夢にも思わない (中公文庫)
夢にも思わないを読んだ人はこんな本も読んでいます
夢にも思わないを追加
夢にも思わないの感想・レビュー(328)
ン十年ぶりに再読。字が小さい文庫本です。中学生のときの何をどうしたらいいのかわからない気持ちが思い出されます。自意識が強くてSOS出すことも出来なかったなあと。大人のつもりではないけれども気持ちは大人ぶっていたこと。でも、出来ることは何もなかった。恥ずかしかったし。そんなことを思い出しました。嫌なことを他の人に振ってしまった女の子は本当にそんなつもりはなかったし、どうなるか思いつかなかったと思うよ。と少しは許してあげたい。
好きになれる登場人物がいなくて、なんともすっきりしない読後感だった。ちょっと呑気過ぎる主人公、ちょっと嫌味な島崎、ちょっと酷薄な女の子。それぞれの『ちょっと』が重なり合って、今まで読んだ宮部みゆきの中学生ものとかなり雰囲気が違っていた。犯人が分かったあとの、法律で裁けない部分にフォーカスストーリーはさすがだと思う。他の部分ではすごく頭が回るのに、島崎も主人公もクドウさんに惹かれるあたり本当にリアルだ。
再読。今読んだら感想変わるかなと思ったけど、やっぱりあんまり好きな話ではない。ストーリーテリングはさすがだけど、どうにもクドウさんが好きになれず、そんな彼女に雅夫も島崎も惹かれたのが気に入らないんだなー
(☆☆☆)好きになったクラスメイトの従姉妹が殺され、事件の謎をおっていくうちに・・・。こんな中学生がいなくはないのだろうけれど二人と自分を比べてみても今でもかなわない気がする・・。中学生のときに読んでいたらどのように感じただろうか。クドウさんの気持ちは誰れかしらが心に秘めているものかもしれない。子供ゆえに自分の行動がどう周りに影響するのか見えなくなる・・。読了後は、何ともいえないモヤモヤした気持ちになった。二人の活躍がまた読みたい!
☆☆ 主人公や島崎は中一じゃないよ。中三か高一だろ。主人公がちょっと自分勝手やつで好きじゃないけど、この自分勝手な感じを描いている宮部みゆきは上手いね。話の筋は普通。ボブおじさんのハンバーガーを食べたいなぁ。
舞台のあたりは何度か行ったことがあるので、なんとなく想像しながら読めた。虫の会は行ったことないな。主人公は工藤さんのあまりにいい子ちゃん的で身勝手な行動に傷つくが、私はそれより隠し事ばかりする島崎の行動が好きになれなかった。まあ甘酸っぱいよね。パラパラマンガは結局読み終わってから見たけど・・・うーん。
無事、事件解決!と思ったら、こんなに切なく苦いラストが残されていたとは・・・。ただ甘いだけじゃない、宮部みゆきの「毒」にやられてしまいました。
ミステリーと青春を見事なまでに融合した、かなり読み応えのある本。ただ、こんなに思慮深く賢明な13歳が果たしているのかな?いないだろ。フィクションだからまあいいか。「魔術はささやく」をちょい前に読んだけど、構成がやや似てる気がしたなあ。でも、割と展開が良かったから、「今夜は眠れない」を次に読んで、このシリーズを補完したい。
こんなに波瀾万丈な中学生が居るのかと思ってしまう程、事件に巻き込まれる中学生コンビ。前回が5億円で今回が殺人事件。いつも冷静沈着な島崎が苦悩する。それは真実に辿り着いている島崎が、友を気遣っての苦悩。最後の最後にクドウさんを許す事が出来なかったのは、僕(緒方)があまりにも純真過ぎたからなのだろう。小学生ほど子供じゃない、高校生ほど大人じゃない、そんな中学生を主人公に選んだ宮部みゆきのセンスは凄いと思う。作品とは関係無いけど、パラパラ漫画はいらんなぁ…
宮部作品は結構読んでるつもりだったけどなぜか見落としていた「今夜は~」&本作。あぁこの作品も少年の語り口で進んでいく作品なのね。「小暮写真館」を読み終わって間もない頃古本屋で見つけたのはある意味ナイスタイミングだったかも。島崎の明晰さが際立ってるけど緒方もまっすぐで洞察力あって、ふたりのコンビがイイ。ある程度話のカラクリは先読みできてたけど、最後の工藤さんにはやられたなぁ。緒方にツッコまれたときの反応含め、そこで垣間見えた彼女の一部が他の登場人物のあれこれを霞ませてしまうくらい衝撃だったな。
あぁ・・・本当に「夢にも思わない」結末で、ショックを受けた。この作品みたいな、宮部みゆきさんのおしゃべり口調の文体の作品があまり好きではなく、この作品も初めのうちは読みづらく感じていたけれど、いつの間にか完全に引き込まれていた。人間の弱さ、悲しさが容赦なく描かれていて、つらい結末だった。帯には「すこし大人になった」とあるけれど、少しどころじゃない。中学生二人組はとても強く、立派な人間に成長している。特に島崎・・・こんな中学1年生本当にいたら驚きだ。
前作よりもこちらの方がおもしろかったです。ラストのやるせなさがいい感じ。殺人犯の父親が焼きそばパン食べながらぐふぐふ泣いてるところも悲しくて好きです。★★★★
うちゃんの本質をみてしまったのですね、ちょっと苦い初恋でしたね。良い本でした。次のシリーズでてるのかな?つづきも読んでみたいですね。
再読:シリーズ2冊連続で読んでみて改めてただの『事件モノ』ではない人間を描いている小説だと思った。『顔』の見えない他人に対して人間はものすごく残酷になってしまうこともあるということ。少し考えをめぐらせれば分かるようなことも自己保身という名の傲慢さがフィルターをかけてしまうことの恐ろしさを考えさせられるな。
「今夜は眠れない」に続く中学生コンビが活躍する第2弾。ラストでどっしりと重くなります。さすが、宮部みゆき、読ませる。こうやって少年たちは大人になっていく。
前作「今夜は眠れない」よりも分厚くて、途中でダレないかな…(私が)と心配だったけど、そこはベテラン宮部みゆきさん、するっと読ませてくれました。島崎が恋をするっていうのはちょっと以外だったけれど、それほどクドウさんは魅力的な女の子だったんだろうな。そのクドウさんの従兄弟である亜矢子が殺されたことに始まる今回の事件は、読んでいるとムカムカすることが多く、少女売春と言う題材の難しさを考えさせられる。私がクドウさんの立場ならどうしたんだろう? ひょっとしたら…なんてことを考えてしまった。
前作よりも少し語り口調が小難しくなった感じがしましたが、それでもまだ読みやすいのでスラスラ読めました。最後は少しガッカリ。やっぱりいいことだらけじゃないんですね。
始まりは白河庭園で起きた殺人事件。主人公がまたまた巻き込まれます。これは前作とは違ってちょっと青春の切なさが加わっています。でも恋愛ごとが加わって少年たちが成長した感じがして不思議です。最後のほうの島崎クンと緒方くんの電話シーンと雪の中のシーンが好きです。
『今夜は眠れない』の続きの話。前回はハッピーエンドだったけど今回は何とも言えない切ないラストでした。成長していく中で自分と他人との価値観や思考の違いで衝突することに悩む少年の話。島崎の違和感、事件の謎。読んでいくうちにどんどんハマる!
★★★★再読、処分。 宮部みゆきはね、ミステリーじゃないの。 ヒューマンドラマなの。 良くも悪くも「女の書いた小説」。 性善説だよね。 宮部みゆきについて持っている感想。 イイ!と思うときもちょっとなあ、と思うときもここから派生していると思う。 「今夜も眠れない」のシリーズ2段。 めんどくさくても1段目から読んでね。 今夜は眠れないよりも数段良かった、と思います。 罪に問われない罪。 無自覚であるという事自体がもしかしたら罪である。
夢にも思わないの
%
感想・レビュー:49件














ナイス!




























