暴雪圏
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暴雪圏の感想・レビュー(321)
話自体は面白かったですが、彼岸荒れに偶々犯罪が重なって、こういった事件が起こったと言うのは、ちょっとやりすぎ感があります。強盗の話と不倫の話だけでよかったんじゃないかと。
物語前半は数人の人間のストーリーが展開していき、物語終盤に向かって収束していくという在りがちな構成ですが、それぞれの話には惹きつけられる。 事件を追う警察小説というよりは、起きている事件に対して警官がそれぞれの立場で事態をどう収拾させていくかという感じのお話。 どちらかと言うと、天災による猛威とそれに翻弄される人々の姿を愉しむ作品だと思います。
この大自然の猛威の前に、自分たちはあまりにも無力だー。駐在警官・川久保篤シリーズ第2弾♪とにかく雪の凄さがビシビシ伝わってくるよぅな作品で、寒さを体感しながら布団の中でぬくぬく読書(笑)。暴風雪が様々な人の運命の歯車をちょこっとずつ狂わせていく様子が描かれるのですが、冒頭の三本ナラの遭難事件のお話から惹きこまれ人質たちが自分の役割をしっかり果たしていく姿に感動(*^-^*)!!特にビーフシチューを薦める場面が好き~!!事件後の各人を想像するのも楽しい。気になるのは西田。事務所に間に合ったかな~?♣3.8点
主人公のお巡りさんは狂言回しってところでしょうか。名前が似た登場人物がいて、しばらく混同しながら読んでしまった…。ラストは作者的には緊迫のクライマックス!なんだと思いますが、ちょっと現実味なし…。
北海道の小さな町を暴風雪が襲ったその日、それぞれに何かから逃げ出そうとしている人たちが、嵐に翻弄されながら小さなペンションへと集まっていく。そんな今にも何かが始まりそうな切迫した雰囲気を、猛威を振るう嵐が否応なしに盛り上げ、緊迫感は抜群。それぞれの事件が交差していく様子も興味深く、ハラハラしながらページをめくらされた。ただ、ペンションに集まって以降があっさりめで、事件の絡み合いも期待したほどではなかったところが、やや残念。これ以上ないぐらいに引き付けられただけに、余計にそう感じてしまったのではあるが…。
かなり登場人物の多い作品だが、あまり気にはならない展開。北海道に土地勘がないと、どのあたりなのかがわからないのが難点か。多くの人間の事情が複雑に絡み合った佐々木譲らしい展開である。結構、読みごたえがあり、一気に読んだ作品。しかし、ラストはあっけなく終わってしまったが、かなり他の登場人物の今後が気になる結末ですね。
いや~爆弾低気圧ねえ・・・本当に怖いですよ。雪の描写やそれに翻弄される人たちの姿がリアルで読んでて寒くなりました。ああ、夏に読んでおけばよかった。ペンションに人が集まってくる様子は面白かったんだけど、そこからはちょっとありがちな展開だったかな。でも一気に読めました。あの暴力的な雪の力。自然の前では本当に人間などちっぽけな存在なのだなあと実感します。
雪国の吹雪の描写が凄い。しつこいぐらいに目に浮かんできて恐ろしくなりました。猛暑の中、読んでいたのに涼しくなった気がします・・・。
話がいろいろと広がっていきながら最後をまとめるのはすごいです。ぐいぐいと引っ張られて読んじゃった。ただラストがもう終わり?って気分に。ラストまで結構なボリュームで話が進んでいたこととのギャップなのかしら。
吹雪の凄さはよく伝わってくるんですけど・・・。大勢の登場人物それぞれについて広く浅く背景説明をしているのだけれど、必ずしもこれらが伏線にならず散漫な印象のまま終わってしまうのがとても残念。他の小説での佐々木さんとは全く別人のようで本作品はお勧めしません。
吹雪のやってくるなか同時に多発している事件が川久保の周りをぐるぐると回っていて早く気付けとはらはらしながら読んでいたのですが、あの猛吹雪を前にして私は到底北海道では暮らせないなぁと溜息。雪が・・・、雪が深すぎる・・・・・。自然の恐怖と冬の寒さを感じる一作でした。北海道での差し入れがカツ丼でなく豚丼というところにも衝撃を受けました。なるほどね~!
登場人物が多いなぁと思ったけど、途中からは気になりませんでした。警察小説って読んだことなかったけど、これは面白かったです。さすが、直木賞作家!吹雪の描写はとってもリアル。「100年に一度」と言われた数年前の吹雪を思い出しました。
川久保巡査の活躍がもう少し見たかったなあ・・・。でも,この暴風雪の中では,いかに誠実な彼であろうとどうしようもないか・・・。それにしても,スゴイ吹雪ですね。人間の思惑なんて全部吹っ飛ばされてしまう。やはり今回の主役は,タイトルの通り,暴風雪なのでしょう。最後までどきどき目が離せませんでした。
最初はなかなかペースが上がらなかったけど、最後の100ページ位は盛り上がって、サクサクっと読み進む事が出来ました!読んでる感じとしては、奥田英郎の最悪と同じような登場人物の群像劇という感じで面白かったです!!最後に駐在警官がどう治めるのかと思ったら、アララそこまでしちゃうの?という感じはしましたが、十分読みごたえのあるお話でした♪
baribariquestion
僕も奥田英朗の最悪を思い浮かべながら読みました。で、終わりが最悪なカンジでなかったので、よかったなとも思ったし、物足りないなとも思ったし、でも、読んでいた時間は楽しめたので、とにかくよかったなと思いました。
ナイス!
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01/03 22:59
僕も奥田英朗の最悪を思い浮かべながら読みました。で、終わりが最悪なカンジでなかったので、よかったなとも思ったし、物足りないなとも思ったし、でも、読んでいた時間は楽しめたので、とにかくよかったなと思いました。
ナイス!
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01/03 22:59
彼岸荒れと呼ばれる暴風雪が北海道東部が襲来した日、帯広近郊の小さな町志茂別駐在所の川久保篤巡査部長を中心に、様々な事情を抱えた人々が猛吹雪に閉じ込められ翻弄されるさまが描かれます
世界には吹雪が、人の心には通り魔が。悲劇ってタイミングが合うだけで誰にも起こりうるものなのだと思った。やや盛り上がりに欠けるラストだったけれど、意外とノンストップで楽しめた。
爆弾低気圧の暴風雪のため帯広近郊の小さなペンションに閉じ込められた人たち。その中に凶悪事件を起こして逃げている犯人が紛れ込み・・・。「制服捜査」の川久保巡査シリーズ第2弾だが、今回はどちらかと言うと脇役です。
「大自然」の驚異の前には、人間の欲望などちっぽけな物。川久保巡査は今回は完全なバイプレーヤーで、あくまで「彼岸荒れ」が主役。
北海道の大雪の中いくつかの事件が閉ざされた雪の中で一つに繋がっていくのが見事!いつもながら佐々木さんはこういうの上手いな~。北海道に住んでいるからこそわかる大雪の前での人間の無力。その閉ざされた世界だからこその暴走なんだろうな~。でも、最後美味しいところを主人公が持っていきますね♪
川久保巡査シリーズ第2弾、というよりある吹雪の一夜の物語、という感じ。第3弾では、川久保巡査がもっと話の中心にくるようにしてほしいです。
雪に車が埋まって、見ず知らずの人に助けてもらった経験のある私にとって笹原は恐ろしかったです。女の力じゃ二速にしようと脱出は無理なんです。天災と人間の恐ろしさがよく描かれていました。
非常にサスペンスフルで面白かったです。吹雪のペンションに様々な境遇の人々が集まって……という話なのですが、主人公である川久保篤のポジションが定形からはちょっと外しているのが興味深いなあ、と思いました。あまり踏み込まずにさっぱりと終わってしまうので物足りない向きもありそうですが、ちゃんとほとんどのエピソードに決着が付いているので、個人的にはこれくらいあっさりとしているのもいいかな。
川久保篤巡査部長とペンショングリーンルーフとはえらく離れているのです。雪で道路が途絶して、暴風で道を歩くこともできないのです。だから、大部分は、グリーンルーフに入るまで、グリーンルーフ中でのやりとりばかりです。犯罪者だったり、心がけの悪い男女だったりで、同情したり、感情移入できる相手ではありません。何度も途中で本を放り出して、読み続ける気が消えました。最後、川久保篤巡査部長たったひとりでの逮捕、ここがカタルシスです。この気持ちよさを求めて、ずっと辛抱して読み続けました。
雪国育ちでない私にも、ほんの少し先も見えないような暴風雪の厳しさがどんなものかを教えられます。雪の描写が臨場感と緊迫感を盛り上げ、多くの登場人物が一点に集約していくのはとても面白かったです。その分ペンションに入ってからが、ややあっさりしすぎ?立てこもりの緊迫感が外の暴風雪の迫力に負けてしまうのは、やはり天災の恐ろしさにはかなわないということでしょうか。でも厚い本ですが一気に読んでしまう面白さでした。
様様な背景を持った登場人物たちが、ペンションに集まっていく展開が丁寧に描かれ物語を面白くしていました。彼らのその後が気になります。
登場人物が多くて途中、読み返さないと誰が誰だか解らなくなった(頭悪すぎです)。この登場人物がどこかしら絡み合っていて、面白かった。小説ならではの関係だね。実際、田舎だからってこんなに絡み合ってることはないと思うから。こんな終わり方?後が気になるじゃないか!!って終わり方だったので、色々と想像できるかな。
暴雪圏の
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感想・レビュー:104件











































