女装する女 (新潮新書)
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女装する女 新潮新書巻の感想・レビュー(132)
さっくり読めて、大変面白かった。思い当たることが度々あって読みながら赤面。それにしても、なぜ恥ずかしいと思うのか?知らず知らず纏っている装いで自分の欲求や不安を言い当てられてるように感じるからなのかな。面白いアイデアもちりばめられていて、マーケティングのヒントになりそう。シニカルな視線はあるものの、決して否定的に書かれていないので気持ちよく読めました。
ボーヴォワールの「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」やラカンの「女とは本質的に演技をする生き物である」といったテーゼを思い起こさずにはいられないタイトル。女性には常に<女>としての外見に対する意識が付きまとう。そのような表面的な女性としての見た目と内面的な人間性の間にズレが生じることによって様々なジェンダー論的な問題が生まれるのだが、この本ではそういった問題には特に触れられずどこか核心を避けているように見える。それは女性が抱える認めたくない問題を必死に隠蔽するためではなかろうか。
タイトルの件は第1章でほぼ言い尽くされていて、あとは雑多な事例という感じ。女と男の内面は大して違わないと書かれているが、やはりそういうものかな(※反語ではなく納得)と思う。
まとまりがない印象。いろんなタイプの現代女性を語っているのだが、どれも割とステレオタイプな感じで、しかもちょっと浮世離れた説明になっている。
こういう人いるいる、という事例がずらりと並んでいてサクサク読めた。ただ、それだけに終わってしまい、新たな発見や結論は無いようだ。読み終わって、「だから?」とつぶやきたくなる感じ。BLの解説がなかなか興味深く、非常に高年齢の読者が発売日に大人買いしている事をバラしている。
タイトルに共感するものがあって購入したが、物の見方や根拠がほぼ周囲やメディアによるものだった。マスコミナイズされた女性の分類書は、教養を得たり女性が共感するためだったりでなく、おじさんが奇異の目で見ている最近の女性を「こんなものなのか」と半信半疑でおもしろおかしく読むのに適しているかと。
おもしろいけど興味深くはない。いろんなあるあるネタを提示してどうまとめるのかとわくわくしてたらそのまま終了。うーんなんか書けるのにわざと逃げてる感じがした。
リアルな女の実態を知るための必読書。女装、スピリチュアル、和風、ノスタルジー日本に遊ぶ、ロハス・エコ、デイリーエクササイズ、大人の女になりたい、表現する、子供化する、バーター親孝行な女たちと、多種多様に生息しているのだ。うん、確かにそんな人達がいるなあとうなずく。女装という武装に身を固め常に発信し、現代社会へと逞しく挑んでいるのである。
挿絵は、しりあがり寿だと思うけど、本文よりこっちの方が好き。内容は、なかなか興味深い女性の実体で、気楽に読めた。現在の様々な女性の姿から、その裏にある文化的、歴史的背景などを読み解きつつ、今後の展望やら、商売のタネやらを、ちょっとした皮肉や笑いと共に述べている。
新書だから、と構えてしまったのがそもそも間違いで、思いのほか、軽く読めてしまった。ためになるとかそういうんじゃなくて、ただただ面白く読む。そう、そういうのって時々思ってたって事柄があり、ちょっときもちいい。
いろんな女の人がいて、もちろん一人一人違うけど、いくばくかをまとめてぽんっと系統づけて解説してしまう。乱暴なところはあるけど、素直に面白かった。自分の認識を迷いなく言い切ってしまってて、それはそれで小気味よかった。
「ふぅ〜ん」とか「へぇー」ではあるけど、「そうか!」という程ではない。文章がもう少し巧ければ、うっかり納得してしまうかもしれないな。☆☆★(お暇なら)
こんな風に生きている女(ひと)がいるのか~・・・といった感じ。笑 「女性モードで生き残る男たち」という項と「和風の女」という章が意外におもしろかった。軽く読める。
「女装する女」は80年代に既に出現している。視点も目新しいものではないが着地点も不明。女性を考察するなら変数を入れなければ。属性によって大きく異なるのだから。文章も読みづらい。
男性の中に存在する女性に対するイメージをガラリと変えてくれる本。経営やマーケティングを考えれば、女性の感性は確実に知っておかなければならないわけで、こういう本で自分の中の枠を外すことはとても大切。
去年の今頃、パラパラと眼を通して、一年後に読んでみようと思っていた。想像したとおり、最近の「女」をキーワードにした事件や結婚話は、去年のうちに予想されていたことだったのね。事実誤認は多いけど、女装する女が恐ろしいとはっきりわかったのは最近だと思う。先見の明あり。
既に林真理子や酒井順子が女性の本音を描いているので、目新しくはない。でも新書ということでその他の読者層が手に取るのだと思う。女性に対して未だに幻想を抱いているが自覚のない男性には斬新かも。ビジネスチャンスのヒントとして読むのはどうかと思うが。
おそらく同世代の作者が書いているので、わかるなぁ、という部分は多々ありますが、だからどうした、というと「そういうターゲットを狙ったビジネスを考えてみては?」というところなのかなぁ…
あー、いるいるというか、あー私かも、なものが、30代以上女性にはいくつかあるに違いない。「男性と変わらずに、社会でやりがいのある仕事を女性が続けることができる」世の中、その先に広がる地平。でもまぁ、平成生まれ世代以降はまた違う女性像な気がする。
でもちょっと大げさっていうか、極論っぽい。おもしろいけど。女の人の内面には、必ず"女の部分"があると信じている男性がこの本を読んだらがっくりするかなぁ。
女装する女 新潮新書巻の
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感想・レビュー:54件














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