警官の血 下巻

警官の血 下巻
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警官の血 下巻の感想・レビュー(487)

RIN
警官三代。代を重ねるごとに、「血」も濃くなっていく気がする。清二と民雄は「警官小説」だったが、下巻の和也の章では「警察小説」になってきたというスタイルだが、実際のところ、これは、「警官の倫理観、正義漢を問い直す」というテーマの小説なんだろう。三代それぞれ世相の影響を強烈に受けているし、おそらく犯罪の種類も軽重も時代によって左右されるということなのだろう。「警官は境界線上に立っている」という和也の言葉に納得。読ませる小説だった。続編『警官の条件』は期待に応えてくれるかな?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

正義と犯罪の濃厚な狭間で活動する警官は何をよりどころとすればよいのか。警察という巨大な官僚組織の見えざる暗部はより闇が深い。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/08

戦後から現代まで、父子3代のまさに大河小説。ドラマを先に見ていたので、民雄=あまり好きではない吉岡秀隆、和也=伊藤英明、加賀谷=佐藤浩市で読んだ。加賀谷との件が最後あっけなく感じた。恋人だった由香は、ドラマでは尻軽女に思えたが、原作でもイマイチよくわからなかった。青臭い若者より、意味ありげな中年に魅かれたってことなのか? 民雄は繊細だったが、和也はだいぶしたたかになっている。早瀬のことをもうちょっと知りたかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/02

決して身綺麗な話ではなかった。人間としての倫理の限界は、時に矛盾を生む。下巻での正義は法の下でさえひどく儚げで危うかった。思い返すと、上巻から矛盾した事柄を少しずつ積み上げ、自然に頭の中でその疑問に行き着くような工夫が凝らされているのだと気付いてすごいと感嘆してしまいました。ただ、最後の最後で結論を言ってしまったことでありふれた警察小説の一つにしてしまったようにも感じます。最後までどこか小汚いままで終わっていれば、さらに印象はよくなっていたのに。続刊もこれから読むので楽しみです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/23

上巻を読み終わってから下巻を一気に読破!発端の事件の犯人やあらましは、民雄の項でだいたいわかってしまったけれど、ページを繰る手は止まらなかった。この物語は、事件で、というよりは、親子三代の警官という生き方で最後までちゃんと読ませてくれたと思う。同じ警官という職業も三代でそれぞれ仕事内容も違うので、飽きることなく引き込まれた。おもしろかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/19

最後に都合よくお話をまとめあげた感があり、残念。対面シーンも物足りない。作品全般は楽しめました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/29

2代目~3代目・・・テンポ良かったですね。 下巻はあっという間に読破しました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/09

戦後の動乱から安保闘争、そして平成へ。 長編ですがあっと言う間に読める。どの世代も面白いですが日本が人も時代も熱い2代目が興味深いでしょうか。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/08

面白かった。ミステリとしての大筋は物足りないけれど、細かい展開にはいちいちどきどきさせられた。潜入捜査もの大好きなので楽しかったし、何より人物描写がすごくよくできてる。人間というか男というか、警官としての葛藤は見ていて切なく、とっても読み応えがあった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/30

重いかと思いきやそんなことは全くなく、グイグイ引き込まれて一気読み!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/27

2代目の警察官である民雄の警察官人生が一番不幸というか、自分の希望していたような人生を送れたのはほんの少しで警官人生の大部分を組織に振り回されたようで少し切なかった。和也の代になると事件や警察組織もいかにも現代的だなという印象。警察官にとっての正義とは何かを問うているような終盤だった。1代目の清二の事件の謎解きがメインというよりも親子3代にわたってその時代の世相を上手く盛り込んだまさに大河小説だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/25

祖父から孫まで、3代に渡って一つの事件を巡って…。いやしかし最後はこれいかがかな。ただのホモ殺人じゃろ。まあそれなりに面白かったが。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/22

面白かった!3代続く警官の血。それぞれの生き様が濃いこと…犯人が明かされた所でスッキリできるような結末ではないけど、安城家にとっては一区切りついただろう。 和也が一皮剥けて、"白でも黒でもない境目の上に立つ警官"になった事で、続編「警官の条件」を読んでみたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/17

和也編(こうやって書くと別の漫画みたいですね)はほとんど覚えてなくて逆に驚きました。清二の時代の事件の印象が強すぎて、それ以外は抜けてしまった感じです。次の「警官の条件」は加賀谷との話なんですね。色々思い出せたのでやっぱり再読しておいて良かったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/27

圧巻。ミステリ要素はおまけレベルで人物や時代の描き込みが凄い。流れがとても自然で読み終わってこんなに時間が流れたのかと思うほど。三代に渡り時代に翻弄されながらも受け継がれた強さのような物が最後の和也に見えてとても清々しかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/18

原因となった事件は単純だったけど、話としては面白かった。一番流れに翻弄され、真実に打ちのめされた2代目が可哀想だった。3代目は痛々しい。作者の別の作品も読んでみたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/22

一代目の話は普通、三代目いまいち。この小説は二代目民雄の話が素晴らしい。公安という設定もよいし、壊れていくなか妻となる女性と結ばれていくくだりもすごく好きだ。その後急転してより壊れたり少し戻ったりしながらあのラスト。一番この作者の文体にあったストーリーだと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/18

三代にわたる事件の結末は少し物足りなさを感じた。最後に和也が笛を持っていることが、父親たちの警官としての信念を受け継いでいるようで希望が持てる。民雄の世代が一番面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/06

★★★★☆・民雄、悪くない。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/01

下巻に入ってからは一気読み。「この残りページ数でほんとに風呂敷畳めるのか?」と心配になるほどの充実した内容。もう一冊増えてもいいから、三代目パートをじっくり読みたかったかな。三代にわたる谷中の人々との交流が心に残った。結局、正しい事をしたければ偉くなるしかないのね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/23

上・下巻とおしての重い雰囲気を『苦手・・>_<』と感じながらも、どんどん惹きこまれてしまいました ^^; 最後に『事件』のパズルは埋まっても割り切れなさが残りましたが、それでさらに印象深くなったかも。手放しで楽しめる終わり方でないところがリアルというか・・・
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 02/08
はる
ドラマはみていないのですが、加賀谷刑事に佐藤浩市さんってイメージぴったりかも!!
ナイス!ナイス! - 02/09 00:53


終戦直後から現代まで三代にわたる警官のそれぞれの人生とその指標について、丁寧に描かれています。 私は戦争も学生運動も知らない世代の為か、三代目となる和也の生き方や価値観に共感が持てた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/27

お話というより、生身の人間のように感じられた。早瀬の人生についてはもう少し読んでみたいかも。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/06

上下で800ページぐらいあるので長編が好きな人にはお勧めします。 文章も癖がないのでサクサク読めます。 下巻では犯人が分かりますが、これは誰でも分かるぐらい簡単です。 本格を期待しているとダメですが、三代に続く物語なので時代を感じれる物語です。 個人的点数は78点
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/26

上下巻に渡る長編な訳ですが、中盤も終盤も飽きさせられません。読み応えのある本とはこういう本だと断言できる一冊です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/22

上巻の感想に「その中を生きてきた人々の心の傷が描かれており」と書いた。下巻では登場人物たちの心の傷が次々と明らかにされ、読んでいて切なくなる。昭和から平成への時代の流れ、それに伴う生活の変化、犯罪の変化を描きつつ、筆者は組織と個人という問題、クロとシロの境界線上を綱渡りする警察官達の苦悩を読者に突きつけてくる。◆天王寺駐在所勤務となった民雄は妻と二人の子どもとともに駐在所に引っ越してくる。民雄の父・清二を知っている町の人々は民雄を歓迎してくれる。人々との会話で、父の死に関する疑問が民雄の胸に蘇ってくる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(5) - 11/13
藤枝梅安
自分が理想としている警察官に近づけないのでは、という思いを抱きながら、和也は任務をこなす。人に裏切られ、裏切ることの辛さを押し殺しつつ、任務を続ける。父が祖父の死の真相を探っていたことを知った和也は父が見たと同じ写真を見せられる。父の元同僚・早瀬は、引退し養護施設に入っている。そこを尋ねた和也は、祖父の死の真相や父の隠された過去を教えられ呆然とする。しかし、そこで和也は警察官としての判断の基準を教えられる。自分が初任時代に監視した犯罪ギリギリの捜査方法を自分もいつしかとるようになっている。
ナイス!ナイス! - 11/13 11:33

藤枝梅安
和也はそれでも後悔はしない。  自分の中に流れている「警官の血」に正直に任務を果たすのみ。
ナイス!ナイス! - 11/13 11:34


★★★★☆ 9 警察小説としては非常にスケールが大きく、まさに大河小説といえる。それぞれの時代はリアリティがあり、父子の生き方には正義が貫かれていた。ミステリーとしては分かりやすぎる犯人だが、圧倒的なストーリーティングで読ませる一冊でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/10

民雄の任務にハラハラどきどき。 下巻も、次から次へと起こってくる犯罪に頭が行ったり来たりしながら、清二や民雄、和也の生き方が見えてきた気がした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(1) - 09/20
ちょん
内容(「BOOK」データベースより) 過激派潜入の任務を果たした民雄は、念願の制服警官となる。勤務は、父と同じ谷中の天王寺駐在所。折にふれ、胸に浮かんでくる父の死の謎。迷宮入りになった二つの事件。遺されたのは、十冊の手帳と、錆びの浮いたホイッスル。真相を掴みかけた民雄に、銃口が向けられる…。殉職、二階級特進。そして、三代目警視庁警察官、和也もまた特命を受ける。
ナイス!ナイス! - 01/23 13:36


話のキーとなる人物は、上巻の早いうちから見当がついてしまいました。ですが、これは犯人探しのミステリーというよりも、警察小説として、そして志を受け継いでいく警官の血の物語としての力が強いので、そんなに気にならずに読めました。お話は民雄から和也へと移ります。和也で少々失速してしまったものの、警察という大きな組織に翻弄された3代の人生は、楽しく一気に読めました。孫の和也は、祖父から父、そして自分へと受け継いだホイッスルをいつも胸にかけ、組織の中で強かに生きていくのでしょう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/08

結末がちと残念。。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/08

下巻読了。親子三代で追いかけた謎の事件も真相にたどりついた。読み終わると初代の真っ直ぐさが眩しい。しかし生きていくためには三代目のやり方が正当性なのだろう。複雑。話として好きなのは二代目。時代に翻弄され板挟みにされて精神を引き裂かれ、しかし短い生の中には平穏も幸福もあったというドラマ性が素敵だ。時代の熱さや危うさが伝わる細かい書きこみもよかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/31

清二、民雄の無念を和也がどう晴らすのか、気になって一気読み。面白かったが和也の章は若干拍子抜けしました。結局、職務にどこまでも忠実たらんとすれば人間としての幸福は手に入らないのか・・・?そういう意味で哀しみが残った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/21

じっくり丁寧にコトコト煮込んできた具材を、見事にしめるひとふりの塩。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/11

父子3代に渡る警察官家計を描いた大河小説。佐々木譲の作品は時代物を二つ読んだだけで、それほど印象に残らなかったのですが、これは面白くて驚きました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/09

下巻も一気読みでした!過酷な経験だったにせよ、すべてを戦争のせいにした早瀬はやっぱり卑怯だ。早瀬の息子に脅しをかけた和也に爽快感。ふてぶてしさと清二のホイッスルがあれば、彼は精神を病むことはないだろうと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/05

634
上巻から一気に下巻を読了。面白かったが三代目の恋人との話が・・・・。もっと濃く書くか、ほとんど書かないかの方が良いかな。個人的に恋人との関係をもっと濃く書いてドロドロになり立派な悪徳警官になるって話も良いかなって言うか、そう予想したけど。少し違いました。残念。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/18

父子3代の警官人生を辿ってゆくうちに道警シリーズにも通じる捜査上の問題やキャリアの問題、市井の安全な暮らしを守ることより組織を守ることに汲々とする警察の姿等が浮き彫りになってゆく。いつものパターンといえばいつものパターンなのだけど父子代々の物語となっていて目新しくたのしめた。そして。2代目が少々気の毒であった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/02

初代は日本警察創世記の赴き、二代目は赤軍派侵入(これが一番緊迫感があった)その後の精神破綻、三代目で失速したなあ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/01

概ね犯人は目星がついていたけど、二代目、三代目と「たくましさ」(正義を実現する方法)を身に付けていく。一気読み。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

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警官の血 下巻の 評価:52 感想・レビュー:127
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