太陽の塔
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太陽の塔の感想・レビュー(1054)
面白くないってわけではないですが、四畳半や歩けよ乙女ほどわくわくはしなかったです。最初から最後まで、ゆるゆると主人公たちを眺めるような感覚でした。
小難しい文体で、この漢字全部読めたら漢字検定いいところまで行けるかも?と思いました。真面目そうで、理屈をこねくりまわしているけど、何度となく「ププっ」と笑ってしまいました。真面目なのかふざけているのかわからず、最初は大いに戸惑いました。主に妄想で笑わされました。当時の夏目漱石を読んだ人々はこんな気分だったのではないでしょうか?「ええじゃないか」参加したかったな~
古典的というか、個性的な文体なので、入りこむのは時間がかかりました。おバカ学生っぽいところが面白かったです。
今までの作品の青年達は、変わった人だなぁと思いつつも愛らしさがありましたが、今回はちょっと気持ち悪い・・・と紙一重だった。相変わらず独特な言い回しや軽快なテンポが心地よくて、それで最後まで読み切りましたが。
前に読んだことがあった事を、話の中盤で思い出した。。。だけど、綺麗に忘れていたね。結末もなにもかも。こんなことって不思議な感じです。いやまあ、男汁っていうんですか?(笑)満載でしたね。「これは俺のゴンドラ」飾磨さんはHEROです!思いもよらないとはこの事。
ある人間の成長を人格形成の角度から書き出したものを『教養小説』という。それに対し、様々な妄想で自己の精神を守り、全く成長していかないダメダメ大学生の手記であるこの小説を『妄想小説』と、私は呼びたいw☆非リアな男子学生の葛藤をここまでバカバカしくも高尚に描けるところが、森見氏の素晴らしさだと思う☆「もし精神が位置エネルギーを持つとしたら、落下するときにはエネルギーを放出するはずだ。」なるほど♪だから、崇高な精神を得るためには、エネルギーが必要なのか☆叡山電車に乗って、太陽の塔に行きたい♪
登場人物のキャラが濃くて話も面白い!クリスマスファシズムとか、両親と自然環境以外には誰一人として恥じるべき相手のいない生活とか相変わらず言葉のセンスが素敵です。
もうすぐクリスマスイブなので再読。「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。」この文章が作品の全てを(といっては失礼とも思うが)物語っています。偏屈と詭弁と男汁にまみれたこの作品は同じ孤独感を共有する者として愛嬌と離したくない思いを抱きました。
ただただ、ストーキングしてたことしか印象に残ってない…(((^^;)まぁ、大学生ってなんか非日常なことを企画するもんだよね…と私もええじゃないかやりたくなりました。ええわけないけど。四畳半や短しの原点なんやなぁ…というのはよく実感できる。
眼前に迫るクリスマスファシズムに唾を吐き、毎年好き勝手ヤンチャする非モテ男子大学生達が今度はええじゃないか騒動という奇天烈な事件を起こすお話。しかしそこにファンタジー要素と水尾さんと森口さんとの恋愛要素が絡んで、読後感が幸せすぎる。いいなあ、青春じゃないか。僕の男汁はとれません。ってかこれ読了したせいで体臭が酷くなりました!最悪です!
クリスマス迫る京都が舞台のもてない男たちの物語。おとなしくしていれば普通の幸せを享受できるであろうに、わけの分からない衝動に駆り立てられクリスマスファシズムめ!と東奔西走、妄想爆発。そして来るクリスマスに「ええじゃないか騒動」を企てる…。当然内容は知らず読み始め、奇しくも現実にクリスマス迫る時期でとても楽しみながらニヤニヤしながら読めた。日常に華が無いと心の奥底で嘆く男たちの歪な絆を羨ましく思いました。
こんな日常もええじゃないか…とうっかり思ってしまった。が、冷静になってみると「ええじゃないか」で許容できない部分が多々あり、少なくとも自分は「私」のようにならないようにしたいと思い直した。正直羨ましい。
小ネタが面白かったです。おそるべし、飾磨…(笑)「砂漠の俺作戦」と、「鴨川等間隔の法則」、そしてそれを阻止すべく「哀しみの不規則配列」を行うくだりは笑ってしまった。ゴキブリキューブはある意味最強ですね…み、見たくねぇ~…(笑)
男汁がしたたるあたりで読むのをやめれば良かった。その後の黒く蠢く「ゴ」集団を誰が想像できただろうか。時に「あなたは立派なストーカーです」と叫びつつ、ろくでもない男たちの予測不可能な行動に驚いたりあきれたり。しかし、フラれた哀れな男の後ろ姿を見るにつけ、「全く持って男とは、繊細でおバカで可愛い生き物ねぇ」と、世間を知り尽くしたオバチャン(?)はつぶやくのでした、マル。
【図書館】これが原点なんですね。確かにやや粗削りな感じがするような。でも森見さんは最初から森見さんだったんだな~と実感する一冊でした。ゴキブリキューブが恐ろしすぎます…。
物語の季節もちょうどクリスマス。いちいち面白い言葉まわしにも男子大学生の悶々とした日々にも共感するものがあった。女の人が読んだらどんな感想を抱くのだろう〜? あとあとがきの本庄まなみさんの言葉“へもい”言葉の雰囲気も意味もなんか好きだわー
兎にも角にも「ゴキブリキューブ」の印象が強すぎて…長男だけあって、まだひとつの段落が長いな。あと裏表紙(内側)に衝撃!
しばらく中断していた森見さん作品コンプリート作業。まだまだ中盤。この話はいまいち読みにくかった。これから入ったら断念していたかも?おっぱい出てこなかったのが意外だった。
「四畳半」「夜は短し~」を先に読んでいた自分にとってこの「太陽の塔」は森見作品の原点であると感じられる作品でした。逆に2作品とは違い、結末がハッピーエンドと言うよりは「これが現実である」という感じでした。そしてこんなクリスマスも「ええじゃないか」と思える作品でした。
主人公は、完璧にストーカーですよね!? 久しぶりに読み返してみた。 この頃調子が悪くて、あまり頭に入ってこない。やけん、詳しく感想はかけん。 とりあえず、何度も読み返したい
初めて読んだのが「夜は短し・・・」でした。この作品が原点なんですね。もう少し他の作品も読み進めたいです。しかし、多少は作者の実体験なのでしょう。
これだ、やっぱりこれが原点にして最強。 ストーカーしている事実を頑として認めない、Gキューブを送り・送り返される、クリスマスをわけのわからん騒ぎにする、かっけええええ! 森見さんの魅力がこれにぎっしり詰まってる。読みやすいかは別として。 中学二年生の頃に読んだ時はわくわくしたけど、主人公と同じ大学生になってもう一度読み返してみると彼の切なさがよく分かる。 薔薇色のキャンパスライフなんて夢、幻、桃源郷。
ラストに向かっての彼らの行動に、異様に期待値が上がりました。なんか、すごいハッピーエンドを想像して、実際の終わりには「うん、まあ、そうだよね。」と、ちょっと恥ずかしげに微笑んでみました。恋愛対象のいない若者にとって、クリスマスって怖ろしいものなんだね。ゴキブリキューブは「ヤメテ!」リアルに想像して身震いしました。
著者の経歴と主人公の環境があまりにも似ていたので、著者の自伝かと思って読み始めたのが失敗でした。これは恋愛小説だと思ったのも失敗です。主人公とそれを取り巻く友人、登場人物たちの変人っぷり、恋愛小説?犯罪?研究?ストーカー?事実?妄想?・・・「なんや、ファンタジー?」と気づいた瞬間に痛快になりました。リアルだと絶対に関わりたくない人物ですけど、小説だからこそ付き合える愛すべき変人達。ファンタジーの向こう側に恋愛小説がありました。もしかしたら自伝なのでしょうか。表現、文章が非常に面白かったです。
忙しかったこともありますが、なっかなか読み進まず苦戦しました。が!!『ええじゃないか』あたりにで一気にこの作品好きになっちゃいました。予想外のほわほわ切ないラストでした。個人的に『モダアン』ていうワードがお気に入り。彼氏いない時のクリスマス…分かる分かる。
初っ端から「読了したら必ずや体臭が人一倍濃くなっているはず」と言われて読むのをやめちゃおうかとも思いました(笑)読み終わってみて確かに男臭かったりゴキブリキューブに顔をしかめたりしたけれど、男子学生の青春の頭の中が見れたようでおもしろかったです。想像すると滑稽な男達でしたが、最後のええじゃないか騒動や水尾さんとの思い出やらでなんだかせつなくなりました。これも青春なんだなと。森見さんの、読み手もつっこみをいれたくなるようなこの文章、くせになります。
馬鹿な男達である。でも所々で共感できてしまうのである。軽妙な表現で一気に引き込まれるが、ストーリーは時々よく分からない部分もあり。「夜は短し」の方が洗練されていると感じた。それでもやはり男達の奮闘する様は面白い。
森見さんのデビュー作。不器用な男子たちが、クリスマスというアウェイの中、恋愛という幻想相手に一方的に戦いを挑む物語。…たぶんちょっと間違っている。クライマックスの「ええじゃないか」渦の中で主人公が叫ぶ「どうでもええわけがあるものか」に、ぐっと掴まれた。ひねくれた青春小説だな。好きな台詞は、飾磨の「これは俺のゴンドラ」。彼のどうしようもない誇りに拍手を贈りたい。
太陽の塔の
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ナイス!

































