黙って行かせて

黙って行かせて
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黙って行かせての感想・レビュー(36)

図書館の本 読了 初ヘルガ・シュナイダー

01/17:やつき
12/24:さの
10/13:紫陽子
10/02:幹さん
06/09:さんた
03/23:なめとこ山
12/05:miya
09/16:さんた
04/04:ゆきだるま
02/07:werck
憎んでいたそのままの母でいて欲しいという思いと、しかし母親らしさや普通の倫理観を持っていてくれはしないだろうか、という相反する望み。そのどちらが叶えられたとしても、著者は結局虚しさを味わうだけなのだ。それでも母に会いに行ってしまうということに、親子という関係の残酷さを感じずにはいられない。

01/07:わたげ
内容は興味深く面白いのだけれど、文章がまどろっこしすぎて読むのにちょっと苦労した。。。

ヘルガ・シュナイダーは、自分のためにも、他人のためにも、書くべき物語がある。

10/06:katako
重いテーマではあるが、一気に読めた。著者の、老いた母にいたわりの心を持たねばという思いと、積年の憎しみとが葛藤している様子が何とも痛々しかった。老いると自分の楽しかった頃、輝いていた頃の記憶は鮮明だというが‥。

しをん氏経由で手にした本。正直、言葉が出てきません。読んでる間中、母娘の間に流れ続ける息苦しさ、時代によって作られた溝の深さを感じてました。娘が向き合ったのは、彼女を捨てた「母」であり時代と体制に殉じた「何か」。それらが「真実」を語る時に見える、底知れぬ怖さ傲慢孤独が静かに描かれています。ある意味、形は違いますが現代の母娘関係もこれに近いモノがあるような気がしました...
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/24

ナチの収容所からの生還者のドキュメントヒストリーは何冊か読みましたが、看守側からのものは初めてです。母に幼い頃、置き去りにされ、その上、その母が子供たちを捨ててまで、つきたかった仕事は、ユダヤ人絶滅収容所の看守であった。娘の追求に対し、年老いた母は反省するどころか、その過去を誇りにしている。娘は絶望しながら、母を厳しく追求する。最後までわかりあえることもなく、分かれるのであった。作者が何を意図して、母の過去を追求したかったのかが不明確でした。

もし、自分の母親がナチ戦争犯罪人で、過去の行為を少しも後悔していなかったとしたら・・・。安易ななぐさめも、救いもない作品。それでも、書かなければならないのだ。そんな作者の強い覚悟を前に、わたしは語るべき言葉を失う。

06/08:luce
最も触れたくなかったであろう、自分の母がアウシュビッツの看守だったという過去をここまでさらけ出せるとは。書くことで、著者はすこしでも救われたのだろうか。タイトルの「黙って行かせて」がすべてを表していることに、ひどく胸をしめつけられる。

02/21:さばみそ
切ない。人間はこうまで変わることができるのか…タイトルに何もかもが含まれている

11/22:紙魚
07/13:yuji2yuji
05/25:boooook
04/30:ほっそ
02/27:蒼1228
07/01:aizi
文学は、このように繊細でやわらかく、それでいて苛烈なほど厳しいやり方で、過去の負の側面を見つめることができるのだと学ばされた。

--/--:ケニオミ
作者の母は、ナチの看守として終戦までホロコーストに関わった人物でした。幼いときに母に捨てられ、成人してから母の所業を知ってショックを受けた作者は、勇気を振り絞り彼女に会いにでかけます。母と話をするために。ナチスというものが、戦後もドイツの人々から多くのものを奪い続けているのだと思い知らされるルポルタージュです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - --/--

--/--:ももいえ
--/--:もふいんこ
--/--:二三五

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