純情エレジー
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純情エレジーの感想・レビュー(279)
こういった官能小説どうやったら書けるんだろう!男目線のやつとか。でも、いやらしくなくどれもキラキラしてて素敵なお話だった。照たちの話が好き。
表紙に惹かれて借りた一冊。予想してたものとはちょっと違って、性描写多めの短編集でしたw男女の微妙な距離にドキドキ。ハッピーエンドではないけれど、それぞれの主人公の幸せを願ってしまう・・・。
前から気になっていた豊島ミホさん初読み。性描写がかなり多いけれど、不思議といやらしさと感じなく、心の渇きみたいなものを感じた。この人の文章が好きだな、と思いました。「スイカの秘密を知ってるメロン」タイトルも好きです。
豊島ミホ、前からすき。だけど今だかつてなかった、ストレートで執拗な性的表現にどきどきしてしまった。。相変わらず想像力をかきたてるような綺麗な描写をするこのかたです。『どうしてセックスと結婚以外に男の人とつながる方法はないんだろう』…どうしてだろうね?
性描写たっぷりなのに、どこかピュア。登場人物たちのピュアな部分を見つける度にキュンとします。本来、身体を重ねることは当然で純粋で直情なものなんだって改めて思った一冊です。
表紙の可愛さと、作者に惹かれて。あら、こんなお話だったのね(笑) 私はこの作家さんの書く、見たこと感じたことの描写がスゴイ好き。
性描写が多めで、官能的な趣が強い短編集。この作者の作品らしく、どうにも煮え切らない人たちが、それぞれの事情を抱えながらカラダの関係を求めていきます。もどかしい話が多いので、読後感が爽やかとはいえません。しかし、生々しい心理描写が何とも魅力的です。個人的には、「スイカの秘密を知ってるメロン」の主人公が、良くも悪くも素敵だと感じました。
タイトルにあるのだから、elegy だと知りつつ、予想を裏切る終わり方を期待してたりもした。
田舎が舞台の短編集。「十七歳スイッチ」には120円で!?っと驚き、読み進めました。全編エロいのはエロいんですが、なんか物足りないw それぞれいい物語なだけにちょっと残念。特に「春と光と君に届く」は切ないなぁ。一番好きかも。
著者は秋田出身ですか・・・。描かれている田舎の風景や言葉が東北を連想し、豊かな光景が広がった。情景描写の上手い人だ。「東京」には特別な存在感がある。短編集だが、話の傾向としてはどれもよく似ている。これらの主人公が純情なのかわからないけど、ある種の純真さは持っているような気がした。
「どうしてセックスと結婚以外に男の人とつながる方法はないんだろう」「わたしはいつしか、照を守るために、彼の身体を一生懸命に覆っていた」切ないセックスは何でも埋めてくれそうで実はそうじゃなくて、向こう側に行くためには他の何かが必要で。てっとりばやいから覚えちゃったらするしかないけど、心に触れられないもどかしさは消えてくれない。さみしい、ってすごく思った。
豊島さんの描く田舎の風景が好き。閉塞感を感じつつそこでしか生きられない人達や、そこから逃れたい人達。彼らが持つ純情さが切なくてやりきれない。
「上京すれば成功する」なんてのは幻想で、やっぱり人によって帰りたくて仕方がなくなったりもするのが現実なんだなぁ。むしろ幸せという意味では、『結晶』の久遠の言ったように、田舎で幻想を抱いているままがいいのかもしれない。 切ないの大好きな私には楽しめた。
豊島さん初読み。官能的な描写が多くて、読み終わるのに時間がかかってしまった。けど、思い返してみると全体的に「心」の部分の寂しさや切なさの印象が強かった。
収録されている7作のうち、早々に短篇3作まで読み進み、少し期間を置いてから、残りの4作を読了。表題作と同名の作品はありませんでしたが、全編に流れる“純情さ”が十分に感じられました。
表紙と中身がすごく合ってるような・・・。それしかすることないのってくらい肉体関係の描写が続くんだけど、そこから感じるのはえろさじゃなくて、なんだろ、蛇をなでてるみたいな感じ。無表情な蛇の乾いた冷たい鱗のイメージ。
官能から豊島さんに入ったので、楽しみすぎて読めませんでしたが、我慢できなくなりました。あまりに切ない話にもどかしさを感じました。身体は繋がっているのに心はどうなのだろう。とはがゆかったです。なのにどうしてこんなに「イイ」んだろう。切なくて苦しいのに、すぐに再読したくなる、大切な本になりました。
表紙に惹かれて手に取りました。内容は、エロい部分もあるけど、心を繋げる為にひたすら身体を求めるような切ない主人公達に胸がキュってなりました。
エロさというよりせつなさに読んでるこっちまで濡れそうです。うまくいかなくても振り切れない、人と人との関係にいろんな角度から光を当てている感じ。田舎のいやな感じを書かせたら本当にこの人はうまいですね。
電車の中で読んでると、少々困ってしまった。。。豊島さんは、女性視点、男性視点、地方からの目線など、いろいろなタイプの小説を書くなー。おもしろかった。
初豊島作品。「田舎」にいる焦燥感と、「都会」にいる時に感じる帰るべき場所。私にはあまりない感覚だけど、思うことは色々あり。全体的にゆるゆるだったので、今度は違う作品読んでみたい。
「田舎」と、「エロス」。その間の「叙情」。…東京育ちの京都在住。故郷に対して温度の低い思いしか抱けない私には、ちょっと遠い世界でした。私には出て行きたい場所も、帰りたい場所もない、という点においては、作中の登場人物たちは少し眩しい。…しかし、なんかちょっと振り切りが足りない印象。
心と身体はどうつながっているんだろう?そんな印象を受けました。登場する誰もが心に鬱屈を抱えたまま、それをいろいろなカタチで発散させている、かといって暑苦しいわけではなく、どこかしっとりとした感じでした。
基本、大人になってしまったがゆえの切なさ満載な短編集だった。
帯についてたコピー(「どうしてセックスと結婚以外に男の人とつながる方法はないんだろう。」)に惹かれた。ほんとにそうよねぇ…。
純情エレジーの
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感想・レビュー:97件














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