スカイ・イクリプス―Sky Eclipse (中公文庫)
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スカイ・イクリプス―Sky Eclipseの感想・レビュー(682)
これまでの物語を違う視点から描いている短編集。本編ではわかりにくい部分が補完され、また、印象が変わるところもありつつ。でも終わりはハッキリさせないほうがよかったかな。
スカイ・クロラシリーズ最後の一冊。番外編と言うか、物語の本筋には関係のないサイドストーリー集かと思っていたら、違った。本編最終巻まで読了した人は絶対に読むべき。物語への理解が深まると共に、その印象も変わる。途方もなく美しく、でもその美しさと引き換えにどうしようもなく哀しく救いのない物語だと思っていたのに、なんとも嬉しい裏切り。長く続く冬の日に、あたたかな木洩れ日を見た思いです。
スカイクロラシリーズの短編集。本編を補完するストーリィの他に、後日談が二作ある。これを読まずして、スカイクロラという長く謎めいた青い時代を理解することはできない。特にミズキの話は視点の差が面白く、悲しみや恐れ、孤独の中にも温もりや優しさがあり、それらがクサナギの瑞々しい心情と相俟って、「もう飛行機には…」のあたりでは悲しくもないのに涙が流れた。また、フーコと「クレィドゥ」の「僕」のその後を読み、冷たい曇り空のようなスカイクロラの印象が、どこまでも続く快晴に変わった。本シリーズに出逢えて本当によかった。
スカイ・クロラシリーズのサイドストーリーを集めたものかと思ったら大間違い。特に書き下ろしの2作はクサナギのその後が描かれており、この本も含めて一連のシリーズになっている。でも、これを読んでも各巻の「僕」は誰なのか正確にはわからない。
シリーズの中にちらっと登場する話とかが読めて純粋に楽しかった。いろいろな視点で読めたのも楽しかった。それに、気持ちよく完結しているので、読後はすっきりした。解説もわかりやすいと思う
謎解き小説、恋愛小説、青春時代、群像劇。どれもこれも詰まったシリーズでした。どことなくいつも孤独が漂っていたけれど。それが心地よかった。私は誰がクサナギで誰がカンナミなのか正確に理解することはしなくても良いかな、このふわふわした感触が、心がきゅっとなる感覚が私にとってのスカイ・クロラシリーズだったので。
うーん。。これを読むとクサナギとカンナミが同一人物だと思えるのだけど、性別が???である。同時期に出てくるということは同じ名前の別人ということなのかな?シリーズをゆっくり読み直してみよう。っていうか、解説ほしい。
再読。読むたびに少しずつ腑に落ちるものがある。本当にこの作品は終わらないなぁ、という印象。それが迫ってくるたびに、せつない。深夜の静けさの中で読むとき、どんどん作品におちていける感覚がとても好きです。また読み返したいです。
スカイ・クロラシリーズの短編集にして最終作。今までの5冊分の積み重ねがあるので、もう感極まっちゃって最後の方は涙がとまりませんでした。終わってしまうのは切ないけど、綺麗な終わり方なので満足。
スカイ・クロラシリーズの短編集。各々の話を補完する話。らしいのだけど、世界観だけで十分楽しめる。シリーズ未読の人はここから読んでみるのもアリかも。
スカイ・クロラシリーズの最後の一冊で8作の短編集でした。前作のクレィドゥ・ザ・スカイを読み終わって、草薙がフーコとの逃避行を覚えていたら良いなと思ったのですが、草薙がフーコを訪ねて彼女の店に行く話スカイ・アッシュを最後に持って来てあって、救われたというかホッとした様な感じがしました。シリーズを読み終わって、詩みたいな表現をして有ったのかなという感じがしました。作者の他の作品も読んでみたいです。
シリーズを読んでから大分経ってたこともあって、解説に書いてある内容確認を含め、再読した方が良さそうだなぁと思った。特にDoll of Glory、Ash on the Skyは本編中での謎の解説になってて、「あー」という気分になるものの、「え、じゃあ逆にこれってどういうことになるの?」というモヤモヤ感を残してくれてもう。次読むときは発刊順じゃなくて時系列順に読んでみようかな。
短編集。この本を読んで、クレイドゥ・ザ・スカイ」の謎の大半が、解けた。鮮やかなトリックだなぁ! 謎が解けるばかりでなく シリーズ全体を通し、読者の抱いただろう、いくつかのやるせない想いに対し 森先生なりの応えが感じる。切なくて、もどかしい。カンナミと彼女の話は特に。この本を読むと、本当にシリーズに出ってくる人たち、皆、主人公に思えてならない。ありがとう。ただ、ありがとう。そうとしか言えない読後感だった。。。
「スカイ・クロラ」シリーズの短編集。シリーズを通しての内容がうろ覚えだったので再読したくなる。主人公が明示されてない短編は誰だかわからないとちょっと悔しい。特に「スカイ・アッシュ」をシリーズ再読後にまた読んでみたい。あと、解説が丁寧で助かった。
素晴らしさ、悲しさ、壮大さ、心地よさ。それら色々なことを感じさせてくれた物語でした。 まだまだ完全には理解出来ていないのですが、それがこの物語の"良さ"なんじゃないかと思います。 最後に、この物語に出会えたことに感謝。
スカイ・クロラシリーズの隙間を埋める短編集。
シリーズを読んでからずいぶん時間が経っていて、どうにも設定を忘れてしまっている。ので思う存分のめり込めない。
解説を読んで、一層モヤっとしたので、再読します。
どの話も素晴らしかったです。 シリーズを読んでから時間が経ってしまったので、再読したくなりました。読み返したら、色々つながってきそうです。 一方で、はっきりとは明かされていないところもたくさんありますが、それはそれでいいかな、という気もします。
このシリーズで一番好き。ピックアップされる人物や場面の多様さが、ものすごく贅沢に感じられた。自分の気に入っているキャラクターが物語の中心、或いは日常にいるのを見るのは楽しい。本筋で語られない物語っていうのも、やっぱり上等なものなんだよなあ。確かに空は美しい。ただ、やっぱり世界も美しいんじゃないかな。綺麗な文体は、短編で尚更輝くように思う。解説にあったように、シリーズの鍵としても、一冊の短編集としても楽しめる。読後の爽快感を八回も味わえるなんてやっぱり贅沢でしょ、これ。
再読。きらきら光る欠片でできた透明なジグソーパズルのよう。この短編集でまた空白の部分のピースを見つけて、繋げて、そうなると今までここかな?と思っていたピースが保留になって・・・まだ完成しそうにありません。見落としているピースを見つけるのは今度シリーズ再読する時のお楽しみ。
本編の補足であるこの短編集は、違う人物の視点で見ているので新鮮に感じました。再読すれば、違う面白さを発見できそうな作品ですね。
森氏の中でスカイ・クロラはどうしたって終わらないんだなと思った。蓋を閉める、っていう表現は正鵠を射た表現だと思う。より深く潜るための一歩。今度またナ・バ・テアから読み直そう。
短編だけに読みやすかった。けど、今までの話をほとんど覚えてないから繋がりがほとんど分からなかった。。。もう一回全部読み直した方がいいんだろうと思うけど、まだちゃんと読める自信がない。解説はそういう意味でタメになった。森さんがスカイクロラを先に書いた理由がちょっとカッコいいなと思った。
スカイ・イクリプス―Sky Eclipseの
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