迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか

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迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのかの感想・レビュー(82)

例えば、「僕は高血圧で苦しんでいるけど、実はその高血圧の遺伝子こそ先祖が生き残れた要因かもしれない」なんて見方を提示してくれる本。その他にも、「人間の体内にはウィルスが取り込まれてきた説」や「人間の出産がハードになったのは、水の中で生活していたから説」など目からウロコの内容(極端な説も多いんでしょうけど)。この本は単純に遺伝子の知識を教えてくれるのと同時に、「物事を真逆の視点から見ると、まったく違う景色が広がっている」という考え方・バランスの取り方の大事さも教えてくれる気がする。

刺激的で説得力のある具体例に富んだ本でした。が、上っ面だけで読んでると巷にあるビタミン剤みたいに「これだけ摂取すれば大丈夫です」みたいなトンデモ論を持ち出しそうな人が出てきそう。この本では、まだ分かっていないことを含めて、きちんと提示してくれているのが面白く、また興味深い。

科学を語る本が得てして正確さを期すあまり無味乾燥なものになりがちなところで、この本はストーリーテラーにクリントン大統領のスピーチライターを迎えることで大変面白い読み物に仕上がっている。確かに科学的見地からは一部論の進め方に危うさを感じるところも見受けられるが、それを差し引いてもこの本は大変魅力的。長らく言われている理科離れに対して、このようなアプローチは有効ではないだろうか。

人類の進化についてこれまで知ってたのとは違って非常に刺激的だった。同じ遺伝子配列でも発現したり発現しなかったりというのがあったりジャンピング遺伝子なんて驚いた。

「病気は人類や生物界全体の進化を解き明かすカギである」という最近はやりの『遺伝疫学』よりの本。『トキソプラズマと統合失調の関係』などunstabledな話もノリに任せて自重なく出ししてくるの。あくまで科学本でなのでソリューション本として読むととても痛々しい。特に結論が出てない話については容易に信じないほうが無難。アメリカの科学本らしいウィットに満ちた本…なのだが、ジョークが寒いうえに不適切なのが残念。一気に読めることは確かなんだが。全編ワイドショー的なので、むしろ映像ドキュメントにした方がいいかも
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/20

言われて納得するおもしろさ
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/08

自然科学者ではない人に読んで欲しい本。生物学はクリティカルに人間の根幹に揺さぶりをかけてくるから面白いよね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/26

サイエンスミステリー.面白いけどちょっと古い感じ.

これこれ、こういう本が読みたいんです。似た本を教えてほしい。

とにかく面白い。今友人に勧めまくっているところ。寄生虫・ウィルスによって宿主の動きに変化があるところなんか面白くってしょうがなかった。訳者あとがきにあった関連図書も読みたいと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/05

なんか面白い。これを学校図書にしたら若い人達好奇心あがるんじゃないか
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/02

面白い。遺伝子は人によって多種多様で、中には病気を引き起こしてしまう遺伝子を持った人も多く入る。その遺伝子は子どもに引き継がれるが、それはその病気以上に恐ろしい病気から身を守るための進化の結果である可能性もあるという。人体の不思議と生物の外界の変化に対する進化の早さに驚く。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/20

生命は常に進化している。淘汰圧という仕組みは初めて知った。

合いの手みたいな語り口がウザイと思うかも知れないが内容は刺激的。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/09

病気の遺伝子は環境に適応したメリットに対するデメリットとして現れたという、遺伝病の話にとどまらない。寄生虫や細菌に感染することにより生物の行動が変化するという『ひぐらしのなく頃に』が好きな人なら興味が湧きそうな話題や、遺伝は固定されておらず、環境に応じて遺伝子のスイッチをオンオフすることにより環境に適応している話題など。遺伝子は予想以上に柔軟に変化しているらしい。

病気の遺伝子が多くの人に残っているのは、もっと前に死ぬかもしれない病気から守ってくれるからとのこと。日焼け、酒が飲めない遺伝子、野菜、風邪など身近な例が多くて読みやすかった。一番面白かったのは「なぜ僕たちは、四本足で食料品店をうろついたり木々のあいだをスウィングしながら図書館に行ったりする『賢いヒト科の四足動物』にならなかったのだろう?」というところ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/04

問いの立て方が学べる本。楽しみながら勉強するの大事だなー。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/01

非常に読みやすい。文献も巻末にあるので読者に優しい。内容についても最初に現時点での見解であると断っているし 科学者としても真摯に書いている姿勢に好感。 
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/13

この読みやすさは異常。この手の本では10年に1本の面白さだった。水棲人類説には大いに疑問があるけど、大陸移動説が唱えられた当時のことを考えると、バカにできないんだよなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/25

この分野でどんな説が現れてきているのかに楽しく触れることができる読み物。とてもキャッチーで読みやすいが、巻末資料に典拠を確認する手がかりもある。エピジェネティクス、メチル化あたり面白そう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/13

メチャクチャ面白かった。病的な遺伝子の必要性。人間の歴史が遺伝子に刻まれているなんて。そして、今に適応するために迷惑な遺伝子がある。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/28

遺伝子と進化と適応のお話。遺伝やらの知識をろくに持ち合わせてない自分でも、すらすら読める語り口でとても面白かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/12

ぐんぐん読ませる楽しい科学「風」読み物。あくまで「風」です。本書をそのまま受け売りすると、スケプなヤツとかメッドな人から憐憫の眼差しを注がれてしまいます。相手を選び面白さを伝えたほうがいいです。脳みそトリビア本に売れ筋を奪われたとはいえ、遺伝子様のご威光、いまだ健在。環境適応と進化は一緒くた、獲得形質は遺伝子(しかもDNAに!)刷り込まれ、あの難病もこの容姿もDNAに組み込めば、ぜーんぶ説明がついちゃうのさ!…なんだそうです。…まあ、楽しくて前向きな科学「風」読み物には、違いないです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/28

POPに書かれていて読みやすい。他の病や障害の場合も考えながら面白く読んだ。

最近読んだ中では一番面白かったかも。この読みやすさ、分かりやすさは多分にジョナサン・プリンスの功績なんだろうな。超お勧め!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/03

一見不合理に見える数々の遺伝病、それらは誕生以来常に生命を取り巻いてきた困難の時代を生き抜くための「犠牲と賭け」の結果だった。かつては環境に最適化されていたのに今では迷惑なビョウキと呼ばれてしまう「進化」の戦略に迫る。アイスヴァイン、アメリカアカガエル、糖尿病患者の共通点は? 抗生物質と耐性菌の果てしない軍拡競争のに終止符を打つにはどうすればいい? 目から鱗の「そうだったのか!」が満載の科学読本。

例えば、氷河期の寒さに耐えるために高い糖度で血液を凍りにくくして寒さに適応しようとしたのが糖分濃度を高く保つ遺伝子。氷河期が終われば進化と共に消えていくはずだった遺伝子だ。が、その遺伝子は進化と共に糖尿病として現代に残っている。病気を引き起こす遺伝子の数々が、なぜ進化の過程で生き残ったのか??面白かったdeath!

面白い。とっつきやすい。でも知的好奇心が満たされる。

非常におもしろかった。とても比喩がうまい。それなりに難しい話だが、理解が容易にできるように工夫されている。内容は、体内に鉄を過剰に貯めるヘマクロマトーシスという遺伝病がなぜ今でもヨーロッパ人のある程度の割合に残っているのかと言えば、それはペストを含む最近への感染に強かったからである。など、進化には「明日死なないために50年後に死にやすくなる」ために生まれた機能が多くある。遺伝病の多くはそれらしい。うーん。おもしろい。

アクア説賛成!

強者生存による淘汰だけではない進化の仕組みを紹介した本。学術用語やデータなどを多用しているわけではなく、エッセイのように進化の面白さを軽妙に紹介しています。社会的な常識になっている進化の固定観念を揺さぶるような作品で、厳密な話はここまで単純ではないにしても興味深く読ませてもらいました。

★★★

☆☆☆★

Teo
非常に面白い。過去に有効だったものが今や迷惑と言う見方は興味深い。

面白かったよ 会話のネタにもなるのでオススメ

著者は、暗中模索の後半を語りたいからこそ、この本を著したのかもしれない。間違っていようがいまいがそんなことおかまいなしに、おそらく、病持ちである自分の存在の自己正当化を求め、記すために。 http://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-953.html

友達から進められた本。クリントン大統領のスピーチライターが加わっていることもあって、とってもわかりやすく面白い!オススメです^^

これ読んで、もっと生物を勉強したいと思い大学を選んだといっていいだろう それくらい好奇心をくすぐられた。

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迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのかの 評価:100 感想・レビュー:41
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