白の闇 新装版

白の闇 新装版
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白の闇 新装版の感想・レビュー(77)

読んでいる途中ふと顔を上げる。 そこに人がいるのを見て、あ、こいつは目が見えているのか、と考える自分がいた。

01/24:Susie
01/20:きなー
12/28:jun
12/12:meshi
10/15:マーゴ
主人公にさえ個人名が登場せず、さらに地の文と会話文を分ける記号がないという独特の文体だったけれど、慣れれば流れる様に話は進むので割と読みやすかったかも。あと映画を観てから読んだおかげでイメージもしやすかった。しかしいつか続編は邦訳されるのでしょうか?

人が盲目になるとき、死なずに待たなければならない。いずれ時が目を開かせてくれる。深い教訓です。

08/13:りなこ
07/18:kurousa
07/06:miicu
07/05:ここなし
訳文のすばらしさに圧倒され、ただただ作品にのみこまれるようにして読了。いまこの日本でこの作品を読むことの意味を考える。「見えないこと」=「衆愚」。しかし「見えること」が人を導くに足る能力だとばかりはいえない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/29

06/20:kentado
06/02:kuribo-
人間の内にある黒い部分がよく現れていて、それが衝撃的だった。哲学的な作品だと聞いていたけど自分にとってはちょっと難しかったかな。ひとつ思ったのが、ただ一人、目の見えていた人は周りで起きる人間の悪なる行動をすべて見ていたことは、つまりこの見える人こそが本物の闇に包まれていた唯一の人だったのではないかということだ。そう考ると今まで人はかなり盲目だったのではないかと思わせられた。
kenshin
やっぱり見えない方が楽だ。見えなければそれに対して真剣に考える機会すら与えられないし、そうなれば問題意識も持つはずも無い。でもそれでは人間はいつまでも欠陥だらけの存在で終わってしまう。今まで数少ないながらに真の目を開いて人間の問題に対して直視し、それを正そうとした人はいるが、その人が歩んだ道は相当困難であったろうし、盲目な人によって何の根拠も無く散々非難され、悲惨な終わり方をした人がほとんどだ。今の世の中がどういう方向に流れているのかまだいまいちわからない。確かに物質的には全体的に豊かになったかもしれない
ナイス!ナイス! - 06/12 00:19

kenshin
でも、内なる本質的な部分が豊かになりつつあると自信を持っていえる人はいないだろう。そういう今、この世界に本当に必要なのはその本質的な部分を直視して、非難をものともせずそれを正そうとしている人ではないか。そういう人がいるとすればおそらく世間から非難を浴びているのだろう。それを思うと、ただ周りに流されず、謙虚ながらに自分でしっかり考え、偏見を持たずして判断することの大切さを感じる。自分もそうありたい。(最近色々と考えることがあって、かなりモヤモヤしてたからここに書かせてもらいました)
ナイス!ナイス! - 06/12 00:32


04/13:赤穂浩之
いろんな事を考えさせる小説でした。文章に引きずられてどんどんと読めました。

01/16:八妹
12/16:kingdow
12/10:Soulé
11/19:atm
ポルトガルのノーベル賞作家代表作。ある日突然、世界中の人間の目が見えなくなってしまう。そのとき人間はどのような行動に走るか。ただ一人失明しなかった眼科医の妻を中心に描かれる名作。改行が殆どなく、台詞も鍵括弧なし。登場人物も名前のないまま医者の妻、と形容される。非常に特徴のある文章だが文体に然程の癖はなく不思議と読みやすい。

08/12:yo32ted
突然失明してしまうという伝染性の失明症が、急速に広がっていく。人々のパニックがリアルに伝わってくる。とても怖くて不気味な白い闇の世界で混沌とした世界が顕かになっていく。見えないということがこれほど人を絶望させ、失われていく文明社会の中で人間らしい暮らしかたができなくなることの悲惨さに読むのをやめられませんでした。名前のない登場人物と会話文の記号がない文章でしたが、慣れてしまうと読みやすく一段と物語の中へ没頭していきました。目の見えない人々の中でたった一人だけ見えるという現実を持った医者の妻の精神力に脱帽。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/11

これは凄い。周囲の人間がみんな失明した中、一人だけ目が見える、という状態が決してアドバンテージにはならず、かえってそれで苦悩することになるという展開がとても寓意的。作品内の情景が頭から離れない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/25

無秩序の世界で理性、知性、尊厳を問う。ノーベル文学賞作家の代表作。

05/24:いちねんせ
05/19:2manyDJs
読み進めながら、何を守るのかをいつしか、常に考えていた。奪われたものの大きさに震え、価値観を揺るがす世界の急変におののく。フィクションだと言い聞かせてもなお怖い。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/12

02/03:いんぐ
01/08:携帯電池
今、自分が“見えている”ことに自信が持てなくなった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/12

11/16:さくらもち
10/01:けい
星4.5

★★★★☆

08/18:rune
fig
手触りはフィクションの筈なのに、読み進めるほどに内に聴こえてくるのはノンフィクションの紙一枚を隔てたようなリアルさだと感じられた。誰しも想像できる、けれど考えないようにしている人間の本質が、解りやすい言葉で晒されているようだ。怖いが、先を読まずにはいられない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/12

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白の闇 新装版の 評価:88 感想・レビュー:34
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