オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)
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オーデュボンの祈りの感想・レビュー(635)
表紙の優午がいい。。 未来がわかるのもキツイと思った。。 支倉常長が乗船した巨大帆船サン・ファン・バウティスタ号は東日本大震災の津波でマストが折れ、修復中みたい。 「人間ってのは失わないと、ことの大きさに気がつかない」
読み始め、これ村上春樹だったっけ?って表紙を見直すこと数回。読みやすいし、最後におおっ、ってなるし面白いんだけど。途中いくつかのセリフにすごく感銘した。
ドキドキ、ハラハラ。どこか奇妙だけど、いい島だと思う。桜の言葉には色々考えさせられる。あっという間に読み終わった。僕の勇気のなさには苛立つけど、自分にもある弱さ
カカシが創られた経緯、カカシ自身、ウサギさん、桜の在り様は好き。 島に欠けているもの、鳥に関しては収まりが悪い。 警察官は唐突で大袈裟。 風景は平和そのものの島なのに起こる犯罪はやけに残虐であったりと、物語の甘い辛いのバランスが上手く機能していないので後味が奇妙にぼやけるが、読んで良かったと思える作品。 日比野の塗ったベンチに座って、イルカ色のバスに乗りたい。
なにこれ?すっ呆けた設定なのに、なぜか読んじゃうナニコレ?感(笑)これは井坂氏のデビュー作なのでしょうか。なんかこの作家のすべてが詰まっているというオーラが漂ってくる。不用意な残虐さはあまり好きではないけれど、「なんだこれ?」ですべてを許せてしまうから不思議。
再読。色んな示唆を含む壮大なるほら話なのかなぁ、と言う感じ。
快楽のためにリョコウバトを殺す人間の残虐性や嗜虐性を際立たせるためなのか、やたらに性暴力の表現が出て来るけど、正直読んでて気分悪い。いるのかそれ?って感じが凄くしました。
ううーん、おもしろかったけど、のめり込めなかったなあ。あの悪い警察官のせいで、怖くてしょうがなかったし。彼がああなったのも計画のうちなのかな?“この島に欠けているもの”は作者自身が欠かせないものなんだろうな。でも元々西洋人の保養地だったんでしょ。ないのはおかしくない?と思った。
ずいぶん前に少しだけ読んで、かかしがしゃべるというのについてゆけず挫折した作品ですが、伊坂さんファンになったのでもう一度挑戦してみたら、楽しく読めました。
夢か空想か幻か現実か、渾沌とした不思議の島の本当のことを知りたくて読み続けてしまいました。きっとアルトサックスの音色は島民の心に深く染み透っていくのでしょう。
優午になってみたいと思う瞬間があった。身を置き、気持ちを味わったとき、彼と同じ選択をするだろうという確信がある。島はこれからどうなるんだろう。
閉ざされた島で、島の外から来た主人公と未来を知っている案山子、それを取り巻く島の人々の話。 案山子が死んでしまったことから物語が展開していく。 不思議な感じのストーリーで悶々と読み進めていったけど、最後はストンと納得って感じでした。★3
地図には無い、閉ざされた島に連れてこられた、元システムエンジニアでコンビニ強盗犯の伊藤。この島には話すカカシがいて、住民は誰もがそのカカシの言うことを信じている。そして、そのカカシが殺された・・。物語は島と、伊藤が以前に暮らしていた仙台とを行き来しながら進む。伊坂作品は好きなんだけど、作中にとんでもない無慈悲な人々がよく登場し、彼らの残酷な行為が私を怯えさせる。彼らはそれなりに罰を加えられ、納得はするんだけど。
一見普通に見えるのに不思議な世界観。読みながら眠くなるんだけど、嫌いじゃない。いろいろ深く突っ込むのはやめてその世界観を味わおうとしたらするする読めた。
欠けている物はそれやったのか。不思議な島の島人に拾われた主人公は、案山子に出会い、島で起きる事件に巻き込まれる。城山の末路は予想出来たけど、奴はなかなか嫌な人間、しかも警察官て…。
二段構造で文章が印刷されているのに伊坂作品は不思議と苦にならない。寧ろ先を追いかけてしまう。やっと処女作を読めた。「狂気と受容。狂うことと受け入れることは似ている。」彼の作品は謎が多いけれど、こうしてきちんと真理も与えているところが癖になるのだろうか。これは再読したい一冊。
私は伊坂さんの長編ではこれが一番好き。ギャングもグラホパも好きだけど、やっぱり一番はこれ!カカシっていう発想がぶっとんでるのに、人間はリアル。何回読んでも城山は早くラストシーンになれって思う。桜は好き。静かに生きたいものですな。
二段だったのにすらすらと読んでしまった。 もちろん時間はかかったけど。 伊坂の原点、ですがそんな雰囲気はなくて最近の作品にも通ずる所が多く見られた。 結局、名前忘れたけど最悪な警察官の来訪やそっちを殺すのも優午は読めていたんじゃないかな。
伊坂幸太郎のデビュー作。後の伊坂作品より完成度は落ちるけど、この奇妙な世界観は魅力がある。伊坂幸太郎らしい文章とはいえないけど、原点となる要素がたくさんある。しゃべるカカシは居てもいいな~と思った。
一人一人が起こした小さくて些細な行動が、本の最後で小さいけど大切な奇跡を起こしている。そういう小説を書く人だと思っていたけど、デビュー作からその姿勢は一貫していたらしい。この島が原点だったんだなー。「未来は神様のレシピで決まる」もいいですが「神様のレシピにはとても多くの材料が並んでいて、贅沢です」も惹かれる。細かいセリフやエピソードがとても魅力的。
二段になっていてちょっと時間かかるかなと思っていたけど、するするっと読んでしまった。面白い!舞台設定も個性あふれる登場人物も、全て無駄なものがなくて、うまく繋がっている。読み終わった後に、じんわり心が満たされる。所々にしかけてある伏線にもちゃんと意味があって、こういうことだったのかって納得出来た。現実的じゃなくてぶっ飛んでるような話はたくさんあるけど、本当にありそうだなって思ってしまう話はなかなかないと思う。それくらい裏にあるストーリーもしっかりしてた。伊坂さん、すごい。
伊坂幸太郎デビュー作。カカシの優午と処刑人桜が好き。主人公と恋人の静香にはあまり感情移入できず。文庫のほうはかなりの加筆訂正とのことですが、作家の処女作(これはデビュー作なので、処女作は別だと思うけど)には作家のすべてが詰まっているとのことなので、これは文庫にいかず単行本で完結したい。受賞作なので選評があり、興味深かった。審査員としては今後のために厳しくというところもあるけれど、娯楽としては十分耐えうる作品だと思う。城山が気持ちいいくらいに悪。ここまでの悪は伊坂作品でもめずらしい。
とりあえず削る前の文章が読みたくて図書館で借りた。やっぱり文庫になる際に数段良くなっているのでしょう。説明が多くて、少し間延び感が。文庫を読みつけているからの感想かもしれないけれど。でもずっと気になっていたので、読んでよかった。【図】
不思議な気持ちにさせられる本でした。 なんかなあ・・・と思いながら 途中でやめるのもイヤなので最後まで読みました。 最後まで読んで・・まあまあかなあ
面白かったのですが、なかなか物語に入り込む事が出来ませんでした。所々に出て来る残虐なシーンがちょっと・・・・でした。表現がリアル過ぎて気持ち悪くなってしまいました。
ちょっと長いかなと思いつつも、でもとても面白かった。雰囲気がいい。キャラクタはイメージしやすかったけど、”島”については、イマイチ想像できなかった。
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感想・レビュー:175件














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