猫 (中公文庫)

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猫の感想・レビュー(98)

大正十五年当時、柳田國男さんは、人と猫との間柄は自然に離れて行くと予想していますが、それから八十年以上経つ現在、人は益々猫の虜のようだというのがこの本を読んだ感想です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/25

著名な作家達による猫についてのエッセイ。旧仮名のもあるけど、文体が背筋が伸びている感じがしてよかった。みんな猫が好きなんだね

有馬頼義、猪熊弦一郎、井伏鱒二、大佛次郎、尾高京子、坂西志保、瀧井孝作。壺井栄、寺田寅彦、柳田國男による猫の随筆、短編集。昭和29年に発行された本の文庫化。本文は旧仮名遣い。寺田寅彦の文章が良かった。最初は猫を飼う事を肯んじなかったが、飼ったところ段々と猫に愛情が湧いていく描写、猫の行動を注意深く描いている描写が、実際に猫を飼っている人なら「そうそう!」と思わず膝を打ってしまう文。残念だったのは、作品社から発行されている『日本の名随筆(3)猫』とかなり収録作品が重なっていたところ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/27

それぞれの作家の猫愛あふるる一冊。表紙もカワイイ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/22

井伏鱒二、谷崎潤一郎、寺田寅彦が良かった。ナマの猫もいいけど、本の中の猫もいい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/17

1つのテーマに沿って著名な作品を集めた短編集というのは最近よく見るが、この本の元が作られたのは昭和。読めば読むほど豪華な猫本。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/13

数世代まえの著名な作家・随筆家のほか評論家・翻訳家のそれぞれの猫目線が読めたと思う。文章で表すのだから読み手のわたしたちはそこから描かれている「猫たち」を彷彿するのであるが、坂西氏を除きほとんどの著者が猫と対等な間柄を取っていると感じる。猫からすれば当たり前であろうが、このスタンスがあるからこそ「猫たち」が文章の中で活きていると感じる。作家の上手さ、猫の生きて死んでゆく様を書いた有馬氏の一文は悲喜が溢れよかった。また、井伏氏の蛇と猫との攻防の一文は惹かれる。やはり寺田寅彦は清澄さと快に浸れる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(5) - 06/27
shinano
犬好きの方々には反論を受けそうですがわたしが思うに、作家のそばには猫がいるような、猫との空間が執筆空間の様な気がしてしまうのです。多分、漱石の「吾輩は猫である」がこれまでの日本人に植え付けてきた文学史の中での価値と、その影響からテレビや映画、雑誌、小説の中で日本家屋内の猫のひとコマが心象風景として受け取り易い心性だともおもえるのです。犬は人間と何かしら共有しようとする(信頼関係とでもいう)ものがあるので、作家に必要な対象への洞察を行うときに「不可思議性の魅惑」にややかけるところがあるからかもしれない。
ナイス!ナイス! - 06/29 11:08

shinano
豊島与志雄の猫随筆に、犬好きな美術学校教授と酔っ払っての言い合いがあったことを思い出す。居酒屋で互いに「犬の先生」「猫の先生」と呼び合っている仲だという。また、志賀直哉がとても犬好きだったことも思い出した。数日前にも他書で寺田寅彦の猫を読んだが、蚊帳に興奮して飛び付く猫の話はやはり面白い。その猫がなぜ蚊帳に惹かれるのかと寅彦の考察がいいのだ。寅彦の猫を読んでみてください。寅彦の考察が一理あるならば、蚊帳などもう過去の日本の風物になっているが、今の猫に一度見せてみたいものだ。どんな反応するのか。
ナイス!ナイス! - 06/29 11:21


猫との日々の関わりが美しい文章で綴られると、もうそれだけで立派な文学になってしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/19

読みながら猫の動きや、鳴き声や喉をならす音が聞こえてきそうで、どの猫も可愛かった。漱石マエストロを目指し始めた私には寺田寅彦の話が読めて嬉しく思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/16

猫にまつわる短編

猫の扱いがドラえもんの漫画をみるようで懐かった。昔と比べ、今は猫との距離が近い反面、バカになってな自分 。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/21

猫派のにゃんこ愛が伝わってくる一冊でした。ぬっこぬこにされたい(・ω・)
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/19

ひさびさに教科書読んだ感じ(笑)教科書も猫好き犬好きとかに別れていれば。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/10

56年前の昭和30年に発行された『猫』という本を少しアレンジして作り直され、新たにおまけもつけてある短篇集。読んでふやけてしまうような猫の可愛らしさが書かれているというよりは、猫の本質・本性を描いているものが多いので、そういうのを期待して読むと面食らってしまうかも。猫という自由奔放な生き物を飼う猫好きな飼い主達のおおらかさや、猫に振り回される様子が読んでいて心地いいです。著者それぞれの猫観とでもいうのかな、猫との距離感も人それぞれでそういうのを感じ取るのも楽しかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

ヌコ、ニャーン

猫エッセイのオムニバス。有馬頼義とか瀧井孝作とか寺田寅彦とか、大戦前後が日本文学の最盛期だと思っている人間にはたまらないセレクトでした。もともと底本があって、それを再現したもののようですね。変態性欲研究者を名乗るプロデューサー(?)にもかかわらず、予想に反してたいへん可愛らしい一冊でもありました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/24

猫好きは本当に猫にぞっこん状態になってしまう。それは作家でも変わらないものだなと。(清)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/08

rin
★★★★★…猫より犬派だけど、なんだか猫も良いなぁなんて。

個人的には「ノラや」を追加したい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/05

http://booklog.jp/users/beta-carotene/archives/4122052289

『犬』よりも各作家の文章が繊細(あるいは神経質)な印象をうけました。それが、猫派と犬派の違いなのかどうかは分かりませんが…何れにしても、猫を飼いたくなりました。(…アレルギーあるけど)
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/03

☆☆☆

★★★★「私は猫に対して感ずるやうな純粋な温かい愛情を人間に対して懐く事の出来ないのを残念に思ふ‐子猫、寺田寅彦」
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/27

谷崎さんの文章はやはり好きだ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/06

「犬」の方も読みたい。 

寺田寅彦の猫の扱いがなんとも。いや、愛しているんでしょうけれど。「犬」も文庫化しましたね~
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/19

猫派なので結構楽しく読めた。普段は読まない作家さんの作品もこういったカタチだと手にとりやすい。デザインとThinkの物語がカワイイ!!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/14

猫の半世紀以上前でもかわらない、猫の愛されぶりが良く分かる一冊。装丁もすばらしくつい表紙買い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/05

柳田国男の考察が非常に面白い。改めてその分析力、表現力に心踊る。所で、ノラ、ドラ、ときて「うかれ猫」。このうかれ猫という表現がいたく気に入ってしまった。何だか陽気な酔っ払いみたくもあり、その名称だけで愛しくて堪らない。話は変わって、最近クラフトエヴィングの本がやたらと文庫になっている。10数年前、単行本をせっせと買い集めたものだ。懐かしい。祖父江さんの装丁がドキドキワクワクいっぱいの高揚感なら、こちらは「静」。心の隙間にスルッと入り込んでくる感じだ。人生、どちらも必須。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/04

あんがい寺田寅彦はツンデレで驚く。かくのごとく猫という食べられない肉食動物はおおくの文学者にも愛されてきたのだ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/15

半世紀前に編まれた本が装いも新たに!読了後、いえいえ読み始めるや否や、周囲の猫に対しても、子どもの頃にわが家にいた猫に対しても、見方が一変です。「半世紀前」であることが、むしろとても新鮮な、そんな一冊でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/07

読みにくいと敬遠しがちな古い文章でも、こんな愛すべきレトロさとかわいらしさ溢れる文庫になると、思わず手に取りたくなってしまう。猫は、「飼う」というより「いる」って感じがする〜
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

3:私も猫のしっぽが欲しい
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/23

ほとほと猫は犬とは違う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/22

◎結構毛だらけ猫・・次から次へ猫だらけ。誰がどんな話書いたか分からなくなってくるけど癒されます。昔の飼い猫ってほったらかし。遊んで恋して子供生んで。日本家屋にコタツに猫・・憧れるなぁ~。もうすぐ『犬』も出るそう。そちらも楽しみ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/22

猫はいいなあ…個人的には飼うよりも時々ふらっと立ち寄ってくれるとうれしいと思う 寺田寅彦の、どんどん猫にはまっていく様子が楽しかった 谷崎潤一郎の、犬が4+2匹、猫が6匹ってそれは多すぎませんか
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/21

猫好き作家の短編集。帯の谷崎潤一郎の言葉「美しくてしなやかで、お上品で、さうかと思ふと悪魔のやうに残忍である。飼へばきつと面白いにちがひありません」が如実に猫の本質を表している気がします。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/17

仕事の休憩中にうっかりタリーズで開いて猪熊弦一郎に泣かされる私は馬鹿なんだと思う。「猫の世界にも戦争があった。人間が苦しみあへぎ、生きぬいた様に、この小さな動物もやはり、その空気の中から、ちょう然と遊離は許されなかった。」寺田寅彦に弟子入り志願しそうな勢いで共感し、柳田の伝承紹介にひやりとし、クラフト・エヴィング商會からの「おまけ」でほっとしたとこで逍遥はいったん終わり、目出度く猫になった私は丸くなって眠った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/05

坂西志保『猫に仕えるの記』が楽しかった。ポツダムという猫は、オリーブが大好物で、湘南電車に魅力を感じている。同じ猫でも一匹ごとに性格がまるで違っていて、そこに人っぽさを感じ、とっても親近感を覚えた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/05

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猫の 評価:84 感想・レビュー:41
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