富士日記〈下〉 (中公文庫)
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富士日記〈下〉の感想・レビュー(115)
02/07:Miho Haruke
01/25:うさうさ
01/17:タン
01/06:choco_8_i
12/28:yumahika
10/20:maururu
某新聞の書評欄『猫の本棚』で、猫の本として、この『富士日記』が取り上げられていたが、飼っていたのは犬のポコちゃうん?と不思議だった。でも、この(下)で、猫のタマが初登場し納得。泰淳氏のタマに甘いこと、甘いこと。タマは野生の猫のように自由を謳歌していた。そして、まるでタマに元気を奪われたように、泰淳氏が衰えてゆく。たぶん死の数日前であろうが、ビールをせがむ姿に可笑しかったり、哀しかったり。残り少ない日々なら欲しがる物を与えてやりたい、というのは、DOCTORにとっては許されないことなんだろうか?
08/24:love2goro2
08/04:nishiyan
07/18:渡辺雄司
07/15:たん
幼い少女そのままのフィルターを通したような、こういう文章は計算しては絶対書けない。百合子さんのもっている凄みのようなものさえ感じる。 日記もので好きなのはこれと永井荷風の断腸亭日乗。 この二作品は何度読んだかわかりません。
06/05:tethu
『犬が星みた』の楽しい旅の記憶をほんの少し滲ませながら戻ってきた富士の暮らし。山麓の人々がとても懐かしい。癒し、なんて言葉はどこにも使われないのに、自然で素朴な生活が読み手をも癒す。しかし自然も生物もうつろいゆく。兎、鼠、リス、四十雀など富士の生物と同じように、武田泰淳の命が細ってゆく様を、悲しみと共に受容せざるをえない。
05/21:Jokers38
04/17:momen2
04/15:チロ
ゆっくり読んだ。夫婦の優しくて悲しみの滲んだ会話が印象に残った。嫌がる百合子さんに武田氏は日記を書くよう促したとあるが、文才を見抜いた武田氏との共著のような日記だったのだな。
03/19:ぱぴ
「九時、山に戻る。灯りという灯りを全部つけた、谷底に浮かんだ盆燈篭のような家に向って、私は庭を駆け下りる。……食べながら、今日見てきたことや、あったことをしゃべくった。帰って来る家があって嬉しい。その家の中に、話を聞いてくれる男がいて嬉しい」武田夫妻の深くて強い夫婦愛に泣きそうになる。「先生、あんべえがわりいそうだね」「あんまし来ちゃ、体にさわりやしねえかと思って、そんで俺ら我慢して寄らねえで」とやさしい声で訊ねる外川さん、スタンドのおじさん、大岡昇平さん、みんな愛おしくて、みんな悲しい。とても悲しい。
02/13:まき(ンゴ)
02/02:月子
昭和44年7月~昭和51年9月。基本的には淡々と描かれている日記ですが、夫が病気になった後半は一時中断されたり大変な時期だったのが想像できます。読者は泰淳さんがこの後亡くなるのを知っていて読んでいるのですが・・・やっぱり辛い。最後の方はちょっとした描写にも祈りがにじんでいるように感じられてとても切なくなりました。やっぱりただの日記とは違う。あちこちにハッとする表現、感性のきらめきが感じられる文章でした。この日記が世に出たこと、ご夫婦の死後現在まで多くの人々に読み継がれていくことは素敵なことだと思いました。
01/30:みったん
01/05:mimitara
読み終わった。楽しく読んだ上巻、作者の感性に引き込まれていった中巻、作者の日々のかなしみに涙した下巻、それぞれに引き込まれた。天性のおかしさと優しさと強さを持つ作者。本当に魅力的だ。また時代の移り変わり(高速道路の建設や物価)が一つになっていて興味深い。この日記は奥深い。
11/19:なめとこ山
10/28:sumire
大切に少しずつ読み進めてきたが、ついに終わってしまった。泰淳さんがいなくなるのがわかっていたから、尚のこと切ない。勝手に武田家に愛しさを抱いてしまう、可愛い素敵な記録だった。
ついに読み終わってしまいました。武田百合子という人物、文章に出会えて良かったと笑いながら、涙を流しながら、思いました。一生読み返し続けていくと思います。もういない人達がこの中には「いる」。生きていく上での楽しみ、支え、道標となる本になりました。
10/11:sputnik
09/17:susu
09/01:bayun
08/05:sqs2
富士日記〈下〉の
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感想・レビュー:28件














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