ジウ〈3〉新世界秩序 (C・NOVELS)
ジウ〈3〉新世界秩序を追加
ジウ〈3〉新世界秩序の感想・レビュー(169)
歌舞伎町が封鎖されて、さぁ新世界とはどんなものかと思ったら、ただの無法地帯って。あれだけの犠牲を払ったのになぁと拍子抜けです。まぁでも、クスリで自給自足する新世界なんだから、大した世界でなくて当然か。
雨宮が「愛」を持っていてよかった。ジウにもそれなりの「愛」が。大きな陰謀と小さなウソと真っ直ぐさと。どうして人を殺してはいけないのか。大きな命題です。
1巻2巻とスリリングな展開でしたが・・・3巻では全体的にアッサリとしすぎて、何だか物足りない感じがしました。最終巻をもう少し盛り上げても良かったように感じました。
しょっぱなから、スピード感があり、ハラハラして読者を引き付けます。可愛い巡査門倉とかっこいい女巡査伊崎とを対比させながら、警察内部の腐食も織り込みつつ、「ジウ」という謎の青年を追っていきます。ラストは、新世界秩序構想で、結局、何をしたかったのかが、分かり難かったり、黒幕が直ぐにやられて物足りなさも感じましたが、なかなか面白かったです。伊崎巡査は、どうなるの?とドキドキしました。ジウを謎の青年にしたままの所が、読者を惹きつけますね!
最初読むのに苦労したが、中盤以降面白かった。なぜ若い連中が「ミヤジ」に心酔したのかというところは、なぜ若のもがわけのわからないカルトな宗教団体にのめりこんだのか?と一緒で、現状に不安や不満ががあるのだろうくらいで他者がわかるものではないだろう。ジウはどう生きればよかったのだろうね。伊崎は強くも優しくもないと思う。何も我慢してないでしょ。
最後まで読んじゃった。3巻目はそこまで刺激的な表現はなく、落ち着いて読めた。伊崎さんが戻ってきて良かった。最後のジウが何故そこまでマトモになったのかが少し疑問。でも読み応えばつぐん。面白かったです。
うーん。あり得ないキャラを作っておいて思想的な問題に持っていくのはちょっと…???もったいない、物足りない感が残る。歌舞伎町に治外法権って・・・。なぜジウというタイトルなのか?単なる脇役にしか思えなかったけどな。うーん・・・残念。
【図書館】シリーズ完結。一作目を読んだときはまさかこんな展開になろうとは想像もしていませんでした。新世界を願っている人って現実にもいるんだろうけど、こんな新世界じゃどうしようもない。案外さらっとした結末でしたが、結局ジウも基子もみんな愛を求めていた、ということなのかな。一作目が一番良かった気がしちゃいます。
新世界秩序、封鎖されアナーキーな歌舞伎町と、急速に話が展開され、基子の境遇ともども、いったいどうなるかと思ったのだが。。。 2巻で膨らんだ宮路の存在が、最後意外と小物に思えた。各巻ちがった書き方をされていたが、3巻はフツーの小説になった感じもします。 映画だったら面白かったかも。荒廃した歌舞伎町も見てみたかった。
警察小説の枠を超えて完全にポリティカルフィクション化。それは一向にかまわない。問題はこの巻までの展開で巨大な陰謀のバックボーンや人物の描き込みが足りていないため絵空事めいてしまい物語にまったく入り込めない。ただ広げるために風呂敷を広げた、という姿勢もどうかと。話のスケールが大きくなったぶんだけ粗さが悪目立ちする。三部作通してみるとゴテゴテ厚化粧しすぎの悪趣味な作品という印象で食傷してしまった。作者にエログロのどキツさやケレンに頼らず描写するところは丁寧に描写する気概があれば骨太の小説になったのでは?
うー、なんか展開が予想どおり過ぎます。あそこまでやっといて、理由とか覚悟がイマイチ。理不尽な暴力描写すりゃいいってもんでもないでしょ。美咲の行動や展開に共感できず、基子の将来に希望なく、警察内の犯人については人数多すぎて名前見てもこれ誰だ?状態。始めに期待しすぎました。★★☆☆☆
「ジウ」3部作の完結編。「ジウ」というタイトルの割には最後にきてジウがあまり存在感を示せなかったような気がした。どちらかというとミヤジの方が存在感があったような気がします。「新世界秩序」そのものの意味はよくつかめなかったが、ミヤジの様な破壊願望のある人間はけっこういるのかも。最後に美咲のキャラは好き嫌いが分かれるだろうなぁと思った。
どうなっちゃうのぉ~とわくわくしながら読んだのですが、なんだか急に終わっていったかんんじがした。おもしろかったけど、ちょっと納得いかなかった。
テキトーにお茶を濁らせて終わられた気がしてならない。最後になって、なんで今更「愛」?死んだ雨宮崇史の声がなんで伊崎基子に聞こえる?門倉美咲の自己満足のカタマリみたいなあの説得はなんだ?それで、なんで泣いたりする、伊崎基子?あんたそんな人間じゃなかっただろう?物語を終わらせるためだけに、お手軽に変わった気がする。更に、タイトルにもなってるくせにジウの存在感なさすぎ。あんなに根性入れて骨太に突っ走って来たんだから、そのまま行ってほしかったなー。
ジウが・・・・。ジウの印象がぱっとしない。1巻ではぼかされ、2巻では次への引きがあり、いよいよ3巻はジウが大活躍?って流れかなと思っていたけどジウが活躍していない、そしてミヤジは一体何なんだ?歌舞伎町封鎖とか治外法権とか話がでかくなりすぎて、現実感がなくなりました。これなら「武士道志リーズ」の方が好きだな。
シリーズ完結篇。結局何を訴えたお話だったのか私には分かりませんでした。題名は「ジウ」ですが、彼の印象はこの最終巻ではとても薄く感じます。ただ最後の最後のジウの行動と言葉で、彼の中の何かに触れられたような気がしました。彼がしてきたことは許されることではないけれど、彼の生きてきた日々を思うと胸が痛みます。最も分からなかったのは「ミヤジ」。何がしたかったのだろう。ただ彼のような人がこの日本の裏側にいるとしたら、怖い。読み進めるの大変体力が必要な三部作でした。正直、結末に2巻までの勢いのまま完結しなかったのが残念
まぁまぁかな。うーん、なんか2巻の盛り上がりからすると釈然としない終わりかただなぁ。でも、倫理的にこういう風に落ちついた感じだった。いちいちなんか門倉にいらいらして気分が削がれた。
第二巻の途中から、このシリーズのタイトルを「ミヤジ」にしたら(もしくはモトコ)と思えて仕方なかったんやけどな。もっとジウに喋らせてやってくれー。
ジウというタイトルながら、あまりジウの存在感のない最終巻。話が大きくなりすぎた感が否めない。門倉を頑なに拒み続ける伊崎が、最後はどうなるのかという点を、武士道シリーズと重ねながら楽しみに読んでいたけれど、あまりにあっさりしていた点にも拍子抜け。。。一気に読ませる展開ではあったけれど、個人的には結局1巻が一番好きだったかも知れない。
え?なんだこの3巻は、とかも結構思ったけど、結局その新世界についてぐるぐる考えたり、基子は死刑しかないのかな、とか死刑制度に思いをめぐらせたり、と小説なのにほんとのことみたいにいろいろ思いをめぐらせちゃうなんて、なかなかやられてしまってるワタクシでした。これぞ虚構。
3巻目に入って一気に現実を超えた話に変わっていった。なんなんだ、新世界秩序って?理解しがたいです。基子の心情の変化はめまぐるしく、美咲の言葉であっさりと改心してしまったのは少し物足りない。エンディングの基子の描写がなかったのが残念。でも3巻ともハラハラドキドキでかなり楽しませてもらいました。
終焉に向けて怒涛の展開。いよいよ彼らの目的が明らかにされる・・。シリーズ最終巻。基子が想像以上に雨宮のことを愛していたことに正直驚いた。もし雨宮との出会いがなければ事態はここまで進まなかったかもしれません。シリーズ全体を通してなかなか面白かったです。ハッピーエンドとはちょっと言いがたいですが、読了感は悪くないです。★★★★
さすがに3巻目ともなると気持ち悪かった“距離感”も幾分ましにはなってた。基子やジウの変化があっけなかったような。ミヤジや<新世界秩序>の言いたいことがさっぱりわからん。
ジウはともかくミヤジが理解できないなぁ。盛り上がったところなんかあっけなく終わってしまって、ストーリー展開が好きなだけに残念。綺麗にまとめるにはこうしかないんだろうけど、「愛こそすべて」パターンってなんだかなぁ、なんだよね。でも読後感は悪くない。
ミヤジの思い描く、新世界秩序って何だったのか。悪が横行する無秩序な世界がそれなのか…。基子がラストに向けて、ミヤジにだまされた!これじゃダメだ!!って、悪から善のへの覚醒は呆気ないというか、そんなに急に思考を変えられるの?とちょっとギモンでした。まっ、気になるのは、美咲と東主任のその後ですかね。基子の量刑も気になります。でも雨宮さんは生かしていてほしかったな〜。
破壊や快楽は秩序の根幹にはなり得ない。わかりきっていることだけれども、そんな世界にあこがれる悪魔のような心が自分には絶対にない!と断言できない・・・そんな自分の弱さを見せられる話でした。ジウの精一杯の叫びが美咲に届いたことに救いを感じました。それにしても登場人物が多すぎて、混乱しました。
結局、ミヤジの目的はこの世の地獄、無法地帯を作ることだったのだろうか?まるでジェットコースターのように話が進んでいく。基子はやっぱ死刑かな・・・?
ああ~終わってしまった~。って感じ。後半になるにつれて一気に集中力も高まりました。最後に二人が通じ合えて、生き残れたことにちょっとだけ安堵しました。ただ、ラストとしては・・・??ストーリーの厚さから言うと物足りなかったのかな・・・。「ジウ」が極悪人だったらまだ割り切れたのにな。
当たり前のように感じている「秩序」が本当はいかに脆いものであるということを突きつけられた。それでも人は信じることをやめず希望を見いだす。
ジウ〈3〉新世界秩序の
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感想・レビュー:51件














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