バス走る。 (BUNCH COMICS)
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バス走る。の感想・レビュー(337)
短編集。表紙の子は一番最初の話の女の子だろうか…?タイトルに準じて、バス関係のものがほとんど。この人の漫画は初めて読んだけれど、男女の距離感とかの描き方が上手。とてもいい雰囲気の少女漫画とかも描けそうだし、大人も読める学生恋愛が描けそう。短編集では「メガネ泥棒」と「忘れ名ヶ岡停留所」。「オトナの制服」は、有りがちのような中学生のすれ違い。設定もありふれて使い古されているようで、新しい魅力と他に無い織り込まれた燻るような感情が読んでいて懐かしかった。
【○】そこいらの素人では真似しようにも出来ない水彩画のようなカラーたっぷりの(絵本入り!)豪華な短編集。佐原氏、どちらかというと顔全体の表情よりも瞳、眼差しで感情を物語る描写の仕方をする作家だと個人的には思っているので、本書みたく短編というより掌編のような作品集でも言葉少ない中にも色々な思い込みやら葛藤やらが込められているんだろうなあ、と実際のページ数よりもじっくり眺めて読み込んでしまいたくなります。「3年間、毎日好きでした」とか歯の浮くような台詞、さらっと描いちゃうんだものなあ。素敵。
臆病な優しさが詰まった、温かい一冊。臆病だからこそその裏に隠れた勇気は相当なものだったんだろうなと、胸を打たれた。 中でも思春期の幼なじみの二人を描いた「オトナの制服」がすごく素敵。隠したいけれど隠しきれていない、千ちゃんの恋する視線や指先がすごく可愛かった。 辛く哀しい事もあるけれど、それ以上に沢山の幸せを与えてくれる『恋』って素敵!と思わせてくれる一冊。
バスは乗り物だ。でも、毎日毎日決まった場所にあって、そこには人が居る。だから、場所なのかもしれない。いろんな人が、その乗り物でどこかへ届きたくて。いろんな人が、その場所で何かを想っている。佐原ミズの話は、いつも優しくて鮮やかだ。
どれも好きだぁぁぁぁぁ!と思ったけど、特に好きなのは「さくら町停留所」と「ダドレアの路」と「ナナイロセカイ」シリーズ。どれもほんとによかった。悲しいことや切ない気持ちもありつつ、みんな素敵な恋をしてる。
めがね泥棒いいな! 学生の醍醐味← オトナの制服も本当、中学生らしくて好き(´・ω・`) あー、恋したいなあ………と恋に恋する発言をしてみたり。
絵の安定性がすごい。構図やコマ運びの語り口が圧倒的。「めがね泥棒」の同じ物事を異なる人物の視点で描き分ける所の、主観を含めた微妙な表情の変化とか上手すぎる。物語の綺麗な終わりよりも、途中の切なさや虚しさに注目したい。
純愛オムニバス。なるほど。前半のバスに関する短編も可愛い設定で、後半の2つの話も可愛らしかった。けれど、可愛らしかったと思う設定だけであって、もっと物語に力を入れて欲しかった。
青春!なほんわか甘酸っぱい感じ。夢花李の繊細な絵がとても好きです。遊び紙のきっちり次ページの文字サイズに合わせた5つの穴は、凄いな…!と思います。
表紙の二人が制服女子二人に見えて、長い事百合ものだと思っていた……「ナナイロセカイ」の「めがね泥棒」が超にやにや。ベタかつ超王道だけどいいよね! ニヤニヤするよねこういうの!
表題作は落ちきらない感じがなんとももどかしい読後感だったけど多分これがいい形なんだろうなあ。ナナイロセカイはかなりニヤニヤして読んでました。
前半はバスの停留所の名前で1つの物語になっています。 少年少女の多感な時期、そしてその時期を少し過ぎて落ち着き始める年齢 そんな登場人物たちが淡々としてるようで、何気にプチドラマティックな 事態が! 個人的に、カラーページに有る物語みたいな二つの国のお話が印象に 残りました。 可愛くて、切なくて、少し笑えて、ホッとして、そんな物語たちでした。
きれいで淡くて透明で…どの話もいい話ばかりで感情移入して読んでいました。切ないだけじゃないところがいいな!それに何度読んでもまた読みたくなります!佐原さんの作品の中で一番好きですね。
随分昔の至らない作品?これで?『マイガール』よりも『私の幸せな時間』よりも自分はこの作品が一番好きだ!もう、一つもはずれが無くどれもキュンッとする。気に入ったのは初めの作品とナナイロセカイ2作品。「毎日歩ける仕事なんて・・・。」将来こういう仕事に就いたなら、このセリフを思い出しながら飛行機を捕まえよう。
マイガールの作者の作品ってことで衝動買い。「きゅんきゅん」じゃなく「きゅん」とする感じ。何回でも読み返したいと思える1冊だった。
綺麗で切なくて…もう大好きです!ふんわりした切なさ、哀しさ、優しさ、ふんわりさらり、本当に綺麗。よくある少女漫画のように下品さがなくて、とても品があるのに親しみやすく感情移入出来る、すごくいいよ!としか言えないです。作者さんは”随分前の至らない作品”と書いておられますが、こんなにすごい完成度なのに?謙遜し過ぎですよ!あぁ、学生時代の片思いを色々思い出して幸せな気持ちになれました。
半端な気持ちで読んだら涙腺が持ってかれると思い、覚悟を決めるのに5日かかった。覚悟を決めてから毎日少しずつ、大切に読んだ。それでも泣いた。これはもう良すぎる。素晴らしい。落書きが落書きに見えない。明らかにプロの犯行。また読み返したい
手書き漫画の質感が思いの外心地よかった。短編集。タイトルどおりバスがテーマになった作品が多いが、どれもノスタルジーを感じた。其れは絵による物かも知れないし、物語による物かもしれない。少し前の、私の心が今よりももっと幼かった時に持っていた、何かがくすぐられる感じ。最後の「オトナの制服」がとても良くて、切なさは儚さや懐かしさを沢山刺激された。
ストーリーは「ありがち」と言えるのに、画力が文句を言わせない。瞳や全体のフォルム、髪の毛一本にさえ作家さんのパワーを感じた。可愛くて穏やかな、されど画集のような華やかな本でした。
これはかなり面白い! とくに最後の2つ「めがね泥棒」「オトナの制服」がお気に入り。めがねの設定とか幼馴染みとかかなりよかった。絵も誰にでもとっつきやすいきれいな絵で尚GOOD!!
いい!の一言に尽きます。今の少女漫画とは一線を画しています。こんなに上品でほんわかしたあたたかい、読後感のいい作品はなかなか出会えません。
バス走る。の
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感想・レビュー:83件















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