それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)
それからはスープのことばかり考えて暮らしたを読んだ人はこんな本も読んでいます
それからはスープのことばかり考えて暮らしたを追加
それからはスープのことばかり考えて暮らしたの感想・レビュー(606)
「つむじ風食堂」よりすこーしあざとい感じがして読み始めはどうかと思ったけど、登場人物みんなに好感が持てるあったかくて優しい話だった。疲れてる時に何ページか読むだけでちょっとホッとするというか。あと装丁が洒落てて良い。
あったかい話でした!私は滅多にスープを作らなくて、いつもお湯を注ぐタイプのもので済ませてしまいますが、かぼちゃをちゃんと濾してね、あのざらりとした触感の手作り特有の濃厚なスープが飲みたくもなり、作りたくなるお話でした。
読んでいる間中(たぶん読み終わった後も)スープのことばかり考えてしまうお話。特に事件が起こるわけでもなく淡々と日常が過ぎていくだけなのに心に残るお話でした。あおいさんのスープのように主役のいない(一応オーリィ君が主人公ですが)お話だと思いました。誰か美味しいサンドイッチとスープを下さい!!
携帯電話も携帯メールも出てくるけど、まったくそれが絵空事のように感じる。現代の話とは思えない独特の世界と時間の進み方をたっぷり堪能できる。
素朴な話で、でも内容の濃い話だと思いました。美味しそうなサンドウェッチとスープが食べたくなります。セピアみたいな雰囲気で、和やかな内容でした。
どことなくノスタルジックな雰囲気で、ゆっくりと流れる時間を感じられるような作品。サンドウィッチとスープが無性に欲しくなります。登場人物がいい人ばかりで、アクの強い人間が出てこないので、ドラマに波がない感もあるのですが、こういうのもたまにはイイかも。心乱されずゆったりとした時間を過ごせました。 ★★★★☆
文庫を発見したのでこちらで読了。 ゆったりとした時間の流れの世界が良かった。 サンドウィッチが食べたくなる話だというのは本当ですね。
タイトルに惹かれて読んでみました。美味しそうなサンドウィッチとスープが食べたくなりました。トロワのようなお店が近所にあればいいのに…。 読み終わった所で、これはもしや時間を超えた恋愛小説なのでは…と思いました。成就はしないだろうけど、幸せな。
ここのレビューで見て、変なタイトルだなと思いつつ、図書館でたまたま見つけて読んでみました。予想を裏切る、とても温かい青年と彼を取り巻く回りの人たち。ほっこりと時間がゆっくり流れてゆく感じが良かったです。初読みの作家さんですが、他の作品もこんな感じなんでしょうか?是非また読んでみたいです。
美味しそうなサンドイッチとスープ。柔らかい雰囲気が気持ちいい。ものの描写が好き。日だまりみたい。図書館で借りたのだけれど、凄く気に入ったので近々購入して読み返します。
少し努力すればこんな極上のサンドイッチやスープを味わう事ができるんだろうか。たぶん努力だけではできない何かコツのようなものが必要になってくるんだろうけど。でも少し暮らしを丁寧にしようかなと思える良い本だった。とにかくサンドイッチが美味しそうな事!スープの滋味深そうな事といったらない。二番目の姉の遠回りのエピソードが好き。迷った振りして毎日新しいもの、面白いものを見つけてくる。そんな心持でいたいものだ。新年一冊目にじわーっと染みる良い本を読んだ。
スープの湯気のようにほっこりあたたかくなる物語。ゆる~いオーリィさん、映画の中のあおいさん、安藤父子、大家さん……みんなステキ。上手く言えなくてもどかしいけれどこういう雰囲気の話は大好物なので、大当たりでした。
サンドイッチとスープが食べたく(飲みたく)なるお話。ふわふわとして暖かい感じ(明かりで例えると、暖房が入っている居間がしっくりくるようなオレンジの明かり)が「つむじ風〜」に似ていると思ったので続編と聞いて納得した。読んだ後、空気公団の「音階小夜曲」をふと思い出していたら、あとがきにその曲名が出てきたのにびっくり。
寒い季節に読めてよかったと思う。いろんな意味で満たされているという生活だろう、ちょっとずれた人達のお話。街に出てトロワのようなお店をさがしてみたい。
サンドイッチと映画館とスープを愛した青年の本。ジャケ買いした本なのだけど、書いてるのはその装丁を手がけた本人だった。言葉よりも、イメージがあとに残る物語。
この物語こそが、温かくておいしい素朴なスープのようで、なんともいえない幸福感で満たされていました。「つむじ風食堂」よりも登場人物たちの感情の機微がより繊細にえがかれ、大きな変化は起きないのに展開がドラマチックに感じられ、続きが気になって、仕事が手につかなくなりました。特に、主人公をオーリィくんと名付けたり、内緒でリツくんにサンドイッチをおごってあげたりする、遊び心があって優しいマダムがとても好きでした。読後に残る小春日和のようなぽかぽかした感じが心地よく、はからずも、冬にはうってつけの1冊でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 12/12
おいしいサンドイッチにかじりついた時のように、おいしいスープを飲んだ時のように、おなかの中がぽかぽかしてくる話。秋から冬にかけての、この季節に読んで大正解!
目の前の誰かを笑顔に変える、ささやかだけど偉大な魔法。白い湯気が心の渇きや冷えた場所にしみいっていく。白い十字架が見守る町、小さなサンドイッチ屋に職を得た青年。店主父子、大家のマダム、緑の帽子の老婦人、様々な野菜が鍋に加わるようなありふれた出会い。古い映画館へと続く路面電車、銀幕の彼女が奏でる口笛、もう会えない家族を慕う後ろ姿、遠まわりしながら近づく距離、分かち合う同じ時間。スープの中に溶けたいくつもの想い。飾り立てた名前は要らない。『とにかく、おいしい!』ただ、大切な誰かが幸せな気持ちになれればいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 11/30
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
心をあたたかくするのは、人の優しさとおいしい料理。ノスタルジックな町に生きる人々の何気ない日常、おいしいサンドイッチとスープ、夜営業のラーメン屋、レトロな映画館、巡り逢えた憧れの人。軽妙で淡々とした言葉で綴られる、大切な人を亡くした消えない痛みや、恋とか愛というよりもただ『想う』ような澄んだ気持ち。ひとつひとつの物語を熱々のスープを口に運ぶようにゆっくりと味わう。時折笑いがもれ、甘酸っぱくなり、じんわりしながら読了。寒い季節にピッタリの読書でした。
ナイス!
-
11/30 22:13
心をあたたかくするのは、人の優しさとおいしい料理。ノスタルジックな町に生きる人々の何気ない日常、おいしいサンドイッチとスープ、夜営業のラーメン屋、レトロな映画館、巡り逢えた憧れの人。軽妙で淡々とした言葉で綴られる、大切な人を亡くした消えない痛みや、恋とか愛というよりもただ『想う』ような澄んだ気持ち。ひとつひとつの物語を熱々のスープを口に運ぶようにゆっくりと味わう。時折笑いがもれ、甘酸っぱくなり、じんわりしながら読了。寒い季節にピッタリの読書でした。
ナイス!
-
11/30 22:13
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
クラフト・エヴィング商會の『テーブルの上のファーブル』の中に出てくる『それからというものぼくたちはスープのことばかり考えて暮らしていた』というスープ尽くしの本に激似の文庫装丁、思わずニヤリ。最近はクラフト・エヴィング商會名義の本があまり出ないのがちと寂しいなぁ。
ナイス!
-
11/30 22:13
クラフト・エヴィング商會の『テーブルの上のファーブル』の中に出てくる『それからというものぼくたちはスープのことばかり考えて暮らしていた』というスープ尽くしの本に激似の文庫装丁、思わずニヤリ。最近はクラフト・エヴィング商會名義の本があまり出ないのがちと寂しいなぁ。
ナイス!
-
11/30 22:13
浮世離れしてる感じがちょっと退屈だけど心地よかった。去年の今頃読んでた、これまたスープの出てくる小説を思い出した。あと、昔住んでたところに小さいサンドイッチ屋さんがあったのも思い出して懐かしくなった。あそこのコンビーフサンドが好きだったなあ。
再読。クラフト・エヴィング商會の人が書いた連作短編集。小ぶりながらもよい話。思わず、スープが飲みたくなる。これから寒くなる季節、美味しいスープを大切な人と一緒に飲みたいものだ。
小説、というより日記のような。「スープのことばかり」というわりに主人公オーリィ君(日本人)は、ほんとうにさまざまなことやものに思いをはせる。《名なしのスープ》のレシピがすごくよくて、今晩はスープだ‼と思ったけども、冷蔵庫に豚汁が残っていることをおもいだす、ざんねん。明日こそはスープにしよう。◯鍋は偉い。尊敬の念をこめて洗い磨く。が、期待はほどほどに。……図書館に返すまでにレシピ、どこかにひかえておこう。
一時期変なハマりかたをして内容は全部頭に入っているけど再読。引っ越して何もないところから時間をかけて構築されて行くふくよかな日常、誰もあせることなく無理もせず、べたべたすることもなく、自分のペースで生活しているのがハマったツボかも。おいしいものを作るコツは恋人に食べさせるような気持ちで、といった直後に「嘘よ」ときっぱりさっぱりいうあおいさんがかっこいい。
穏やかでほんわかとして、あったかくて優しい気持ちになれるお話。日常的のような気もするし、非日常的な気もする。読み終わった後、美味しいサンドイッチとスープが恋しくなりました。
たしか、暮らしの手帖で連載されていたんですよね。それがすべてを物語っています。食がからむ小説で、スープとサンドイッチと女優さんの話。私の好み、どんぴしゃりでした(笑)
この方の本は初読でした。とてもポップで平易な文章で綴られる暖かなお話。読み易さは抜群でした。ただ、少しエッセンスとして謎をいれていることが、スムーズな流れを邪魔してるのかなもいう印象をもちました。どうせなら、そういうものも省いてもっとシンプルにした方良かったかも。でも、サンドイッチとスープは物凄く食べたくなりますよ^^
それからはスープのことばかり考えて暮らしたの
%
感想・レビュー:234件
















































