そこへ届くのは僕たちの声
そこへ届くのは僕たちの声を追加
そこへ届くのは僕たちの声の感想・レビュー(190)
不思議なお話だったけれども私たちが知らないでいることが沢山あるのかも知れないと思った。小路さんの作品はみんなそうなんだけれど登場人物はいい人ばかり。悪い人や意地悪な人は一人もいない。読んでいる人たちも優しくなれる。最後は悲しいね。ハヤブサくんに帰って来て欲しい。
「そこへ届くのは僕たちの声」読み終わってみると、意味深な題名。「遠話」という1種のテレパシーがテーマ。ラスト近くでうるうるしてしまった。ハヤブサ!還ってこい!!
【小路幸也強化週間実施中】この本もよかったです。途中「どこかが繋がっている」のはわかるけど、その正体が見えないのがもどかしかったけど、正体が判った後はすっきり。そして最後には目がウルウルに。著者の本の購買意欲がウズウズと上昇中。とりあえず、他の作品も読んでみます。
恩田陸氏の「常世物語」を思い出さずにはいられない 「遠話」って、もしかしたら遠い昔にはみんなが持っていて世の中が便利になるにつれて失われていったのかもしれない力かも…魔法のように荒唐無稽なおとぎ話ではなくあり得るかもしれない不思議な話 今は大人になった姪っ子が幼い時わたしたちには見えないたくさんのお友だちと会話していたのを思い出した 彼女曰く「大きくなるにつれ1人ずついなくなってしまった」だそうでただの空想じゃなかったらしいのが…^^; 主人公たちが、決して順風満帆ではない普通の人生を送るのも逆にいい。
小路さんは不思議系もすてきでした。 能力をもった子供たちが悪い方向に考えも持たず、連携して人助けをするのが、ピュアすぎるとちらと思ったが、その真摯さに心打たれました。 爽やかで受け入れやすい、よい話でした。
不思議な力を持つ子ども達。親などが自分の子どもを信じるのはまだ分かるけど、結構なお偉いさんたちまで信じちゃうのはちょっと飛躍し過ぎかなって思いながらも、最後の方は読む手が止まらなかった。人物の心理描写が繊細で、お気に入りの一作になった。
すごくファンタジーなお話でした。ハヤブサがかっこよすぎて泣けました。ハヤブサはきっと宇宙のどこかで自由に泳いでいるんだと思わせるラストで良かったです。
電話も無線も使わず会話する『遠話』が出来る子ども達の話 最初に登場する人達や事柄がどう繋がるのかイメージ出来ず、余り入り込めなかった 話が繋がってさた後半になっても入り込めなかったな
SFとしては不満が残るが、せつな系青春モノの佳作。少年少女だけが持つ力、という設定はありがちだけれどその純粋な繊細さが好ましい。とても綺麗な読後感が残った。お勧め。
「遠話」という特別な能力を持つ子どもの話。聞こえてくる子ども達のヘルプに出向き、助けていく。 現実ではちょっと無理があると感じるが、話の中の子ども達やそれを理解し守っていく大人の細やかな描写はいい。助けたいって思うのは当たり前で、できることはしたい。そうだよね…。自分を改めよう。 ハヤブサ、かっこいいよ。
人間の温かさでしょうか。それが溢れるくらい伝わってくるお話だと思いました。ファンタジーな設定で、小路さんのほかのお話とは違うのかな?と思いましたが、読み終わるとやっぱり小路さん。人と人のつながりだとか、そのつながりの優しさとか…わたしの拙い言葉では伝えきれませんが、現実味のあるファンタジーという感じでしょうか?(笑)世の中ってきっと、もっと根本を見ればこんなふうに素敵なんだろうな。人って本当は温かいんだろうなって思いました。
天文台と宇宙に思いを馳せる子供達の心模様と不思議な事件にきゅんきゅんしていたら、あっという間にSF的展開に。おやっと思っているうちに大きな事件が起きて物語は収束。大きな奇跡のような出来事の一方、起きない奇跡、ままならない現実と直面していくその後。優しい理解ある大人達と、不思議な力を持ってしまった子供達の奇跡と、一方でままならない現実はそのままという、不思議な読後感でした。子供達は現実と戦って大人になるけど、いつかハヤブサに語るのだと思えば、真っ直ぐに生きていけるだろう。そして続くのは次の子供達。
彼の作品を遡ってみた^^でもやはり優しさはちゃんとそこにはあって、ハラハラしつつも安心できると言う不思議な心持で読みました。この多感な時期にこうやって色んな仲間と出逢って仄かな恋心も抱いて信じて行ける大人にも出会えた。彼らがどんな大人になって時代を背負って行くのかなって。物語の中とはいえそんな事を、本を閉じた後に想ってしまいました
面白い!SFだったなんて。でもやっぱり出てくる人はみんないい人で、学生時代に守りたい思い出があって。壊れやすいものをそれぞれ抱えてるような繊細さが強さに繋がっているのかな。
遠くにいる人と会話が出来る不思議な子供達が命を賭けて、危機に立ち向かって奇跡を起こすお話。ありえんだろ?って事でも、信じてくれる大人が傍にいるって、すっごくない?優しすぎる大人がいっぱい登場するんだけれども、そして奇跡をおこしちゃうんだけど、ありえないだろう?って思っても涙が止まらなくなりました。私にも聞こえるかしらん?誰かの願いや、叫びが・・・
葛木みたいな…いつか会ったときに、楽しかったこととか綺麗だと感じたものとかを話したい人、そういう人が心にいると、良い人生が過ごせそう。
小路作品2作目。比較的初期の作品だったので先日の「僕の長い昼~」と比べると構成も人物造形も甘い気がする。少年少女たちの純粋な勇気と使命感がイヤミなく描かれている。こんな能力もってたら負の方向へ行ってしまう者が一人二人はいると思うんだけどなぁ・・・とおもうのは汚れきったオトナだからか。悪い人のいない小路作品、未読の作品がたくさんあるのって幸せです。
子供好きでバツイチの新聞記者、辻谷さん。彼は、子供を亡くした過去があるらしいですが、ほのめかされているだけで、実際どうなのかは書かれていません。気になる。ある能力のある子供たちが、危機の中にいる子供を助け出す。登場する大人たちが、子供のことを、心から思いやり、心配し、守ろうとしています。そこが素敵。図書館の返本棚で知った小路幸也という作家にこんなにはまるとは。大収穫でした。
何かに立ち向かう少年少女は時としてどんな救世主よりも勇ましい。脆さも弱さも支え合い、認め合ってこその強さなのだろう。不思議な力が消えてしまったその後も、彼らなら地を踏みしめて周りを見回して行けるんだろう。一人残った彼もまた・・・。寂しい結末の中に穏やかな未来を感じた。
再読。多分小初めて読んだ小路さんの本かな。見事に雰囲気に惹かれたワケですが。自分が大学生という中途半端な立場にいるから思うのかもしれないけど、勿体ない事に第三者視点で物語が進んでしまう。子供と呼べるほど幼くもなく、自分に子供がいる程大人でもないので。でも大切なものを失った感情や、また会う日を心から願う気持ちもわかる気がする。わかりたいと思う。あと時間の話から。成る程、目に見えないから理解出来ない。じゃあ感情とか思考とか永遠にヒトには理解出来ないかも。それでも知りたいのが人間なんだなとか。梅雨明け休日家にて
小路作品2作目。タイトルの雰囲気から最初に読んだ『東京公園』みたいな日常を舞台にした青春モノかと思っていたら全然違った。かほりもリンもハヤブサもすごく強い。自分の境遇をまっすぐ受け入れて前に向かって進めるってすごいことだと思う。子供たちを理解して協力してくれる大人たちも優しくて強い。後半はぐっと引き込まれて一気に読んでしまった。「声」「空耳」「言葉」って好きな単語なので、そういう意味でも楽しめた。
装画やタイトルから、日常生活が舞台の穏やかな感動ものと思っていました。ところがドッコイ、子どもたちをメインにした現実に有りそうな?SFもの。序盤、設定エピソードが長くてもう一つかなと思ったけど、どんどん面白さが加速していき、最後はうるうるしてしまうシーンも。結果的に感動してました。小路作品は期待を裏切りません。
最近地球に帰還した「はやぶさ」の件で、著者がtwitterでこの作品に言及していたので読んでみました。はやぶさ自体は出てこないのですね。でもこういう設定のSFファンタジーって私は好きです。「カレンダーボーイ」も前に読みましたが、あのラストも哀しくて素敵でした。この作品は、登場人物たちが最後の救出場面で勢揃いし、それぞれの力を発揮していくシーンに集約していく過程がおもしろかった。自分の知らないところで、もしかしたら世界はこういう風に動いているのかもしれないと思わせてくれる作品です。
初・小路幸也さん。まあまあおもしろかったかな。中学生を過ぎるまでの時期、もしかしたら自分も誰かの声を受け止めていたのかも、なんておもった。子供たちも大人もちょこっといいひとすぎて、立派すぎて、でもそう感じるのっていろいろなことを忘れたせいかしら。なんて、落ち込むわけではないけれどおもったり。それでも子供たちが逃げずにいたことや、その子供たちを守るのだと行動する大人の姿にはおもわず涙してしまった。どんな世界でもどんな時代でも、子供を守るのは大人の役目なのだと忘れずにいたい。
話の本質に入るまでが少しゆっくりで、はずれかな…、と思ったけど面白かった。子供にだけ使うことのできる遠話という能力を持つ子供達と大人のお話。子供の頃にだけ存在する能力って確かにあると思うな、と、大人になってしまった今、それがどんなものかも思い出せず、切ない甘酸っぱい気持ちで読んでいました。あったかい気持ちで読み終われる優しいお話です。
こういう自己犠牲のお話には涙腺が刺激されてしまって弱いです。全体を通して、小路さんらしい温かな筆使いは、読んでいるこっちの気持ちも温かなものにしてくれます。楽しいひと時をもらいました。
「遠話」という不思議な能力を持った子供達とその周りの大人達。彼等のとある出来事を描いた心温まる作品。「自分たちにしか出来ないことをやる」という子供たちの心の強さには感心するしかありません。そしてそのためにしている、彼らや彼等を守ろうとする大人たちの覚悟。それを思うと最後の方は涙涙で…。大切なものを守ろうとする強さと優しさを、人間は忘れちゃいけないですね。そんなことをしみじみ思いました。
最近はまりだした小路幸也さんの作品。この本は2004年11月の書き下ろし作品。遠話なる恐らく一種のテレパシーが使える子供たち、そう中学生たち。突然消えてしまって1,2日後には何事もなかったかのように戻ってきた少年たちが10人余り。そこからスタートした物語。クライマックスでは遠話を使う少年たちの暴走で起こる大事件。テロで爆弾を積まれた電車が瞬時に消え去ってしまう。遠話を使える子供たちが何人か。消えてしまった向こうの世界に向かおうとするシーン。もともと涙もろい僕は、不覚にも涙がこぼれ落ちてしまった。後日談とし
そこへ届くのは僕たちの声の
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