち、うまく対応できるようなればさらに過酷な環境へ。孤立へ戦いへ、エンダーの追い込まれていく様子が本当に切なくて仕方なかった。個人的には何回もじっくり読み返してみたい作品。翻訳はほんとうに酷いがw読めないほどではないと思う。
後一歩で完全に駄作に転げ落ちてしまう絶妙なラインで物語が構成されてる。 落ちを知ってるのと知らないのとでは全然読後感が違うので前知識無しで読む事をお奨めする。
名作なのだが、6 歳の子どもなんだよね。ここに最後まで違和感が・・・。天才はちょっと違うね。エンダーの生い立ち、家族関係、そしてバトル・スクールでの人間関係。どれも読ませる。オチは、「あ、そうなのかぁ」って感じ。敵のゲートは下的面白い作品ではある。1985 年 ネビュラ賞長篇小説部門受賞作品。1986 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。
O.S.カードの代表作かな、20年以上前に始めて読んだ時の興奮は宝物。その後の「死者の代弁者」も秀逸。「無伴奏ソナタ」を後に読んでホントに良かった、「猿の惑星」なみの衝撃のラスト・・・・いやチョット違うか・・・笑
再読。15、6歳くらいの少年を思い浮かべてしまうが、実際はもっともっと小さな子供なんだよな、エンダー。そんな小さな子に託されたバガーとの戦い。名作なんだが、訳が固いというかなんというか。『ちゃう?』って訳がなんか笑ってしまう。
SFの名作。エンダー少年に世界の命運をかけようという。しているのはゲームばっかりだけど、すごい展開力でグイグイける。翻訳はときどきびみょう。そしてエピローグの死者の代弁者がすごすぎる。
苦行でした。原典にあたってない身でいうのも何読だけど、なんなんだこの翻訳の不自然さは。これはもとの文章の問題なのかな…コミカライズされてたら面白そうなネタではある。
ダブルクラウン作品。どこかでネタバレを見てしまい。面白さが半減されてしまったのが残念。まっさらの状態で読めたならと思わずにいられません。
素晴らしい名作。今まで触れ合ってきた物語の要素が原型としてちりばめられている。運命と意志,願望と本性,といった対比が素晴らしい。多くの人物が登場するが,どの人物にも独特の魅力があり,それが物語の厚みに繋がっている。
結末に挿入されるエピローグで状況が180度反転したことに衝撃を受けた。死者の代弁が恨み節ではないことが、なお更すれ違いの悲劇を感じさせる。
結末まで一度読んだあと時間を置いての再読。初見で読み飛ばしたところ、理解不足な部分を補いながらラストに向かうと、初見ややあっさりした結末に感じたものが、静かにズシリと横たわっていたのを感じた。この小説はお気に入りになったと思う。
1985年。エンダーだけのゲームじゃありません。天才の成長物語で、しっかりその天才の内面を描き切った名作。1984年ということでそれほど古い物語ではないのだが、それにしてもインターネット周りの話は今読んでも殆ど違和感なく、筆者の鋭さを感じる。
随分長い物語だったが、まったく長く感じなかった。結構重い話もあったのに。あまりSF慣れしていないので、なかなかイメージしづらいところもあったけれど、すごく面白かった。いろいろと続編などあるみたいなのでそちらも読んでみたい。
あ~こういうのって短篇のアニメか漫画でよく見るという展開だけど、描写力によってここまで分厚い物語になるのかと感動する。基本的にSFなのだが「巨人」や「世界のはて」の描写、ラスト一章の「死者の代弁者」が、絶妙にファンタジーの壮大さを含んでいる。そういうところ,大好きだ!あと壮大な歴史の流れが語られるところも。ピーターの一生もよんでみたのいだけど、小説になってはいのかな?
エンダーのゲーム 746巻の
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感想・レビュー:91件














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