さよなら渓谷

さよなら渓谷
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さよなら渓谷はどんな本ですか?

小説
吉田修一
図書館
ミステリー
★★★
ミステリ
2010

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さよなら渓谷の感想・レビュー(591)

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クロスオーバー作家:吉田修一氏。一度は読んでみたいと思い初めて手に取った(次は島田雅彦氏!)。確かに、ストーリー性も文章の美しさも両方楽しめる。この手の本は、例えるなら美味いラーメン。一気に最後まで読める。美味い、満足。そう、私はラーメンが好きだ!しかし、私は読書に「お菓子」を求めているんだな。漂う雰囲気。ちょっと余韻を残す。全くの私の好みの問題。悪人の映画を観てしまっていたので、それと同じ質感を感じた。幸せになってはいけないと生きるふたりと、それが他人事に思えない記者と。但しレイプ題材は嫌!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/06

途中で展開は読めてしまいましたが、最後まで一気に読んでしまいました。被害者だけでなく、加害者も苦しみ続ける。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/01

予期せず社会に受け入れられたことによって、罪の償いの場を失う尾崎。夫の屈折した感情のはけ口とされ、心身やすらぐ場を失うかなこ。それぞれを取り巻く斥力によって、引き合わざるを得なかった二人。歪の輪廻が切ない。外連味のない素直な構成で、尾崎とかなこ、二人を追う記者・渡辺の心理を辿りやすい。三者三様の悲しみや苦しみは、読了後も僕の心を捉えて離さない。そして、誰かと語り合いたくなる。事実は小説よりも奇なりというが、しかし、これほどの歪な関係の男女は現実にあるのだろうか。小説家のイマジネーションに驚嘆。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/01

吉田さんの本はさらりとした文章がとても読みやすくて好きです。幸せになってはいけない、姿を消したときは許したときという言葉が印象的でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/08

人の一生を狂わせるような出来事。一つの事件が過去の事件を呼び寄せていく。人を傷つけることは何年経っても償いきれるものでもなく、過ぎ去った時間が許してくれるものでもない。加害者だけでなく被害者までもが普通の幸せから遠ざかってしまうのは、人の心の狭さのせいなのか。でも・・・どこかで自分の過ちを悔い改めて暮らせる空間、そして被害者も幸せを得るチャンスを与えられたら、過去は消せないけど未来が生まれるのではないか・・・とも思ってしまった。人間の屈折した心情があらわになった作品だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/06

初吉田修一。文章が巧いですねぇ。作中に何度も出てくる「汗」の描写。登場人物の生々しい感情が、汗によってより克明に脳裏に浮かんでくる感じです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/29

レイプの被害者と加害者は、事件後何年経ってもお互いに受けた傷と悔恨の念を引きずって生きていかなければならないのか。日本人は罪を憎んで人を憎まず、なんていいますが、現実はそうではないですね。いつまで経っても過去の罪を暴こうとする、さもしい心根が強いようで、同じ日本人としては耐えられないです。もっとリセットすることに寛容になっても良いのではないかしら?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/21

一つの事件が一つの秘密を明らかにした。隣家で起きた幼児殺害事件。この事件がささやかに暮らしていた夫婦の秘密を奇しくも暴くことになり・・。若気の至りと一言ですませてしまうにはその代償はあまりにも大きい。だからこそ何で?と言いたい。ようやく見つけた幸せじゃないのか、と。例え法律的に罪を償ったとしても、一度犯してしまった罪が消える訳ではない。その事を痛感しました。再会できる日が来ることを願わずにはいられません。「悪人」の時も思いましたが、行き場のない絶望を描かせたら上手いなぁ。★★★★
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/13

文庫にて読了
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/13

自分の息子を手にかけてしった母親。この親子に焦点が当てられるお話しだと思いきや、その隣家に住む夫婦の切なく、苦しい秘密に、展開。被害者、加害者、関わる人達の苦悩や、救いを求めようと言う気持ちが痛いほど感じられる。結末では彼は彼女の決意に救われたのか?それとも違った苦しみを与えられたのか?また、渡辺に聞かれた問いに、何と答えたのか?読後に色々な想像をまくし立てられる、本だった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/09

テレビドラマの2時間スペシャルでも見てるような感じの小説だった。ぐいぐい最後まで読むことはできたけど、よんだあと何も残らない。伏線回収し切れてない感もあるし、人物描写も「悪人」ほどのリアリティないし、吉田修一の他の作品と比べちゃうとちょっといまいちかも。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/06

これも結構重い作品だったのですが、ラストがあっさりとしていて、それはそれで、印象に残る作品でした。 被害者に感情移入をしてしまうと許せない作品かもしれませんが・・評価の分かれる作品です。 吉田さんは、この本を読んでいると、ミステリーも十分書ける方だと思いました。話の展開が面白いです。 これからも追って行きたい作家さんの一人です。 シリアスな物語を読みたい時にお薦めで~す
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/03

母親が幼いこどもを殺した・・・という冒頭部分で胸が締め付けられるような嫌悪感が。読書欲を削がれ、しばらく放置していた。でも、最後までちゃんと読んで良かった。息が詰まるような過去、消えない罪、色んな重いものを投げかけられたけど、「なぁ、俺たち、あの子に何かしてあげられたんじゃないかな?」という尾崎の言葉が残る。隣家のこどもに対してだけじゃなくて・・・うまく言えないけど、きっとこれが一番言いたかったことなんだと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/31

ページ数は短いが、被害者と加害者の葛藤 が、とても心に残る作品でした。 事件が与えた傷跡は、双方共に消える事無く、 これからの人生を歩んでいかなければならない 事が辛すぎる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/29

他の人の感想を見て「そういえば幼児殺害事件は?」(確かにきっかけとして軽く使ってほしくはない題材だ)と思ったものの、読んでる間は途中から半分忘れていた程、15年前の事件と被害者・加害者のその後の方にひきこまれた。妻の正体は割と早い段階で気づいてしまったが、一体何故そんなことになったのかの経緯は、ふたりが徐々に行き場も希望も罪悪感からの逃げ場もなくし追い詰められていって、最後に残ったのはお互いしかいなかったことがよくわかる描き方をされてたと私は思う。悲しく異常な愛だけど、最後まで読んだら少し胸が熱くなった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/25

幼児殺人事件がきっかけとなり隣家夫婦関係に話が移る。作者の「悪人」とはまた違う種類の深さ・重さを感じました。被害者・加害者に一生つきまとう事件の傷跡。加害者に弁解の余地はないのものの幸せになる権利はないのか・・・?被害者に残る心の傷・それを踏みにじる周囲、なぜ守ってくれる人がいないのか・・・? 最後の妻の行動に夫は救われたんだなと感じました。(←ネタバレ自粛)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/21

ya!
冒頭のけだるい雰囲気の中で登場する夫婦、俊介とかなこ。妙に覚めていて何か投げやり気味の妻である気はした。隣家の母子家庭で起きた事件と任意事情聴取される母。そして徐々にあかされる夫婦の、夫婦と見えた男女の関係。かつてのレイプ事件。題材はものすごく重かった。被害者との再会、事件は被害者には勿論のこと加害者の人生までも変えてしまうのか、言いたかったのはその事だろうか。嫌、むしろ第三者のルポライターを通して俊介に聴いた質問、人間であるが故に誰もが前向きな気持ちを持っているはずじゃないか、だと僕は信じたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/14

怒涛の一気読み。集団レイプって、一対複数という構図がいじめと同じ。やったほうの罪の意識は分散され、被害者のほうは想像を絶する傷を負う。小林の「男ってどうして…」に共感しました。幼児殺しとの関連性が薄かったのがちょっと残念。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/14

気だるい感じがどうも馴染めず、思いっきり読み飛ばしてしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/08

なかなか陰鬱な話ですね~。考えさせられる話っていえば、まぁそうなんでしょうが。あんまり引きずりたくない読後感。

アマゾンでは辛口の評価。幸せになりたくない人はいない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/04

何だかなぁ。感想を書くのが難しい。読み終わった後に胸の中にしこりが残るような話だったなぁ・・。思っていたよりも重かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/02

悪人よりこっちの方が好き。

幸せな人が全然出てこないな〜。読みやすかったしあっという間に引き込まれて一気に読んでしまったけど、読んでいてあまり気持ちのいいお話ではなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/22

号泣! 2回目だけど・・・ 人のいるところで読んでたんだけど・・・ 号泣!!! 2回目だから、結末は知っている。 知っているけど、この気分を味わいたくて2回目。 でも、2回目だからさ、 この読んでなかった期間に その先まで書いてあったらいいのに・・・ と思ってしまっていた。 この結末で十分なんだけどね・・・ また、読もう。

幼児殺害事件の加害者の隣家の過去のお話。加害者と隣家の人々の話がリンクしていないので、事件の必要性が分からない。舞台設定を渓谷にした理由も謎だし、ラスト3ページのためだけにある小説だと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/06

ものの2~3時間で読み終わってしまった。いつの間にか内容に引き込まれてて、顔を歪めたまま読了→。救われないなぁ・・・幸せな登場人物がいないんですけど(汗)。&みなさんが言うように、幼児殺害のオハナシはどこへ行ってしまったのかしら?! でも、展開や内容は面白いです!吉田センセーらしい作品です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/03

★★★★☆

1日で読み終わりました。ひさしぶりに吉田修一さんの小説を読みましたが、あっという間に引き込まれて気がついたら読み終わってました。内容はもちろん違うのですが、なんとなく、東京湾景、悪人と空気の重さが通じるものがあるように感じました。加害者も被害者も本当に幸せにはなれないのでしょうか。2人のその後、考えずにはいられません。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/27

記者の幼児殺人事件の取材をきっかけに、その隣屋の夫婦の過去が徐々に暴かれていく。夫の過去を調べるうちに夫婦が、ある過酷な事件の加害者と被害者であることが明らかになっていく。誰もが漠然とだが将来を信じていた若い時期に起きた過酷な事件が、その後の人生を狂わせていく。事件をきっかけに妻が歩んだ転落の人生は悲惨だ……。奇妙な偶然が重なり二人は共に暮らすのだがそれは“一緒に不幸になるため”そして加害者である夫を“許さないため”の暗く歪んだ生活。最後に妻の失踪で許され、愛されていたことを知る。切なく悲しい物語……。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/24

主人公の生い立ちなどが次々とあからさまにされていく展開は吉田修一さんらしい、作風。主人公の心の移り変わり、学生時代に犯した罪と罰を背負いつつ生きて行く姿など、「悪人」や「パレード」と言った代表作と肩を並べる作品だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/18

『悪人』と作風が似ています。でも『悪人』とは少し違う複雑さがあるかな。被害者と加害者いつか幸せになってほしいものです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/07

【再読】週刊誌的なゴシップを書いても、純文学(と一般的に言われるもの)の体をなしているのは作者の筆力か、それとも真摯さゆえか。週刊新潮に連載されていたというのも面白い。本作は「覆い隠す/暴かれる」ことのモチーフが繰り返し書かれているが、その重層性は装幀にも見られる。それというのも本書のカバーは、森博嗣の諸作によく見られる、半透明のフィルムのようになっている。それを剥がすと、渓谷の写真を用いた、美しい表紙が現れる。その意匠を無視した文庫版より、是非このハードカバー版で読んでほしい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/06

思いもしなかった展開にびっくり。でも、確かに幼児殺害の件はどうなったんだろう?!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/03

うーん、ストーリー展開としては面白かったけれど、内容がレイプ被害者と加害者との救いようのない話で残酷に感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/01

6

何をやってもやらなくても、心理的に追い込まれていく状況...何だかなぁ...
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/28

実際に似たような事件はあったような気がするし、ジョディ・フォスター主演の映画「告発の行方」も近い内容。レイプの被害者であることは、女性の人生にとって重い、重過ぎる。かなこの場合、噂による被害、DVの被害まで受けてしまった。悲しくて仕方ない。結末を読者に委ねず、ちゃんと幸せにしてあげて欲しかった。そこが吉田さんの作品なのかもしれないが。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/22

ug
悪人に続き「・・・?」。抵抗無く読めるけど読後の満足感というか感想が無い。吉田修一にしては(吉田修一でなくても?)雄弁過ぎるのかな?

ラストが良かった。「悪人」書いた人だよな~そうだよなあ、という感想。話の筋と面白さはさておき好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/06

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さよなら渓谷の 評価:69 感想・レビュー:204
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